シング・ストリート 未来へのうた
「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の最新作。
監督自身の青春時代を描いた作品のようです。
1980年代のアイルランド。
主人公の少年は、父親の失業によって転校させられ、両親は不仲で喧嘩ばかり。
どん底のような毎日の中、街で見かけた年上の女性に恋をします。
彼女の気を引こうと、バンドを組んで、音楽を始めるのですが・・・
いい映画でしたぁ~
ラストの終わり方が「小さな恋のメロディ」に似てます。
あっ、こちらは、トロッコではありませんので、ご安心を。
でも、校長先生は、うりふたつでした(笑)
子供の頃は、自分じゃあどうしようもない事ばかりです。
主人公も両親の離婚だったり、大人の事情にふりまわされながらも希望を
見つけようともがいてる。
それは、音楽と恋と友情。
主人公が、いろんな思いを歌の中に込めていて、切なくなります。
ラストは、逆襲に出て、爽快そのもの。
素敵な音楽青春映画でした。 (80点)
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