2022年03月06日
ゴヤの名画と優しい泥棒

1961年、イギリス、ロンドンナショナルギャラリーで起きた、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難事件。
本作は、嘘のような実話が元になってます。
監督は「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル。
昨年の9月に逝去されて、本作が遺作となりました。
犯人は、年金生活者のタクシー運転手。
盗んだ絵の身代金で、高齢者たちの公共放送BBCの受信料をタダにしようと企てます。
イギリス映画ですけど、まるでNHK問題じゃんと思いました。
イギリスBBCも受信料、取るんですねぇ。
主人公が、コルクを外してBBCを見れないようにしてても、刑務所に何日か入れられてました。
国は、名画を買うお金があるのに、高齢者の受信料はタダにしない。
陪審員たちも、それはおかしいと思ってたから、噓のような実話が生まれたのでしょう。
オスカー俳優のジム・ブロードベントとヘレン・ミレンが夫婦役で、2人のセリフの掛け合いも
面白かったです。
ストーリーは、一件落着となりますが、その先も楽しめます。 (75点)
Posted by サラ at 17:59│Comments(0)
│2022年公開映画
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