高嶋哲夫の同名小説の映画化です。
米軍のステルス爆撃機、通称ミッドナイトイーグルが極寒の北アルプス山中に墜落。
謎の工作員たちによって、ミッドナイトイーグルに搭載された爆弾が起動する・・・
前評判が、あまりよろしくないので、テンションをだいぶ下げて、見に行きました。
結果的に、それくらいが、ちょうどヨカッタです
中盤あたりまでは「エッおもしろいやん!」と見入ってしまったのですが、終盤はイマイチ。
せっかく、途中までは、上手い事いってたのに、もったいないなぁ。
涙を誘うような演出に、シラ〜としてしまいました。
でも、鼻をすする音が、チラホラ聞こえてきて、感極まった方も多かったようです。
ワタシは、こういうのダメなんですよね。
「さぁ〜ここが泣き所ですョ〜」と言われても、ゼッタイ泣かない(笑)
泣くもんか!ですヨ!
ストーリー的にも、ご都合主義の所があって、なんかスッキリしません。
特に、自衛隊の特殊部隊のエリートさんたちが、ほとんど全滅してしまうなんて、
日本の将来どうなるの?って感じでした。
リアルさがないと、緊張感は生まれないです。
そして、結局、裏切り者は誰だったワケ?
消化不良です・・・
いわゆる、ツッコミ所、満載なワケですが、中盤までの緊張感で、最後まで突っ走ってくれたら、
「まっいいか!面白かったし!」で、単純なワタシを騙せたのにね・・・
何か、レビューを書き始めたら、不満しか出てこなくて、申し訳ないです。どうしちゃったのかな?
中盤あたりまでは、意外?と面白くて、ホント楽しめたんですよね。
舞台は吹雪の山中なので、ロケも大変だったと思います。
ストーリーは、あまり知らないで見た方が、ミステリーの部分に助けられるだろうと思う。
チラシに写っている3人がメインなんだけど、それぞれの俳優さんの良さが発揮されてないのも
大きいかな〜
だって、メインの3人よりも、サブの吉田栄作さんが1番輝いてたんですもん!
吉田さんが演じたのは、特殊部隊で生き残った、ただ一人の男です。
最後の最後まで戦うワケですが、いい味出してました。
この映画で、1番株が上がったのは、間違いなく吉田栄作さんだと思いますヨ。
もっとホメなきゃ!と思うけど、こんなもんかな?
主人公は、カメラマン役なので、劇中に出てくる写真は、いい感じでした。
子役の男の子は、可愛かった。
雪山のシーンは、お金かけてます。
こんなもんかな?
ワタシ的には、DVDで十分かな〜と思います。
でも、涙を流されて感動されている方もいたのは事実で、まあ人それぞれという事で・・・
コツは、テンションを下げて期待しない事です。
そうすれば、意外と楽しめますヨ!