マダム・マロニーと魔法のスパイス

サラ

2014年12月31日 12:43




「砂漠でサーモン・フィッシング」のラッセ・ハルストレム監督の最新作。

南フランスの田舎町で、1つ星レストランを経営するマダム・マロニー。
そこに、インドから移住してきたカダム一家が、インド料理店をオープン。
反目する2つの店の距離は、道を隔てた100フィートのみ。
原題の「ザ・ハンドレッドフィート・ジャーニー」「100フィートの旅路」がきてます。
マダム・マロニーが、カダム家のシェフ、ハッサンの天賦の才能に触れたことで
起こった奇跡とは・・・

主人公は、マダム・マロニーではなく、青年シェフのハッサンの方でした。
ハッサンを通して、料理は人生を変えるくらいの魔法を持っているんだということ、
料理は、食べてほしい人がいるからこそ輝くものだということ、
いくつになっても、あんなに頑固だったマロニーが、変化を恐れず、変わってゆく姿は
観客に勇気を与えてくれると思う。

マダム・マロニーと、カダム家のパパとのバトルは、なかなか面白かったです。
美味しそうな料理も楽しい。いい映画でしたぁ~        (80点)

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