ラブ&マーシー
ザ・ビーチ・ボーイズの中心メンバー、ブライアン・ウィルソン。
彼によって、数々の名曲が生まれました。
本作は、そのブライアン公認のもとで作られたそうです。
ストーリーは、ブライアンが数々の名曲を誕生させた秘話を、半生に渡って描いてます。
その天才ゆえに精神を病んでいったブライアン。
20年後、そんな彼を救ってくれたのは、ある女性との出会いでした。
若い頃を、ポール・ダノが演じ、20年後を、ジョン・キューザックが
演じるという2人1役でした。
もちろん、ザ・ビーチ・ボーイズの名曲の数々も登場します。
ブライアンは、すごい天才だったんですね。
そして、“天才”というのは、生きる事が大変なんだなって思いました。
ポール・ダノの演技が素晴らしいです!
天才ゆえの孤独、そして音楽を愛し、家族を愛し、心はピュアで繊細で・・・
ピアノも歌も上手で、ブライアンが乗り移っているように見えました。
まだ本人は、死んでないけど・・・
ザ・ビーチ・ボーイズの曲は、BGMとかで流れてくるヒット曲くらいしか
聞いたことがなかったので、その曲を書いた人が、こんな壮絶な半生を生きたなんて・・・
ストーリーが終わり、エンドロールでご本人が歌うシーンがあります。
映画を見た後だからこそ、その歌の歌詞に感動を覚えました。(80点)
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