アーサーとミニモイの不思議な国

サラ

2007年09月29日 04:54


字幕で見たかったのに、どこもやってない。
夜でさえも吹替だけ・・・
マドンナやディヴィット・ボウイやロバート・デ・ニーロの豪華版だったのに・・・
あ〜〜〜ガッカリ!でした。

ちなみに、日本の吹替は、主人公アーサーは神木君、セレニア王女はデスノートの戸田恵梨香さんでした。
セレニアの弟を、えなりかずき
(声優さんかと思った。さすが上手い)
そして、エンドロールまで気がつかなかったのが、悪の帝王をGacktさんがやってた事。
気が付かない位、上手かった!
あちらでは、ディヴィット・ボウイが
やった役です。


実写と3Dアニメが、融合した映画でした。
全く違和感なく見れました。
このミニモイの国というのは、主人公アーサーの家の裏庭に広がっているんです。
地下に都市があり、地上に出て、移動したりもします。
体長2ミリのミニモイにとっては、庭に咲いている花の中はベッドになるし、
水溜まりからの水の流れは川になっちゃう。
身体が小さくなって、人形のように変化するけど、共有してる空間は、同じだったんですよね。
そこが、想像してたのと違ってました。

監督はリュック・ベッソン。
こういうファンタジーまで作るんだな〜と思いました。
原作もベッソンが書いてるし、脚本だって書いている。
う〜ん、この人、どこまでスゴイんだろう・・・
でも、ベッソン監督の作品に出てくるヒロインの女性は、みんな似てます。
今回のセレニア王女もそう・・・みんな、ミラ・ジョボビッチに似てます。
いろんな作品を作るけど、女性の好みは変わらないみたいです。

ストーリーは、お子ちゃまでも理解出来る内容。
とても、わかりやすいです。やはり、子供向けだと思う。
まぁ〜だから吹替しかやらないんでしょうね。
DVDになった時に、字幕版を見るしかないな・・・

ストーリーは幼稚だったけど、映像の美しさ、スピード感、キャラクター達の魅力・・・
大人も楽しめる要素が、たくさんありました。
普通、ファンタジーは、異次元の世界に飛んだりしますが、この映画は、現実世界の空間と時間を共有してます。
そして、実写とアニメも共存してたし、なんか不思議な感覚を持ちました。

エンドロールが楽しいんですヨ!
出演者がミニモイになって登場します。
ベッソン監督もミニモイになって、登場して、おじきをしてくれます。
よく似てました!他のみんなもカワイイ!
こういうお遊びの部分が、ハリウッド映画とは、チト違います。
ファミリー映画として、オススメします。
家族で見られても、それぞれの年代で楽しめると思います。

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