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<title>シネマな毎日</title>
<link>http://saraeiga.junglekouen.com</link>
<description>最新公開作品のワタシ的コメントがメインです！</description>
<language>ja</language>
<pubDate>Wed, 27 Dec 2006 23:04:37 +0900</pubDate>
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<title>ダーウィンの悪魔</title>
<description>世界中の映画祭で、話題になったドキュメンタリー映画です。楽しい映画ではなく、辛い映画でした。でもストーリー性はなく、淡々と映像が流れてゆくので、どう受けとめるかは、見た方に委ねられると思います。見た後、自分に何が出来るだろうと考えたら・・・思い付きませんでした。でも、多くの人が「事実を知る事」が大事なんだと思います。アフリカのヴィクトリア湖は、世界第２位の大きさの淡水湖です。ピンとこないですが、九州より広いくらい。生物多様性の宝庫であることから「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていたそうです。しかし、その美しい湖は、ナイルパーチによって生態系が崩れ、元々いた魚たちはいなくなり、環境は悪化、「ダーウィンの悪夢」が始まりました。このナイルパーチとは、くせの無い白身魚で、実は美味しいのです。全長２メートルまで成長してくれるので、切り身として加工され、ヨーロッパや日本にも輸出されてます。３年前までは「白スズキ」という名で、日本のスーパーでも売られていたそうです。今は、ファミレスや給食で出てくる白身魚フライは、ナイルパーチです。もちろん、今まで知らなくて食べてました。白身魚だけど、パサパサしてて何だろう？と思った事はあるけど、タルタルソースに合うから、食べてました。アフリカは遠いけど、自分たちが食べてる魚だと知ったら、他人事ではなくなりました。魚の加工場が栄えて、僅かな人たちは豊かになり、仕事にあぶれた人たちは貧しくなります。生活のために、女性は売春婦になり、エイズが広がり、親が死んでしまった子供はストリートチルドレンになります。魚を、ＥＵに空輸する為に飛んでくる飛行機は、アフリカに武器を運んで、帰りに魚を積んで帰るという噂もあります。ある村に住む神父へのインタビューですが・・・彼の布教地域では、１カ月に、１５人程、エイズで死んでいくそうです。２日に１人です。驚きました。親が死んだ子供は悲惨でした。ナイルパーチの切り身は、全部輸出され、アフリカの人たちは頭と骨を油で炒めたものを食べているそうです。地球は２つあるようです。低脂肪でヘルシーな白身魚を食べる場所と、それに奉仕する場所。ワタシは「食べる場所」にいる一人です。だから、キレイ事しか言えません。「知らなかった」というのが、１番罪のない答え、楽な事でしたが・・・これからは、忘れないで、辛い真実を思い出していきたいです。</description>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Mon, 02 Apr 2007 21:43:00 +0900</pubDate>

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<title>リトル・ミス・サンシャイン</title>
<description>いやぁ〜楽しい映画でした。でも、なぜだか泣いてしまう、不思議な映画です。笑い泣きなのか・・・泣き笑いなのか・・・自分でも、よくわからなかったです。結論から言っちゃうと、オススメいたします！おかしくて、泣けて、でもなんだか心がじんわりしちゃう映画なんて、めったにありませんから・・・この映画、アカデミーの脚本賞を取りましたね。ナットクです！そして、グランパ役のアラン・アーキンは、助演男優賞も取りました。この作品、アメリカでは、いわゆる単館系の映画で、口コミによって大ヒットし、超大作を蹴ちらして、アカデミー賞に踊り出て、はては賞まで取っちゃったスゴ〜イ作品なんです。「リトル・ミス・サンシャイン」とは、美少女コンテストの名前であり、優勝者は、そう呼ばれます。このコンテストの決勝に出場する為、アリゾナ州からカリフォルニアを目指すフーヴァー家の６人と黄色のバスのロードムービーです。（この映画では、バスも重要な登場人物？になってます）まともなのは、ママだけかもしれません。あとの面々は個性的というか、どこか壊れてます。ミスコン優勝を夢見る９歳のオリーヴだって、ポッコリと出たお腹と、近眼メガネ、足は太いし、「チョット、ムリだろ〜」と誰もが思うハズ。でも、とりわけグランパにとっては、誰よりも１番の存在なんです。オリーヴをホント愛してるのがわかる。それは、パパ、ママ、お兄ちゃん、ゲイの叔父さんにとっても同じ。家族にとっては、オリーヴこそが「リトル・ミス・サンシャイン」なんだと思いました。みんな「オリーヴの為に・・・」という思いだけで、バラバラで噛み合わない家族が、一つのバスに乗って旅を続けます。このバスまで、くせ者で、途中でクラッチは効かなくなるわ、クラクションは鳴りやまなくなるわ、最後はドアまで外れちゃいます。まさに、コイツも壊れてるんです。でも、憎めない（笑）この愛すべき落ちこぼれ一家にピッタリでした。そして、旅も終盤にさしかかり、大事件が・・・「このまま、人生の負け組で終わってなるものか！」と、パパが一発奮起。なんとか、ミスコン会場に着き、オリーヴは出場を果たします。この落ちこぼれのバラバラ家族が、ミスコン会場で見せたパフォーマンスは「まさに愛の劇場」バラバラだって、やっぱり家族。「開き直りは、まさに最大の武器」な〜んて、思ってしまったワタシです。負け組一家を描いたこの映画。映画の中では、負け組のままだけど、映画は、しっかり勝ち組へと踊り出てます。</description>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Wed, 07 Mar 2007 22:32:00 +0900</pubDate>

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<title>百年恋歌</title>
<description>台湾のホウ・シャオシエン監督の最新作です。原題は「最好的時光」、英題は「Ｔｈｒｅｅ　　Ｔｉｍｅｓ」、邦題は「百年恋歌」この３つのタイトルは、どれも合ってます。３つのキーワードと思って頂けたらよいと思います。邦題は、特にステキですし、見終わった後には、多分ナットクされると思います。映画は、３つの時代の男女の恋のお話です。異なった時代ですが、演じているのは、同じ俳優なんです。男は、チャン・チェン、女は、ス ー・チー。２人共、素晴らしかったですね。そして２人共、１９７６年生まれの、同い年でした。特に、女優のスー・チーは、全く異なる女性を演じていて、その演技力に驚かれると思います。この映画は「スー・チーという女優の映画」と言ってもおかしくない程でした。３つのお話には、それぞれ名前がついてます。「恋愛の夢」１９６６年のお話。スー・チーは、恋にときめく少女の役。チャン・チェンが会いに来た時のうれしそうな顔が印象的でした。ワタシは、このお話のラストが１番好きです。「自由の夢」１９１１年のお話。その当時は高級遊郭が、富裕な高官たちの社交場のようでした。スー・チーは、その世界しか知らない心優しい芸妓の役。若き文人のチャン・チェンが会いに来るのを、いつも待ってます。久しぶりに再会した２人の切なさが、あふれてました。セリフは全て文字で・・・昔のトーキー映画のような感じです。２人の身のこなし、目線、全て優雅で見とれてしまいました。監督の「フラワーズ・オブ・シャンハイ」という映画も同じように、高級遊郭が舞台の映画でした。ホントに美しい映画です。それには、トニー・レオンと、なんと、日本女優の羽田美智子さんが出てます。「青春の夢」２００５年のお話。冒頭シーンは、高速を走るオートバイに乗る２人。どのようにして出会ったかは、描かれてなかったのですが、ゆきずりのような感じでした。別れた後、たまたまネットで彼女の事を知り、再会します。スー・チーは、ここでは、気持ちが定まらず、大都会の中でさ迷っているような女性でした。映画は素晴らしかったですね。３つの時代の、それぞれの空気感に包まれた映画でした。ワタシは、観客として座っているだけなのですが、見終った後、タイムトラベルしたような・・・その３つの時代を旅をした後のような感覚でした。映画館の暗闇はホント、マジックですね。家でＤＶＤで見ても、ここまでこんな感覚には包まれなかったと思います。しあわせな体験でした。ワタシは、この映画もそうなんですが、撮影されたリー・ピンビンさんが大好きなんです。ホウ監督の多くの作品に関わってますが、トニー・レオンが出てた「花様年華」もそうです。監督は有名なウォン・カーウェイでした。ランプの光、ネオンの光、写された明かりが全て美しいんですホウ・シャオシエン監督の「非情城市」は、三大映画祭で最高賞を受賞した作品です。まだ見られてない方には、オススメいたします。</description>
<link>http://saraeiga.junglekouen.com/e4374.html</link>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Sun, 04 Mar 2007 21:12:00 +0900</pubDate>

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<title>麦の穂をゆらす風</title>
<description>タイトルの「麦の穂をゆらす風」はアイルランドで古くから歌い継がれている伝統的な名曲です。詩人ロバート・ドワイヤー・ジョイスの詩にアイルランド独立を掲げるアイルランド党の青年が曲をつけたもの。メロディーラインは牧歌的で静か。でも、訳詞を読むと全く違っていた。恋人への想いと独立への強い意志と、恋人を奪われた悲しみと、それらが胸がしめつけられるような感じで迫ってくる。読めば読むほど心が痛くなる感じでした。この歌に込められた思いが、そのまま、この映画に吹き込まれているような気がします。この映画は２００６年度のカンヌ最高賞であるパルムドールを受賞。それも不利と言われるオープニングに上映されたにもかかわらず、審査員の全員一致で選ばれてます。監督はケン・ローチ、７０歳。代表作は「ケス」「大地と自由」など。社会問題を背景において、その中での主人公の人間ドラマを描く事が多いそうです。イギリスのＢＢＣテレビに入社し、多くの傑作ドラマやドキュメンタリーを演出し、その経験が映画監督へとつながったそうです。ワタシが１番驚いたのは、監督はアイルランド人ではなく、英国人であった事です。英国人が、やってきた不当な事実を受け入れる事が、英国の明日につながると考えたのでは、と思います。映画は力強く、ズッシリ重みのあるものでした。骨太で、ごまかしてない。いい作品です。内容は、辛かったのですが、アイルランドの風景が美しく収められていて、少し救われました。主人公、デミアンを演じたのが、キリアン・マーフィー。もう彼の演技から目が離せなくて、最後まで見入ってしまいました。とにかく、すばらしかった！ずっとワタシは、キリアンに引っ張られてました。キリアンは、この映画の舞台であるアイルランド、コーク出身です。実際に、彼の祖父も音楽を演奏中に銃撃されてます。キリアンは、ケン・ローチ信奉者で、今回の役がどうしても欲しくて、６回も面接を受けたそうです。「パルムドールは、彼の演技あってこそ」と監督に言わしめたキリアン。ワタシはキリアンが、アイルランド出身という事は知ってたけど、まさかコーク出身とまでは知らなくて・・・彼の全身から放つものは、そういうものからだったのかもしれません。映画は、独立戦争から内戦にいたる１９２０年代のアイルランドが舞台です。この頃を描いた映画は「マイケル・コリンズ」とかありますが、この映画は、歴史上には残っていない名もなき人々の話でした。歴史上の人物を扱ってないからこそ、ドラマ性を持たせる事が出来たと思います。だから、映画として見たらおもしろい！歴史上の構築も、しっかりしているので、そのドラマにも説得力があります。兄と弟が、アイルランドの独立条約の内容によって、対立してゆく様子が、この映画の柱になってると思います。今まで共に戦っていた同志が、そして兄弟までもが、今度は殺し合うんです。その歴史上の事実は、今まで知りませんでした。それを知る事が出来るだけでも、大きな価値のある映画です。戦いの中で、若者たちが高揚してゆく一方で、組織に縛られ、個人を殺して前に進むしかない様子は、いつの時代にも通じるものを感じます。ケン・ローチの目線は、すばらしい！</description>
<link>http://saraeiga.junglekouen.com/e2578.html</link>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Sun, 21 Jan 2007 01:32:00 +0900</pubDate>

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<title>記憶の棘</title>
<description>最愛の夫、シェーンが心臓発作で他界して１０年。その心の傷がようやく癒された主人公アナは、ある日突然現れた１０歳の少年から「僕はシェーン。君の夫だ」と告げられる。「生まれかわり」って信じます？ワタシは信じたい派です。チベット仏教の考えを読んだりしたら、ホントにあると思えてきます。韓国映画の「バンジージャンプする」も生まれかわりの話だったなあ～それは昔の彼女が、教え子の男の子になってて、同性愛者と間違えられて、おかしな事になっちゃったんだけど・・・（この映画の好みは分かれるけど、ワタシは好きです）見終った感想はですねぇ〜「美しくて、演技もすばらしいニコールの為の映画」もうコレに尽きます。写真のごとくベリーショートにして顔をさらけ出しても美しいニコール・キッドマン。 大きなスクリーンでニコールの顔をドアップで見る。それもロングショットの長回し。コンサートの演奏を聞くシーンでは台詞もないんです。観客はただニコールを眺めるのみでした。映像の中の彼女は芸術でしたね。後になって知ったのは監督はミュージックビデオで知られる映像クリエイターのジョナサン・グレイザー。そして撮影監督は「エレファント」「ラストディズ」のハリス・サヴィデス。ナットクですね。２作共、長回しでしたから・・・「エレファント」で校内を歩くシーン、背後から撮る長回しは、この映画の冒頭シーン、ジョギングするシェーンを背後から撮る長回しに繋がってました。少年は本当に夫の生まれかわりなのか？主人公アナは、少年の出現によって、最初は怒り、拒絶し、揺さぶられ、そして受け入れ、喜ぶ、そして再び絶望する。ストーリー上での感情の流れを簡単に並べただけなんですが、ニコールの表情や仕草で、それが読み取れる！やっぱニコールは、大女優だわ！と思い知らされた映画でした。そして、もう一人の重要な役柄は１０歳の少年、シェーン。「愛してる」とアナを見つめる眼差しに心が揺れちゃいました。実はですね・・・この映画と「サンキュー・スモーキング」を同じ日に見たんです。そしたら、どちらにもキャメロン・ブライト君が出てる・・・その上、全く違うタイプの少年役。彼の演技にも驚いたし、「やっぱ売れるにはワケがある！」とナットクしたワタシ。「どうか顔が長くなりませんように・・・このまま大人になれますように・・・」と願ったブライトデーでした。映画を見てる私達も、少年は夫のシェーンなのか？主人公のアナと同じように迷ってしまい、ミステリーの部分も楽しめます。</description>
<link>http://saraeiga.junglekouen.com/e2288.html</link>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Fri, 12 Jan 2007 23:33:00 +0900</pubDate>

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<title>サンキュー・スモーキング</title>
<description>原作は「ニコチン・ウォーズ」監督はジェイソン・ライトマン、これが長編映画のデビュー作です。タバコ業界の広報担当であるニックは、話術においては敵なしのつわもの、全ての人を煙に巻いちゃう程だ。タバコのニコチンによって一日、１２００人を殺している業界の顔として、彼の行く所は敵だらけ。そしてスクープを狙う女性記者の色じかけのワナにはまり一気にドン底へ。落ちぶれるんだけど、愛する息子の一言で一発奮起。禁煙に燃える上院議員との論争戦へと乗り込む。ホントおもしろかった！いわゆる知的論争なんですけど、エンターテイメント。字幕でも、おもしろいと思ったのに、もし英語がわかったら、もっとおもしろいだろうなぁ〜と思う。出てくる面々は、みんな「タバコは体によくない」と分かってる上で、それを正当化しようと、マジメに頑張ってるんですヨ。その奮闘ぶりがコミカルで、思わず「ガンバレ！」と言いたくなっちゃいました。ニックの論争の核心は「タバコはよくない。それを社会的に排除するのではなく、決めるのは自分。個人的に排除すればいい！」という事ではないかと・・・・まあ、こういう言い回しで、相手を封じ込めるんですけど・・・ワタシ的には、その発想には、くすぐられてしまいした。ニックの話術にハマった？「これは健康にはよくない」と知った上で、それを選ぶのだったら・・・それは個人の責任だと思うワケですよ。ワタシはタバコは嫌いなんで、喫煙家の傍には行かないという方法を選んでます（避けるのみ）主人公のニック役は、アーロン・エッカートが演じてます。ワタシは２年前の「サスペクト・ゼロ」という映画で彼を知りました。（この映画は面白いです）今回の主人公は多様性のあるキャラクターですけど、彼は見事に演じ切ってたと思います。見た目はソフトなお調子者に見えるけど、実は頭がキレて、人の心の弱い所を見極める。でも人間臭い所もあって、なさけない所もある。なんか憎めなくて、魅力を感じてしまう・・・そんな主人公でした。彼の息子役はキャメロン・ブライト。ワタシ、彼を何回見ただろう・・・売れっ子ですよね。このストーリーは父と息子の繋がりも、大きな軸になってます。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」で奥さん役をやったマリア・ペロも出てるし、あとケイティ・ホームズも・・・トムクルーズのピントがズレちゃったと言えばわかります？でも３年前の「エイプリルの七面鳥」もケイティーだったんだ〜と思い出して、チョット、ショック。あの時の面影がないですから。話がそれてしまいましたが、つまりワタシが言いたいのは「この映画は面白い！」というワケで、皆さんも、その面白さの煙にまかれてみて下さいな♪</description>
<link>http://saraeiga.junglekouen.com/e2238.html</link>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Thu, 11 Jan 2007 06:05:00 +0900</pubDate>

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<title>敬愛なるベートーヴェン</title>
<description>監督は「太陽と月に背いて」のアニエスカ・ホランド。女性監督です。ぜひ、大きなスクリーンと音響の中で見てほしい作品です。中盤あたりの１２分にわたる第九の初演シーンは鳥肌が立ちました。ホントすばらしかったです。物語はベートーヴェンがほとんど耳が聞こえなくなった晩年の頃のお話でした。ベートーヴェンには生涯３人コピスト（楽譜を清書する職業）がいたそうですが、３人目は記録には残ってないそうです。その３人目が女性という設定は時代的に考えるとありえないと思いますが・・・あえて女性という設定にしたのは、この映画が女性監督によるものだからでしょう。あの有名な第九の初演を４日後に控えた時、コピストとして現われたアンナとベートーヴェンとの精神的な師弟愛が主軸でした。ダイアン・クルーガー扮するアンナの目を通したベートーヴェンを描いていたので、主人公はダイアンだったと思います。あの時代、男性の家で二人っきりで仕事をするなんて罪深き事、許されない事だったみたいです。でもアンナは女性だけど音楽家を目指してましたし、心から敬愛しているベートーヴェンから得られるものは自分の糧になると信じ、凛としてました。まあ女性の自立や、女性の芯の強さ、潔さを描いていると言われたら、それもナットクですね。ベートーヴェン役はエド・ハリス。この方のファンは多いですね。ワタシは、つい最近「トゥモローワールド」に出てたエドを見てるんで、同じ人には見えなくて驚いてます。演技上手いですね。写真のごとく有名な肖像画のベートーヴェンにそっくりです。実在の人物を演じる時にはイメージを似せるって大事ですよね。映画の中では、屁理屈で変わり者で下品、でも音楽への情熱はスゴイ！そんな孤高の音楽家ベートーヴェンを見事に演じてました。やっぱ演技上手い！面白いなあと思ったのはアンナにだけは弱さや迷いを見せたり、意見を求めたりしてた事です。やっぱ女性には母性を求めるんですね。そんな細かな感情の起伏の描写は女性監督ならではと思いました。そして師弟愛でしたが、第九の演奏シーンではお互い陶酔して一つになったようなエロチズムも感じました。この感覚もやっぱ女性ならではだろうなぁ〜ダイアン・クルーガーは時代ものがいいですね。「トロイ」で彼女を見て、美しい人だなあと好印象を持ったのですが、次の「ナショナル・トレジャー」でキンキンうるさくて嫌いになったんです。（ニコラス・ケイジとの現代物）可愛いげもなかったし、今回の映画も「ダイアンかぁ〜どうしよう〜」と積極的に見た方ではなかったんですけどヨカッタですね。特に彼女の目線の演技がいい！時代物になるとダイアンは芯のある凛とした女性になっちゃう。抑えたセリフ位が、ちょうどよかったと思います。それに彼女ってグラマラスですね。ついつい胸元に目がいってしまいました。（男性の方々、必見ですヨ）でも次の映画が現代物でキャリアウーマンなんて演じたら、ワタシはパスしときます（笑）せっかくイメージアップしてる状態なんで・・・ワタシ的には、満足した映画でした。多分、映画をたくさん見られている方々には満足度は高いと思います。今の季節にピッタリな第九をフルバージョンで聞くだけでも価値のある作品です。</description>
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<category>2006年公開映画（洋画）</category>
<pubDate>Thu, 28 Dec 2006 00:10:00 +0900</pubDate>

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