アバター

サラ

2009年12月30日 01:52


「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督、12年ぶりの新作になります。
ストーリーも、キャメロン監督によるオリジナルものです。

主人公のジェイクは、元兵士。戦いで車椅子の身でしたが、研究者であった双子の兄が
亡くなった為、同じDNAを持つ彼が、アバター・プロジェクトに参加する事に・・・
地球から遠く離れた衛星パンドラに着いた彼は、自分の分身(アバター)を手に入れ
失った身体の自由を取り戻し、先住民ナヴィの中で暮らすようになります。

感激!驚き!素晴らしい体験でした!!!
「アバター」を見たのではなく、「アバター」を体験したと表現するのが正しいです。
途中から、自分もパンドラに居るような感覚になっちゃいました。

映画は、3Dだったので、専用のメガネをかけてでの観賞でした。
でも、そのメガネが結構重くて大変!ずっと片手で支えてました。
実は、3D映画は初めての体験。メガネが軽くなったら、もっと快適になると思います。

衛星パンドラの先住民ナヴィの生活は、共存と調和の世界。
深く美しい森に囲まれ、パンドラに生息する生命体すべてが繋がってるのです。
神秘的でした。でも、日本人には、この精神世界は理解しやすいと思う。
主人公ジェイクが、彼らの文化を理解し、共感を覚えてくる頃には
ワタシたち観客も、ナヴィの一員になってる。
だから、人間が侵略してくると、気持ちはナヴィだから敵と思って怒りが湧いてくる。
もう、2時間半はあっという間でした。
見終わった後も、まだパンドラに居たいと思った程です。

とにかくスゴイものを、キャメロン監督は作ってくれました。
今の技術より、はるか先を歩いているって感じで、皆がこの「アバター」をめざして
行くでしょう。昔「タイタニック」のCG技術をめざしたように・・・
そして、3D上映館も増えていくだろうし、メガネだって改良されるだろうし
映画産業の、すそのまで変わっていくと思う。

主人公ジェイクを演じたサム・ワーシントンは「ターミネーター4」で、すでに注目を
浴びた俳優さんですが、「アバター」でのキャスティングの方が先なのです。
つまり、キャメロン監督が無名だった彼を見つけたらしいです。
目が魅力的で、繊細さと優しさを感じます。でも身体はガッシリしててワイルド。
そのギャップが魅力的です。
オーストラリアから発掘された俳優さんは、ビッグになるから、彼もそうなると思う。

映画館でしか、ここまでバーチャル体験は出来ないと思います。
こんな素晴らしい体験は、めったに出来ません。オススメします!

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