2007年04月19日
東京タワー
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」このタイトル、実に上手いです。
映画の中に描かれている世界が、まさにタイトルの通りなのです。
いい映画でした。
ラストに言う言葉を、先に言っちゃいます。
「オススメします」
ワタシは原作も知らないし、ドラマも見てないんです。
悪く言っちゃえば、本は読まないし、テレビも見ない人で・・・
仕事をして、映画を見て、レビューを書くだけで、手一杯の人生(笑)
タイトルつけたら、
「ワタシの人生、仕事と映画と、時々、その他」
だから、こんなに有名なお話なのに、映画を見て知った次第。
だから、純粋に映画だけの感想です。
ボクが生まれて、オカンを看取るまでの長い年月を、凝縮して、共有させてもらった感じでした。
映画は、30年あまりに及ぶ長い物語を、描く為に、大変工夫してたと思います。
過去と現在を、行ったり来たりする構成にしてましたが、樹木希林と内田也哉子という、本物親子を起用してくれてたので、拒絶反応がなかったですね。
すんなり、行ったり来たりできました。
やっぱ声も似てるし、面差しが似てます。
そして、その繋げ方も上手かったですね。
監督は、松岡錠司。
「さようならクロ」を撮られてます。
妻夫木主演の映画で、心情表現が丁寧。犬のクロも可愛くて好きな映画です。
わざと盛り上げたりしない演出も好きでした。
今回の東京タワーも、泣かせようとか、そんな演出をされてなくて、淡々と描かれてます。
時は昭和、にぎわう筑豊の炭坑町での少年時代を、丁寧に描いてました。
炭坑町のセットは、東北にある鉱山の跡に広がる家並に、手を加えて造り込んだらしいです。
よく出来てました。
ボクは、寂れた町を出て行く為、大分の美術学校へ進学。
実は、去年、大分に住む友人から
「オダギリジョーがロケに来るというガサネタがあるんやけど、どうなん?」と聞かれたんです。
そんで「リリーフランキーは、大分の緑ケ丘高校の美術科出身だから、ありかもね」
と言ったら、スゴクおどろいてました。
大分の地元の方も、知らない人、多いんでしょうね。
映画を見たら、中・高時代は「花より男子」で、つくしの弟役の子が、やってたから、オダギリが行くはずもなく、やっぱガサネタでした(笑)
高校のシーンもありましたが、緑ケ丘の女子の制服が違ってました。襟は水色だったと思います。
大分と言うより、九州には上陸しなかったようですね。
つくしの弟だったので、いつ「おねえちゃん!」と叫ぶか、不安でした(笑)
ホクロは付けてたけど、あの甲高い声は、やっぱ合わなかったですね。
オダギリジョーに繋がりません。彼はミスキャストだったかな〜
あと、ついでに言わせてもらうと、松たか子の髪形もいけません。
宮崎あおいちゃんだって、ソバージュにしてたのに、時代が反映されてませんでした。
だから、浮いて見えちゃいました。
オダギリジョーは、ヨカッタですよ。
「普通の男も、いいやん!」と、思いました。
ワタシ的には、こんな彼をもっと見たいですね。
樹木さんは、すばらしかったです。
オーバーな演技を、押さえてくれてましたし、ボソッと言う一言には、味がありました。
子供から見た親への愛情は、自分の年齢と共に変わってゆくと思うのです。
視野が広がり、客観的に見れるようになるから・・・
ましてや、離れて暮らしたら、当たり前の事が、有り難い事だと気付かせてくれます。
でも、親から子供への愛情は、生まれた時からずっと変わらないものだと思うのです。
それは、一緒にいても、離れていても、ずっと変わらないものです。
この映画のボクにとって流れてゆく時間に、自分の今までの時間が寄り添ってしまいました。
男性の方には、直球ド真ん中に入るかもしれませんね。
忘れていた、あの時の気持ちが、ストーリーのどこかで、見つかると思います。
めまぐるしく変わる東京の街で、夜になったら存在感を放つ東京タワーの美しさ。
変わらずに、そこに佇む東京のシンボル、東京という街のオカン。
Posted by サラ at 22:13│Comments(4)
│★公開中の映画★
この記事へのコメント
この映画、ぜひ見てみたいですね!
今度時間があるときに見に行ってきます
今度時間があるときに見に行ってきます
Posted by じゃんぐる編集長 at 2007年04月19日 22:29
編集長さんへ>>>
はじめまして!いつもお世話になっております!
映画館、大入りのようですね。
いい映画がヒットしてくれると、うれしいですね。
はじめまして!いつもお世話になっております!
映画館、大入りのようですね。
いい映画がヒットしてくれると、うれしいですね。
Posted by サラ at 2007年04月20日 21:28
ホッとして安心出来て 満足もあるけど 何故か少し寂しい
そんな心の落ち着き方をさせる映画なんでしょうね
今回は ナレーションの様な終わり方でしたね
素敵でしたよー
そんな心の落ち着き方をさせる映画なんでしょうね
今回は ナレーションの様な終わり方でしたね
素敵でしたよー
Posted by 長十郎 at 2007年04月20日 23:14
長十郎さんへ>>>
お久しぶりです!
以前も、アドバイス頂きありがとうございました。
実は、最後のオチは相当~考えました(笑)
あ~でも、ホッとしました~
お久しぶりです!
以前も、アドバイス頂きありがとうございました。
実は、最後のオチは相当~考えました(笑)
あ~でも、ホッとしました~
Posted by サラ at 2007年04月21日 22:27

