20センチュリー・ウーマン

サラ

2017年08月07日 00:19




「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ監督、6年ぶりの新作になります。
前作では、自らの父親をモデルにした作品でしたが、今作では、母親をモデルに
1979年の忘れられない夏の出来事が描かれます。

思春期を迎えた15歳の息子と、どう接していいか分からなくなった母親は
息子と歳の近い女性2人に力を借りようとします・・・

マイク・ミルズ監督は、グラフィックデザイナーとしても有名なので、
映画自体が、アートっぽくて、オシャレなの。
劇中のファッションも、1979年ということで、昭和ちっくで可愛かった。
特に、母親のドロシアが着ていたブラウスが欲しいー(笑)
そして、可愛い猫ちゃん、白黒の八割れ。メロメロになるくらい可愛い!
前作で登場してたのは、パルムドック候補にもなったワンちゃんでしたもんね。
女優さんも美しくて、エル・ファニング、やっぱいいわぁ~

映画は、「母と息子の関係性」を描いていたので、女子よりも男子の方が
共感出来る部分は多いんじゃないかと思いました。
ワタシ的には、ケータイもパソコンもない時代の、ゆる~い空気感が、心地良かったです。(78点)

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