アガサ・クリスティー ねじれた家

サラ

2019年07月19日 23:54




アガサ・クリスティーのミステリー小説の実写映画化。

大富豪が毒殺され、巨額の遺産が残されます。
長男夫婦、次男夫婦、若い後妻、亡き前妻の姉、孫娘、心のねじれた家族の誰が殺したのか?
事件を捜査する為に、やって来たのは、若い私立探偵のチャールズ。

アガサ原作なので、ストーリー自体は、ハズレなしでしょう。
ラストで明らかになる犯人には、少しショックを受けました。
怨恨とかではないですからね。

主人公は、私立探偵のチャールズですが、彼は、名探偵ポアロのようなタイプではありません。
観客は、普通人の彼を通して、家族の1人1人を吟味してゆきます。
彼は、ストーリーのナビゲーター的な存在だったと思います。
本作には、アカデミー賞に何度もノミネートされている、グレン・クローズが出ていて
その存在感は、さすがでした。もうそろそろ受賞させてあげたいです。(78点)

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