2008年09月28日

歩いても歩いても


「誰も知らない」「花よりもなほ」の是枝裕和監督の最新作は、ある家族の1日の物語。

15年前、海の事故で亡くなった兄の命日のため、久々の帰郷をする弟一家。
いつも来ている姉の賑やかな一家も加わり、両親の家には、笑い声が響く。

いい映画でした。
たった1日のお話なのに、家族それぞれの想いが、汲み取れちゃう・・・
是枝監督の脚本って、ホント素晴らしい!

家族って、大切だし、感謝もしてるけど、うっとうしい時だってある。
心配してるんだなって、わかってるけど、余計なお世話だわって、思うし・・・
もう、こんなに大人になってるのに、子供扱いされてしまうし・・・
この映画を見ていると、なぜか、自分の家族の事を考えてしまう・・・
家族の厄介さにも共感するし、存在の有り難さにも気付かされる・・・

映画の中では、たった1日の物語だけど、その1日は、さまざまな出来事が積み重ねられた日々から続いてきているし、また1日、1日と明日にも続いていく。
気が付けば、両親は、歳とってしまうだろうなって・・・
当たり前の事に、素直に向き合えて、
自分の日々の積み重ねを、立ち止まって見つめ直した映画でした。

セリフの一つ一つに、ハッとさせられると思いますヨ。
オススメします。


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