関ヶ原

サラ

2017年09月05日 23:18




「日本の1番長い日」の原田眞人監督の最新作は、司馬遼太郎の歴史小説の実写映画化になります。
戦乱の世に終止符を打つことになった関ヶ原の戦い。
石田三成の西軍、徳川家康の東軍の戦いは、わずか6時間で決着します。

コレは、凄く面白かったです!
映画を見終わって、時計を見ると「もう、こんな時間?」
計算したら、2時間半の映画だったのに、全く長いと感じませんでした。
登場人物も多いですし、展開も早いのですが、演出に無駄がないので、
分かり易かったです。

岡田准一さんが演じる石田三成が主人公というのも新鮮でした。
だって、三成は、マイナー、人気ないですもん。
でも、忠義を貫いた、不器用な人だったんだと思いました。
家康のようなタヌキには、なれなかった。
いつの世も、要領の良い人が、得をするよねぇ~と切なく思います。
演じる岡田准一さん、上手くって、安定感ハンパなかったです。

劇中では、伊賀の忍びも多く登場したり、女たちの戦いも描かれていて
女子も楽しめるかと思います。
ワタシは、歴史にもっと詳しかったら、もっと楽しめたかも・・・と、悔しく思いました。
さぁ~「純粋すぎた武将」石田三成、とくと、ご覧あれ!   (85点)



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