トーベ
ムーミンを生み出した、トーベ・ヤンソンの物語。
ムーミン好きが多いので、観客は多かったです。
フィンランドのヘルシンキ、著名な彫刻家の父と、挿絵画家の母という環境で
トーベは育ちます。
戦争が終わり、彼女の自由な絵画は、なかなか認められませんでしたが
ある一人の女性との出会いによって、大きく変わってゆきます・・・
ムーミンの世界って、彼女の心の闇から生まれたものだったんじゃないかと
思いました。
特に、スナフキンの言葉って、心にズッシリきます。
トーベは、トーベ自身に語っていたのかもしれません。
そして、大人になってから、もっとムーミンを好きになった理由って
優しさの裏を知ったからかもしれない・・・
この作品で、波乱に富んだ彼女の半生を知ることが出来ました。(78点)
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