ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

サラ

2019年09月08日 22:04




クエンティン・タランティーノ監督の最新作、9作品目。
タランティーノ監督は、10作撮ったら、監督やめるらしい。

レオナルド・ディカプリオと、ブラッド・ピットの初共演。
タイトルのごとく「昔むかし、ハリウッドで・・・」のように、60年代のハリウッドを描いた
おとぎ話のような作品です。

レオ様演じるリックは、落ち目の映画スター、その彼のスタントマン、クリフを演じるのが、ピット。
スタントだけじゃなくて、付き人、そして大親友。
落ち目のリックを、励まし、支えるクリフ。
2人の関係は、まさにパーフェクト。

タランティーノ監督の映画愛に溢れた作品。
映画好きな方々は、楽しめると思う。
ストーリーは、後半に行く程、面白くなってゆきます。
ラスト13分は、タランティーノらしい、ぶっ飛んだ展開!
ブルース・リーや、スティーヴ・マックイーンのそっくりさん、似てました。
音楽も素敵でしたし、60年代のポップで華やかなシーンも楽しい。

スタントマンを演じたピットは、ファイトシーンも凄かった。
ここまで役作りが出来ちゃうのが、ハリウッドスターなんだなって思う。
上映時間は、3時間近くあったけど、感覚的には、2時間でした。(80点)

ここからは、余談となります。
タランティーノ監督は、イタリア製西部劇(マカロニ・ウエスタン)ブームを巻き起こした、
セルジオ・レオーネ監督を愛していました。
レオーネ監督は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の5年後、60歳で死去。
この映画タイトルを引用したのが、本作なんです。
今年は、レオーネ生誕90年、没後30年ということで、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト」の2時間45分のオリジナル版が公開されます。
シネマ5で、公開予定のようです。

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