ダイ・ビューティフル
昨年の東京国際映画祭で、観客賞に輝いたフィリピン映画です。
観客賞というのは、映画を見た観客の投票で決まります。
つまり、1番人気だった作品ということです。
そして、美しいトランスジェンダー、トリシャを演じたパオロ・バレステロスは
最優秀男優賞に輝きました。
表彰式の時、「女優賞」かと思ったとジョークを言われてました。
昨年の映画祭に参加したので、見るのは2回目です。
やっぱ、ヨカッタ!ワタシは、好きな映画です。
でも、トランスジェンダーものが、どうしてもダメな方もいると思うので
評価は、人それぞれでよいと思う。
ストーリーは時系列では進まず、あっち行ったり、こっち行ったり・・・
だから、頭の中で、パズルを埋めていく作業が、あるので、戸惑うかもしれません。
トリシャは、念願だったミスコンで優勝し、女王となりますが、急死。
生前、彼女が語っていたのは「葬儀までの七日間、日替わりのセレブメイクをされて旅立ちたい」
友人たちは、彼女の願いを叶えようとします。
トリシャは、同じトランスジェンダーの仲間と暮らし、身寄りのない娘を育てます。
これも、1つの家族の形だと思いました。
彼女が、ミスコンに情熱を注ぐのは、自分が自分でいられるからだと思う。
クスッと笑えるシーンもあるし、素晴らしいセレブメイクが堪能出来ます。
1番は、ジュリア・ロバーツだったかなぁ~
映画祭の表彰式でも、ジュリアで来られていて、ほんと美しかったです。(80点)
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