画家モリゾ マネの描いた美女

サラ

2015年08月10日 21:43




ルノワール、モネ、ドガといった画家たちと印象派の誕生に関わった女性画家、ベルト・モリゾ。
彼女は、マネの描いた名画のモデルとして有名ですが、印象派の中心人物でもありました。

美術系が好きなので、本作は、興味深いストーリーでした。
19世紀のフランスでは、女性が結婚もせず、画家として身を立ててゆくなんて
相当なチャレンジでした。
今の時代を生きている女性にとっても、共感出来る部分が多くあると思います。

妻子あるマネとの関係も、師弟関係のような、戦う同士や友人のような
そして、恋人のような・・・その危うさが、色っぽかったです。
それは、女性監督さんだからでしょうね。
ラブシーンがあるわけではないのに、ヒロインの高揚まで感じられました。
それに、モリゾを演じた女優さんが凛として美しいんですよね。
やはり、ヒロインは美女に限る!
当時の名画の数々も登場しますので、絵画好きには堪りません。

関連記事