イングロリアス・バスターズ

サラ

2009年11月30日 19:28


「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督の最新作です。
面白くなかったら、返金します!とまで言い切ったタランちゃん。
うん!うん!大丈夫!面白かったですヨ!ワタシ、あなたが大好きです!
タランちゃんらしく、バッサ!バッサ!と、やってくれてます。
でも、いつもよりは、アクは薄まってるんですよね。
そこが物足りないと感じる方もいると思うけど・・・
ワタシは、より多くの人に楽しんでもらえる作品になったので、ヨカッタと思う。

ストーリーは5部編成になってて、ラストでそれぞれのパートが絡み合うといった感じ。
でも、ストーリーの中核は、両親を殺されたユダヤ人のショシャナの復讐劇です。
この”復讐劇”というのが、タランちゃんらしい。

俳優さんたちも超豪華!
ナチス狩りをするバスターズのボスを演じるのが、ブラッド・ピット。
主役のように書かれているけど、群像劇の中の一人といった感じです。
でも、ラストシーンだけを考えたら、主人公かな〜
主人公は死なないからね(笑)

ショシャナを演じたのは、メラニー・ロラン。
フランスでは監督業もこなす女優さんです。

あとは、ユダヤ・ハンター、ランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツ。
この人、凄いです!ブラッドピットを食っちゃってました。
多分、今年のアカデミー賞の助演賞を取ると思うな・・・

他に印象に残っているのは、ダニエル・ブリュール。
「グッバイ、レーニン!」の青年と言ったらわかるかな〜
ラストの豹変ぶりには、オドロいちゃったな・・・

2時間半の映画でしたが、あっという間でした。
ワタシ的には、大満足しちゃった作品です!
タランちゃんの強い毒気が好みの方には、イマイチかもしれないけど、
ストーリー構成も面白いし、タランちゃんらしいところも健在でした。
フツーの観客も、タランちゃんファンも楽しめるバランスのとれた作品だと思う。

今までは、オススメする人を選んでたけど、今回は考えなくていいから、楽(笑)

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