めちゃくちゃミュージカル映画でした。
終始、歌って踊って・・・ここまでミュージカルだとは思わなかったです。
でも、楽しかった〜♪♪♪
ここまで楽しいミュージカル映画を見たのは初めてかも・・・
「ミュージカルはチョットねぇ〜」と言う方でも、ゼッタイ大丈夫だと思う。
ただ、冒頭からガンガン飛ばしちゃってるので、そのBigなパワーに驚いちゃうかもです。
そして、ニッキー・ブロンスキーが演じる
トレーシーの魅力に、一気に引き込まれちゃうと思いますヨ!
あの「シカゴ」の製作陣が作ったこの映画。
ワタシ的には、「シカゴ」よりも「プロデューサーズ」よりも上でした。
歌とダンスの素晴らしさは、もちろんの事、その豪華なキャストもすごい!
60年代のファッションもカラフルでオシャレで、洋服見てるだけでも楽しかった!
見てるだけでも、ハッピー気分になれる・・・そんな映画でした。
監督は、アダム・シャンクマン。
デビュー作は「ウェディング・プランナー」
アクション俳優だったヴィン・ディーゼルが主演した「キャプテン・ウルフ」も、そうです。
あのヴィンが、子守り役をやったりして、面白かった。
監督は、元々ダンサーで、振付師。
オリジナル版の大ファンだし、この映画を撮る事は念願だったそうです。
映画の時代背景として、黒人に対する差別問題が出てくるけど、トレーシーの明るさで、全く暗さを感じさせませんでした。
メッセージの一つとしてはあるけど、そこに全てが流れて行かなかったのがヨカッタです。
そうなったら、楽しい映画にならなかったと思うから・・・
さてさて、母親エドナ役をやったのは、女装して、ファットスーツを着こなして?くれた
ジョン・トラボルタですヨ!
トラボルタ母さんが、とにかく可愛かったです!ワタシ的には彼女?が1番かな・・・
もし、知らなかったら、最後まで気付かなかったくらい完璧。
しぐさも女らしく・・・もちろん、歌って、踊ってくれます。
父親ウィルバー役は、クリストファー・ウォーケン。
ワタシ的には悪役の印象が強かったんですけど、今回は、トラボルタ母さんに夢中で
首ったけの、チョット頼りない夫役。
歌もダンスも上手いなあと思ってたら、元々はミュージカル俳優さんでした。
今、公開されている「スターダスト」では、邪悪な魔女役をやっている
ミシェル・ファイファー。
今回も完璧な邪悪さ。上手いですね〜
でも、とっても美しくて・・・ハリウッド女優だな〜と感心しちゃいます。
ワタシは、映画を面白くするのは、悪役のおかげだと思っているんです。
だから、ミシェルは、素晴らしかった。
太めのヒロイン、トレーシーの王子様リンク役は、ザック・エフロン君。
イケメンです!ワタシ的、大満足!
やっぱ、イケメンが出てこない映画は、つまんない!
1987年生まれなので、若いですね〜
あの有名な「フットルース」のリメイク版では、主演やってくれるそうですヨ。
あの曲、大好きなんで・・・楽しみです!
容姿は、人を包んでいる殻にすぎない・・・
理解は出来ても、ナットクはしてなかったワタシでした。
はち切れそうに太ってて、チビだし・・・
まともに考えたら、そんな女の子が、大人気のダンス番組で踊れて、カッコイイ彼氏と
両想い・・・
ありえな〜い!と思います。
でも、この映画を見たら、素直に中身が大事と思えた。
外見まで、愛おしいと思える程、Bigな魅力に、やられちゃった!
今までの映画では出会えなかった新しいヒロインでした。
幸せな気持ちになれる映画・・・オススメします!