インターステラー
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノ―ラン監督の最新作になります。
砂漠化が進み、滅亡の危機に直面する地球。
元、宇宙船パイロットだった主人公は、愛する娘の為に、新天地を求め宇宙へと旅立ちます。
SFものなんだけど、描かれていたのは父と娘の親子愛。
主人公の行動は、全て娘への愛からなの。
主人公にとっては、娘が末永く生きていけるようにするためのミッション。
それが人類の存続へと繋がってゆきます。
人間、自分の為だけだったら、そうそう頑張れない。
愛する人、守りたい人の為だったら、大きなパワーが生まれると思う。
ストーリーは、「重力」が大きなキ―になっているので、少々、頭も使います。
ワタシは監督の「インセプション」で予行練習していたので助かりました。
「インセプション」は3層構造になっていて、時の流れが違います。
この世界では1時間の時の流れが、下の世界では1分だったりするの。
SF映画としてのビジュアルも完璧な上に、豊かなストーリー性もあります。
少々、難解な部分もあるので、万人向けではないかもしれませんが、
映画通にはウケる作品だと思う。
ハッピーなラストも後味が良くて、気分スッキリ! (83点)
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