ハドソン川の奇跡
クリント・イーストウッド監督の最新作になります。
2009年1月、鳥の衝突によって全エンジンが停止した飛行機を不時着させ
乗員乗客全ての命を救ったベテラン機長サリ―。
ところが、その決断に疑惑の目が向けられる・・・
実話の映画化になりますが、深い人間ドラマになってました。
トム・ハンクスの静かな演技が、素晴らしい!
“ハドソン川の奇跡”は知ってましたが、機長がしばらくは犯人扱いされていたとは
知りませんでした。
そして、事故発生から、わずか208秒、つまり3分半くらいで、生死を分ける決断を
下していた事もオドロキです。
この映画を見て、全ては“タイミング”なのかも・・・と思いました。
そして、それを見極めるのは、コンピューターではない人間なのだと。
クリントの映画には、人間讃歌を感じます。 (80点)
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