2008年07月06日

告発のとき


「クラッシュ」のポール・ハギス監督の最新作です。
もともと脚本家として有名なハギス。
今回の脚本も彼によるものです。
「ミリオンダラー・ベイビー」「硫黄島からの手紙」「007/カジノロワイヤル」
これだけ挙げても、脚本家としての彼は、すばらしいです。

主人公は、元軍人だったハンク(トミー・リー・ジョーンズ)
ある日、イラク戦争から帰還したばかりの息子が、失踪したという連絡が入る。
軍人一家に育った息子に限って、そんな事はありえないと思ったハンクは、息子を探しはじめる。
その矢先に、マイクが焼死体で発見され、地元の女刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)と共に、事件の真相を追う事になるのだが・・・

この映画は、2003年、イラク戦争が加熱していた当時に、米プレイボーイ誌に掲載された実話を元に作られたそうです。
でも、映画はイラク戦争そのものを批判しているのではなくて、戦争というものが、
人間の心に及ぼす深い傷や、闇の部分を描いてました。
戦争を体験して、変わってしまった息子を知る事になる父。
戦争に行く前の息子とは、全く別人になってしまった息子を受け入れる悲しみは、
見てて辛いものでした。

難を言わせてもらうと、ストーリーの焦点がわかりにくく、見終わっても、
強いインパクトは残らなかったです。
作品全体を通して、感じとらないといけない映画でした。

罪を犯した者たちも、同様に戦争で傷ついて、まともではなく、
たまたま、その時は、殺す側にいただけ・・・
そんな事を、ふと思いました。
娯楽性のある作品ではないのですが、演技派キャストの熱演を堪能出来るので、
満足感は残ると思います。
それにしても、シャーリーズ・セロンが、控え目で静かな演技なんだけど・・・
上手くなったなぁ〜と感心しました。



この記事へのコメント
ボンジュール ( ̄∠  ̄ )ノ

これ見てみたかったですけどね(´ー`)y━~~
なんかこの種類の映画は
当たり外れが多いからなあ( ̄Δ ̄;)
ちょっとテーマが重いかなあと思ったけど
やっぱりか( ´△`)アァ-
トミー・リー・ジョーンズ好きなんですけどね
日本ではコーヒーオヤジだけど(笑)
Posted by もんて・くりすと at 2008年07月06日 23:09
もんて・くりすとさんへ>>>

こんばんは^^
テーマが、日本人には、ピンとこないものでした。
想像の範囲でしかないものね。
コーヒーオヤジさんは、さすがの演技でしたヨ!
Posted by サラ at 2008年07月07日 22:03
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