2008年03月22日

4分間のピアニスト

またまた凄いドイツ映画に出会ったなって感じです。
昨年、出会ったドイツ映画といえば「善き人のためのソナタ」でした。
ドイツ映画って、内から溢れ出てくるものを、何かにぶつけるような感じがします。
タイトルのように、ラストの4分間のピアノ演奏が圧巻で、体の芯をガ〜ンと打たれような感じ
でした。

主人公の暴力的な態度には、気持ちが付いてゆけない部分もあったけど、ラストの彼女の演奏に圧倒されてしまい・・・
もう細かい事なんて、どうでもよくなっちゃって・・・
ワタシの中では、”終わり良ければ、すべて良し”という言葉の通りになっちゃた映画です。

ピアノ教師として女性刑務所にやってきたクリューガー。
そこで、ある天才ピアニストのジェニーと出会います。
ジェニーは暴力的な問題児でしたが、ピアノの類まれなる才能を花開かせることが、
残り少ない自分の人生の使命だと考え、レッスンを始める。

クラシックの名曲もよかったけど、ジャズやロックなどのテイストをくみ入れたアレンジ曲の方が、ワタシ的には好みでした。

ピアノ教師のクリューガーは、正統なクラシックのピアノを愛し、
生徒のジェニーは、感情のままに弾くピアノを愛し、
最後まで、お互い譲らず、解け合う事もなく、ただぶつかるだけ・・・

でも、ラストの演奏で、お互いを認め合い、尊敬の念を持ったと思う。
お互いの深い傷を乗り越えられたような幸せな表情が印象的でした。
ラストのジェニーのお辞儀には「あぁ〜やられたな」って思いました。
まさに、心臓にパン!って感じです。

ストーリーは、ギスギスしてるので、肌に合わない方もいるだろうとは思います。
でも、心にダイレクトに響く、力強い映画でした。
絶賛される方も多いでしょう。
こんな作品を作れるドイツ映画が、羨ましい。



この記事へのコメント
これは見ねば☆

ドイツはすごい!!
Posted by sinamonsinamon at 2008年03月22日 07:12
sinamonさん、是非どうぞ!
Posted by サラサラ at 2008年03月22日 21:10