カプチーノはお熱いうちに

サラ

2015年11月12日 20:44




「あしたのパスタはアルデンテ」のフェルザン・オズペテク監督の最新作。

見る前は、男女の恋を、面白おかしく描いたイタリア映画かと思ってました。
予想通りだったのは、前半だけで、13年後を描いた後半は、思いもよらない展開と
なります。
これから鑑賞される方もいるかもしれないので、書かないことにしますが
今が永遠に続くわけではないんだってこと。
でも、この監督の素晴らしいところは、プラスもマイナスも全てをひっくるめて
人生讃歌のストーリーにしちゃうところだと思う。
見終わった後は、自分の大切な人は誰だろう?と考えました。

原題は「シートベルトをしめて」だそうです。
考えるに、人生の荒波に振り落とされないように・・・という意味でしょうか?
そして、「人生、何が起こるかわからない。心して挑め!」と
言われているような気がします。        (80点)

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