リバーズ・エッジ
閉ざされた高校生活の中で、欲望や不安や死に揺れる若者たちを描いた作品。
原作は、1993年~94年にかけて連載された少女コミックです。
時代設定もそうですが、原作に忠実に作られた作品という印象を持ちました。
主題歌を担当されているのも、当時人気だった、オザケンさんです。
だから、主人公たちと同年代の今の高校生が見て、楽しめるかなって思った。
今は、ライトな感覚ですもん。
同じ回で、高校生もいましたが、見終わった後、無言。
面白い時は、すぐワーワー言うから、分かりやすいのです。
ワタシでさえ、登場人物全てが重すぎて、気持ちが付いていかなかった。
作り手の方も、今の若者に理解しやすいようにするためなのか?
それぞれのキャラクターにインタビューしてるんです。
なんかドキュメンタリー風でした。
その手法は、時代のギャップを埋める苦肉の策だと思うけど、ワタシは嫌い。
正直、インタビューいらねえーと思った。
二階堂さんの熱演には圧倒されますし、本作は、映画祭向けというか、
シネコンで見るタイプではないかも。
ヒットは難しいけど、作品は評価されると思います。 (75点)
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