坂道のアポロン
小玉ユキさん原作の同名コミックを、三木孝浩監督が実写映画化。
両親を亡くし、佐世保の親戚の家に越して来た主人公、薫。
居場所のなかった薫は、音楽を通して、不良少年の千太郎や、彼の幼馴染の律子と出会う。
恋、友情、そして音楽、青春時代の煌めきに出会える映画です。
舞台は、1966年の佐世保、全編レトロ感溢れる昭和の時代。
ロケ地で、豊後高田の昭和の町が使われてました。
中川大志さんがドラム、知念侑李さんがピアノを、吹替なしでジャズセッションするシーンが
あります。胸が熱くなる素晴らしい演奏シーンになってます。
劇中の主人公たちは、今、60代中頃になってますから、年配の方々が見ても、アリなのです。
アイドル映画とか、若い人向けとかで、スル―するのは、もったいないです。
全ての世代の方々に、オススメ出来ます。 (80点)
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