2007年04月30日

ハンニバル・ライジング

「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー監督の最新作。
注目すべきは、原作者のトマス・ハリス自身が、この映画の脚本を書いている事だと思います。

映画は、ハンニバル・レクター「誕生」の謎を明らかにしてくれてます。
どうして「人喰いハンニバル」になったのか?
その理由は、悲惨で、堪え難い事実でした。
ワタシもショックでしたね。
映画の中で
「幼い少年のハンニバルが、あの雪の中で倒れてしまった時に、すでに死んでしまい、それからの彼は、モンスターになった」
この言葉の通りだと思います。


青年になったハンニバルは、施設を脱出して、パリに住む叔父を尋ねます。
でも、叔父は1年前に他界し、残っていたのは、妻のレディ・ムラサキでした。
コン・リーが演じてるんですが、広島の原爆で肉親を失った日本人の女性役です。
ここで、ハンニバルは日本文化?に感化されるんですが・・・
意外な展開で、チョット驚きでした。
鎧に向かって、お祈りしたりとか、しないんだけど・・・
あんな能面みたいなのを、部屋にぶら下げたり、しないんだけど・・・
剣道の素振りだけは、まともか・・・
不満だらけでしたが、まあ日本もどきの文化です。
そして、日本刀を使って、人を殺すのです。
切れ味、バツグンでした。あんなにスパッと、いっちゃうのかな?

決定的なシーンは、返り血を浴びたりするシーンで表現されてましたが、やっぱグロかったです。
見終った後は、お腹も空いてたのも手伝ってか、ゲロゲロでした(笑)
グロ系がダメな方には、オススメ出来ないですね。

「羊たちの沈黙」に繋がっていると思ったら、疑問も残るし、力不足と思いますが、一つの映画として見たら、楽しめると思います。
なんせ、「羊たちの沈黙」は完璧な映画ですから・・・
「レクター誕生のお話」という単体で、見られる事をオススメします。

後半は、ほとんど、妹のミーシャを殺した兵士たちを殺してゆく復讐劇でした。
1人、2人と、殺されてゆくのを見るしかありません。
ハンニバルを演じたギャスパー・ウリエルの美しさだけで、何とか鑑賞出来ました(笑)
彼は「かげろう」や「ロング・エンゲージメント」に出ていたイケメンです。
やっぱ美しいのはオトクです。
殺人鬼は、美しい程、映えますもん!

ワタシは、この映画で、1番得をしたのは、コン・リーではなかったかと思うのです。
おいしいところを持っていってます。
映画を見るまでは、こんなに重要な役をやるとは知らなかったです。
その上、ハリウッド進出をしてから、1番いい演技してました。
パリの街は東洋女性を魅力的に見せると思いましたね。
「マイアミ・バイス」や「SAYURI」より、ダントツにいいです。
コリンの執拗なラブシーンに耐えた甲斐があるってもんです(笑)

冒頭シーンの森の風景が、ホント美しくて・・・
「コレが、ハンニバルの映画?」と疑う程でした。
風景描写は美しかったし、劇中音楽も、美しいです。
ワタシ的には、ハンニバルに興味のある方だけに、オススメするかな〜



この記事へのコメント
ハンニバルもライジングも見たいな~って思いつつ、未だに見れていないのですが
ホラー嫌いな私でも見れる位なものでしょうか?
ぐろいのは大丈夫なんですけど
Posted by emika at 2007年08月14日 22:03
emikaさんへ>>>

こんばんは!
この映画はホラーの要素はほとんどなかったです。
グロ系でした。グロいのが大丈夫でしたら、見れると思います。

日本もどきの文化が、笑えますよ~
「ハンニバル」を期待すると、ガッカリかも。
全くの別物として見たら、楽しめると思います。
Posted by サラ at 2007年08月14日 22:35
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