2022年01月19日
明け方の若者たち

カツセマサヒコさんのデビュー作となる同名小説の実写化になります。
学生最後の退屈な飲み会から始まる、5年間のお話でした。
そこで出会った年上の彼女に一瞬で恋をした僕。
世界が彼女中心になっても、社会人になった僕は、希望した部署には入れず
こんなハズじゃなかった人生になってしまいます。
昔の自分のキモチにリンクする部分があったので、心を動かされました。
青春の煌めきって言うと、気恥ずかしくなりますが、自分が無敵と思える一瞬が
あったよなって思う。
大学生って、あるときは大人で、あるときは学生で、でも社会人になったら
逃げ道がなくなって、生きてゆくのって大変だなって思ってた。
今では、そんな感情にも慣れてしまって、折り合いもつけられて、タフにもなったけど
この作品を見て、その頃のキモチに戻れました。
自分の中にあったマジックアワーを忘れずにいようと思います。
素晴らしい青春映画でした。
そして、主演の北村匠海さんの演技も素晴らしかったです。 (80点)
2022年01月15日
99.9ー刑事専門弁護士ーTHE MOVIE

日本の刑事事件における有罪率は、99.9%
一旦起訴されると、諦めるしかないのか・・・
そこに、個性豊かな刑事専門弁護士たちが、残りの0.1%の真実を追い求めてゆく・・・
人気ドラマの劇場版になります。
フツーに面白かったです。
ストーリーは、昔の毒入りカレー事件を思い出しました。
こういう結末もアリかもしれません。
劇中の親父ギャグは、お決まりのようですが、杉咲さんの高笑いはワタシは苦手。
松本さんと香川さんの掛け合いは、もう息ピッタリといった感じ。
ただ「今度の法廷は映画館だ」と言ってるのに、法廷シーンがなかったのは
ガッカリです。
辛口だと、豪華な2時間ドラマと言われそうです。
でも、ワタシは松本さんの演技が好きなので、楽しめました。 (75点)
2022年01月10日
マトリックス・レザレクションズ

レザレクションズとは復活。
もし、世界がまだ仮想世界=マトリックスに支配されていたとしたら・・・
18年ぶりに、キアヌとキャリーで復活したマトリックス。
どんなストーリーになるのか・・・興味津々で見ましたが、面白かったです!
こんな脚本を考えるなんて、凄いなって思った。
過去作も、オリジナルメンバーも、18年という月日まで全て脚本の中で
生かされていました。
事実を知りたければ、赤を。知りたくなければ、青を。
どちらかのカプセルを選ぶシーンも、バッチリ出てきます!
そして、本作はネオとトリニティのラブストーリーが主軸になってました。
愛の力は計算できないような未知数のパワーを発揮するんですね。
これは、機械じゃない人間だからこそ。
過去作の懐かしさと共に、楽しめた作品です。 (80点)
2022年01月08日
偶然と想像

「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督の最新作は、3話からなるオムニバス。
3つのお話に共通するのは、「偶然」と「想像」に引き起こされていたことでした。
この2つのキーワードを意識して見ると、あぁ~ここで?そういうこと?になると思う。
どれが面白いかは、人それぞれのような気がします。
ワタシは1番目が、ストーリーにリズムがあって好みでした。
作品全てにおいて、セリフが多いです。
そして、役者さんのセリフは、棒読みに近い。
エッ?何で?って思ってましたが、監督さんの意図するところのようです。
評価は高いようです。業界人の方々は好きそうだよなぁ~
でも、ワタシのような一般人にはどうなのかなって思う。 (70点)
2022年01月03日
キングスマン ファースト・エージェント

2022年が始まりました!
今年もマイペースな更新になりますが、シネマな毎日をよろしくお願いいたします!
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キングスマンシリーズとしては、3作目となりますが、前作の続編ではありません。
1900年代初頭から、第一次世界大戦にかけて国家に属さないスパイ組織
「キングスマン」の誕生秘話が描かれます。
前2作のキレキレアクションを期待しちゃうと、ちとパワー不足ですが、コレはコレで
楽しめました。
でも、キングスマンと言ったら、やっぱコリン・ファースなんだよねぇ~
劇中では、歴史上の人物をストーリーの中に上手く取り入れてました.
不死身の怪僧ラスプーチンや、女スパイ、マタ・ハリは、実在した人物です。
ラストには、レーニンやヒトラーまで登場しました。
特に、ラスプーチンとのバトルは、盛り上がりましたね。面白かった。
でも、危機を脱して、万歳!と思ったら、一転して悲劇っていうのはやめて欲しかった。
シリーズものとして見るんじゃなくて、別物として見た方が、楽しめそうです。 (75点)
2021年12月26日
ラストナイト・イン・ソーホー

「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督の最新作。
イギリス、ロンドンのソーホー地区を舞台に、60年代と現在、異なる時代の2人の女性が
シンクロしてゆくサイコ・ホラー作品。
現代のエロイーズは、ファッションデザイナーを夢見て、60年代のサンディは歌手を
夢見ています。
エロイーズは眠りにつくと、60年代のソーホーにいて、そこでサンディと出会い
身体も感覚も彼女とシンクロしてしまう。
面白かったです!
でも、ホラー苦手なんで、メッチャ怖かった。
家に帰ってからも思い出したりして、ブルブル(笑)
劇中の60年代のロンドンファッションや音楽は、素敵でした。
特に、音楽がいいね。「ベイビー・ドライバー」も良かったんで、監督のセンスかな。
久々に、映画のサントラが欲しいって思ったもん。
主人公のお二人も可愛い!
エロイーズの見た亡霊は、怨念みたいなものでした。
ラストのどんでん返しは、そういうことかぁ~と思った。
ホラーが苦手な女子でも、楽しめる要素があるんで、大丈夫です。 (80点)
2021年12月21日
彼女が好きなものは

2019年にドラマ化もされた浅原ナオトの原作小説を実写映画化。
BL好きを隠している彼女と、ゲイであることを隠している僕。
分かり合えない僕たちが見つけた「好き」のカタチとは・・・
正直、見るまでは、チャラい感じかなって思ってました。
でも、違ってた・・・深くて、真摯で、心に刺さった作品です。
世間一般で言う「ふつう」という概念。
ゲイも腐女子も、出来れば知られたくないことです。
人は「ふつう」に縛られ、大多数の「ふつう」の中だと安心感を持つ。
主人公の純は、ゲイだけれど、ふつうの人生を歩みたいと苦悩します。
親を泣かせたくないし、自分の子供だって欲しいから・・・
純を演じた神尾楓珠さんが、繊細な演技をされてて、ワタシは心が
ヒリヒリ痛くなりました。
「ふつう」じゃなくったっていいじゃない!って思うけど、リアル社会では
難しいとも思う。
心の中で、思っていても、それをアピールするには、エネルギーがいるから・・・
でも、映画のラストでは、わずかな希望も描いてくれていて、心が救われます。
ワタシにとっては、気持ちをかき乱してくれたいい作品でした。 (80点)
2021年12月12日
劇場版 あなたの番です

2019年の大ヒットドラマの劇場版。
映画で描かれるのは、2人が引っ越して来たあの日、住民会に出席したのが菜奈ではなく
翔太だったら?そして、交換殺人ゲームが始まらなかったら?
ドラマとは違うストーリーで作られた劇場版でした。
正直、2番煎じと思っていたら、意外と面白くて、終盤まで犯人がわかりませんでした。
キャラクター設定は、テレビのままでしたね。
ドラマでは、菜奈ちゃんは早々に死んでしまうけど、映画では、チラシ中央の4人が
中心となってストーリーがすすみます。
エンドロール中も楽しませてくれるので、明るくなるまで席を立たぬように・・・ (75点)
2021年12月09日
ARASHI Record of Memories

嵐のアニバーサリーツアー 5×20のコンサートの模様が映画になりました。
映画館で、嵐のコンサートが味わえます。
ライヴDVDと大きく違っていたのは、ドローンを使った撮影映像でした。
音響も映像の美しきも最高のものです。
ワタシは、嵐が休止前、YouTubeにアップされた彼らのコンサート映像を見て
虜になりました。
歌もダンスも松本さんの演出も素晴らしくて、それからは、DVDを大人買いです(笑)
特に、大野さんの歌とダンスは、一流だと思う。
1度もコンサートに行ったことのないワタシなので、今回、大きなスクリーンで
彼らを見れて、幸せでした。
ファンじゃない方々が見ても、楽しめると思います。
2021年11月28日
土竜の唄 FINAL

大ヒットコミックの実写映画化。
今回の第3作目にして、シリーズ完結となります。
正直、バカバカし過ぎて、呆れちゃったんだけど、ここまで吹っ切れていると
反対にアッパレ!と感心しちゃう。
やっぱ、中途半端は、ダメだね。とことん行っちゃう方が、さすが!になりますね。
ストーリー性は?と考えても、思い浮かばず(笑)
なんで、マンタが出て来たのかが、わからない。
”お祭りエンタメ”というキャッチコピーが、ピッタシ過ぎて、笑っちゃう。
でもね、このストーリーを演じていた、生田斗真さんや堤真一さんには、脱帽です。
素晴らしかった!と言ってあげたい。
主演の生田斗真さん、ホントお疲れ様でした。
あなたでなかったら、成立しない映画でした。
あと、滝沢カレンさんの演技が、意外と上手くて、驚きました。
女優さんとして、オファーがきそうです。 (68点)
2021年11月28日
恋する寄生虫

同名小説の実写映画化。
人が恋に落ちるのは、虫の仕業なのか?
極度の潔癖症の彼と、視線恐怖症の彼女、孤独だった2人が「虫」によって
「恋」の病に落ちていく・・・
2人のキャラクター設定が、特殊だったので、共感はなかなか持てませんでした。
でも、演じるお二人が、好きな俳優さんだったから、楽しめた感じです。
ラストが、ハッピーエンドだった事も、救われました。
そうじゃなかったら、変な映画になってたかもしれない。
美男美男なんで、キュンキュンのラブストーリーを期待されたら、ハズレです。(68点)
2021年11月25日
劇場版 きのう何食べた?

人気テレビドラマの劇場版。
よしながふみさん原作の漫画のドラマ化で、西島秀俊さん演じるシロさんと、
内野聖陽さん演じるケンジの温かい毎日と日々の食卓を描いたお話です。
テレビ東京は見れないから、ドラマは未見です。
お二人は、恋人同士の設定でした。
でも、きわどいシーンはなく、安心して見られます。
平和で、のほほんとした毎日で、劇中で料理の作り方も教えてくれます。
これが、人気のヒミツなのかなぁ~
ワタシがオドロいたのが、ヤクザ役とか刑事役とかやっていた内野さんが、彼女役を演じていたことです。
いかついイメージの内野さんが、女性のような身のこなしや話し方をされていました。
正直、なかなか馴染めなかったです。
でも、10年後のシロさんとケンジも見たいなって思う。
美味しい料理を「美味しいねぇ~」と言える相手がいるって、やっぱ幸せなことですもん。 (70点)
2021年11月19日
ボクたちは みんな大人になれなかった

同名小説の実写映画化になります。
NETFLIXでも同時公開されるとは知らずに劇場に行きました。
映画はやっぱり映画館派でしたが、今回は時間を工面するのが大変だったので
落ち込んじゃいました。まぁ自業自得なんですけどね。
主人公を演じるのは、森山未來さん。
バブルが弾けた1990年代から、コロナ渦の2020年までの25年間を演じられます。
ストーリーは、一気に青春時代に飛ぶかと思ってたら、現在から過去へと節目ごとに
遡ってゆきました。
彼が、ずっと忘れられない初めての恋人は、46歳になった今も忘れられない人でした。
事あるごとに、彼女が蘇ってきて、見てて切なくなります。
伊藤沙莉さん出演作が多くなって、綺麗になりましたね。
今の自分は、過去の全てと繋がっているんだなぁ~と改めて思います。
だから、いい思い出も、忘れたい思い出も、全て受け入れて肯定してあげようと思う。
ラフォーレ原宿はなつかしかったなぁ。
映画には、なぜかオザケンが合います。
女性より男性のツボにハマる作品だと思う。
だって、女性は、過去の男性をサッサと忘れちゃうから。 (75点)
2021年11月14日
そして、バトンは渡された

2019年の本屋大賞に輝いた小説の実写映画化。
瀬尾まいこさんの原作とは、異なるラストになっているそうです。
血の繋がらない母と、父に育てられ、成長した主人公、優子ちゃん。
いろんな事情があって、今は、3番目の義理の父、森宮さんと2人暮らしです。
一言で言うと、優しい作品。
だって、登場人物は、みんないい人ばかりだったから。
優子ちゃんには、3人の父親がいます。
本当の子供じゃないのに、みんな愛情を注いでくれて、だから主人公、優子ちゃんは
人に愛される子に育ったんだと思わせてくれる。
永野芽郁さんが演じると、劇中の複雑な人間関係も、湿りっけがなく、カラッとします。
彼女を起用したのは、大当たりだったと思う。
料理上手な森宮さん役の田中圭さんも、よかった。
ストーリーが、とんとん拍子に進むのではなく、丁寧に描かれています。
劇中のインテリアや、お洋服も可愛いです。 (78点)
2021年11月10日
トーベ

ムーミンを生み出した、トーベ・ヤンソンの物語。
ムーミン好きが多いので、観客は多かったです。
フィンランドのヘルシンキ、著名な彫刻家の父と、挿絵画家の母という環境で
トーベは育ちます。
戦争が終わり、彼女の自由な絵画は、なかなか認められませんでしたが
ある一人の女性との出会いによって、大きく変わってゆきます・・・
ムーミンの世界って、彼女の心の闇から生まれたものだったんじゃないかと
思いました。
特に、スナフキンの言葉って、心にズッシリきます。
トーベは、トーベ自身に語っていたのかもしれません。
そして、大人になってから、もっとムーミンを好きになった理由って
優しさの裏を知ったからかもしれない・・・
この作品で、波乱に富んだ彼女の半生を知ることが出来ました。(78点)
2021年11月07日
CUBE 一度入ったら、最後

カナダ映画「CUBE」の日本版リメイク作品。
オリジナル版と設定は同じですが、違う映画と思って、見られた方がいいです。
目が覚めると、立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人。
彼らは、何の接点もなく、閉じ込められた理由もわからないまま・・・
殺人的なトラップに襲われながら、無事に脱出することは出来るのか・・・
狭いキューブの中が全てなので、舞台劇を見ているような感じでした。
もう俳優さんの演技が全てと言うか、その点では、菅田将暉さん、岡田将生さん、杏さん
斎藤工さん、吉田鋼太郎さんと、演技を堪能出来ました。
特に、岡田将生さんはヤバかった。怪演です。
1番インパクトが残るキャラクターじゃないかな。
エンドロールで、菅田さん紹介シーンで、continue=続くと出たんですが、次があるってこと?
杏さんが、冷静で淡々としてたのは、そういう事だったのね。
でも、あちら側は、何考えてるの?
とにかく最後まで、なんで?どうして?が、ずっとつきまとっていて、悶々としたまま終わります。
共感出来るキャラクターもいなかったので、ワタシの中ではまあまあ止まり。
でも演技は楽しめたので、加点5で、(73点)です。
2021年11月03日
燃えよ剣

「関ヶ原」の原田眞人監督の最新作は、司馬遼太郎のベストセラー小説の実写映画化。
新選組のため最後まで戦い抜いたカリスマ、土方歳三を、岡田准一さんが演じます。
ストーリーは、回顧録形式で、すすみます。
語り部は、岡田准一さん演じる土方歳三です。
登場人物も多いし、時代の流れも早いですが、なんせ語り部の解説付きだったんで
とても分かりやすくなってました。
岡田さんは、アクションはバッチシですし、馬も乗りこなせるしで、安心して見てられます。
幕末のストーリーには、必ず登場してくる新選組、「るろうに剣心」でも出てたなぁ
やっぱ、日本人は赤穂浪士と新選組が好きだから、人気ありますね。
安定感のある王道の歴史大作もので、面白かったです。 (80点)
2021年10月24日
DUNE デューン 砂の惑星

「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作。
原作は、1965年にフランク・ハーバードが書いたSF長編小説です。
スターウォーズも影響を受けた小説らしいです。
小説の中で描かれる世界観を、映像化するのは、ずっと不可能と言われてきました。
やっと技術力が、追いついてきたという事でしょう。
長編小説なので、1本の映画で終わる形にしていません。
オープニングで「パート1」と出てくるので、続編ありきになってました。
ワタシは、主人公ポールを演じたティモシー・シャラメ目当てで見たのですが
壮大で、荘厳、詩的な部分もある作品でした。
面白かったです!
映画自体が素晴らしいけれど、もしスカだったとしても、ワタシは後悔しなかったと思う。
だって、ティモシーが、全編美しすぎて・・・
彼は、CG合成なのか?と疑うくらい完璧な美しさで、ブサイクなカットなんて1つもない(笑)
ワタシ的には、大満足。
鑑賞前に、人物相関図を把握しておくと、見るのが楽かなと思います。(85点)
2021年10月17日
護られなかった者たちへ

「64-ロクヨン」「糸」の瀬々敬久(ぜぜたかひさ)監督の最新作。
監督は、大分県真玉町(現在の豊後高田市)出身です。
骨太の人間ドラマが、監督の真骨頂ですが、本作もそうでした。
東日本大震災から10年目の仙台で、餓死させられるという不可解な殺人事件が発生。
捜査線上に浮かび上がったのは、放火の罪で服役し、出所したばかりの男だった・・・
見てて、辛い映画でした。
でも、ワタシには、その本当の辛さや悲しみは、絶対わからないと思う。
震災を経験した人にしか「わかる」なんて言葉は言えない。
生活保護の矛盾も、血の繋がりだけで家族という1つの単位に入れられちゃうのも。
深く考えると、辛くなる・・・
血の繋がらない3人が、1つの食卓で、お互いを思いやって、うどんを食べるシーンが、
1番印象的でした。
佐藤健さんの歩き方、食べ方、全てが演技だけど、凄いなって思います。 (80点)
2021年10月17日
DIVOCー12

コロナ禍でのクリエイター支援プロジェクトとして、12人の監督による12の物語が
作られました。
12のショートムービーは、バラエティに富んだ内容でした。
ファンタジーもの、ミュージカルもの、アート系、アクションなどなど・・・
ワタシが1番面白かったのは、清野菜名さん主演のゾンビ映画。
ホームセンターで働く、女子力ゼロの主人公が、DIY道具を駆使して、ゾンビを
やっつけるお話です。
コレ、1本の映画にしてほしい!笑ったわ。
そして、印象に残ったのが、トリを飾った、横浜流星さん主演のお話。
映像が美しくて(お顔も美しい)、幻想的な雰囲気でした。
正直、全てが面白かったというわけではないけど、この映画を見ることで
映画に関わった人たちを応援してあげてほしいです。
2021年10月06日
007 NO TIME TO DIE

2006年から6代目ジェームズ・ボンドに就任したダニエル・クレイグ版の5作目。
そして、25作目の本作で、ボンドはフィナーレを迎えます。
タイトルの意味は「死んでいる時間はない」とか「死んでる場合じゃあない」
いやぁ~素晴らしい作品でした!!!ダニエル・クレイグありがとう!
予告編を入れると、3時間くらいでしたが、体感的には、2時間くらい。
見終わった後も、余韻に浸ってました。
ダニエルのボンドになってからは、アクションシーンが桁違いだったし
M16のチームメンバーの魅力に、悪役の魅力に、美しいボンドガールに
ボンドのパーソナルな部分を描くストーリーの面白さに・・・
ワタシは、ダニエルが演じる人間的なジェームズ・ボンドが1番好き!
そして、こんなラストは、初めてじゃないかなぁ~
それで、いいの?って思った。
ジェームズ・ボンド、愛に死すだもん。
壮大なラブストーリーでした。
本作は、前作の「007スペクター」の完全な続編になります。
前作で、ボンドは、愛するマドレーヌと共に生きる道を選びました。
マドレーヌ役のレア・セドゥも続投してます。
ですから、前作の「007スペクター」を見てからの鑑賞をおススメします。
人生の15年間を捧げてくれたダニエル・クレイグに感謝!
ワタシにとっては、満点の(100点)でした。
2021年10月03日
総理の夫

原田マハさんの同名小説の実写映画化。
9月23日に公開された時は、自民党総裁選の真っ只中でした。
もう旬の映画でしたねぇ
ストーリーの中では、日本初の女性総理大臣が誕生。
「未来を諦めない」と奮闘する妻を、政治には全く興味のない夫が、
支え続けるという夫婦愛が描かれてました。
中谷美紀さんをスクリーンで見るのは、久々だったのですが、
その変わらずの美しさには、感動ものです!
映画を見られた方は、ほぉ~と溜息が出るのでは・・・
夫役の田中圭さんは、キャラクターに合っていて、ハマリ役でした。
政治の世界が舞台になってますが、もう理想の世界だから(笑)
フツーの娯楽作品として見てもらえたらいいと思う。 (75点)
2021年10月01日
マスカレード・ナイト

ミステリー作家、東野圭吾さんの「マスカレード」シリーズ映画化、第二弾になります。
木村さん演じる破天荒な刑事、長澤さん演じる真面目過ぎるホテルマン、
この水と油のような真逆バディの復活です。
2年前の第1作目での2人のバチバチ感は、印象に残ったけど、
2作目では、安定感と言うか、ああコレコレって感じ。
お互いへのリスペクトが根底にあるので、バチバチやっても、こちらとしては
夫婦喧嘩を見ているような感じでした(笑)
ストーリーのテンポもゆっくりに感じました。
仮面舞踏会の華やかさと、出演キャストの豪華さが魅力でしょうか。
辛口かもしれませんが、可もなく不可もなく、万人向けの作品です。
公開時期が、年末あたりだったら、作品の雰囲気に合ってたのですが・・・
ところで、さんまさんの写真、セリフもないのに、1番ウケました。 (75点)
2021年09月26日
レミニセンス

ヒュー・ジャックマンが、記憶潜入(レミニセンス)エージェントを演じる、SFサスペンス作品。
他人の記憶に潜入し、その記憶を360度の時空間映像として再現。
ストーリーの中では、検察から事件解決の為に依頼されることもありますが、
一般人から過去の自分の幸せな時間に戻りたいという依頼の方が多かったです。
その依頼客として、美しい女性が現れます・・・
記憶潜入という題材は、面白そうと思ったのに、見てガッカリでした。
もうチョット面白いかと思った。
なんで、この女性に、ここまで執着するのかが理解出来なかったです。
愛してるからという理由でしょうが、翻弄されてるとしか見えない。
ヒュー・ジャックマンなんだから、世界を救ってほしかったです(笑)
ラストも、そこまでするかって思ったし、男の哀愁さえも感じられない。
製作は、クリストファー・ノーランの脚本家として有名な弟さんらしい。
このヒドイ脚本も?と思ったら、脚本と監督は、リサ・ジョイという方でした。
女性が作ったラブストーリーなのに、なんでこうなる? (65点)
2021年09月20日
先生、私の隣に座っていただけませんか?

TSUTAYAのオリジナル作品企画コンテストで、準グランプリに輝いた作品。
全く内容も知らず、演技派2人によるコミックの実写化ラブストーリーと思って、
ムビチケを買っていたワタシ・・・
その後、この2人は夫婦で、ダブル不倫の話と知り、少々オドロキ。
そして、鑑賞後は、驚きの上をいくようなオッタマゲ!
いやぁ~いろんな意味で、裏切ってくれました。
サスペンス?ホラー?復讐劇?
何が、真実なのか?どこまでが、妄想なのか?
不倫と言っても、恋する2人は、少女漫画のよう・・・
そう・・・2人共、漫画家なのです。コレは、真実!
妻の描く漫画が、2人の未来に繋がってる?
夫は、自分の方が真実だったので、妻の方も真実なのか?と
うろたえて、オロオロ、右往左往。
柄本佑さんの演技が、もう上手いだよなぁ~コメディにさえ見えてくる。
そして、黒木華さんは、本心が見えない妻の役で、これまた上手いんだよなぁ~
タイトルにある”先生”も、最初と最後では違ってくる、なるほどねぇ~
コレは、ホント面白かったです!
ワタシを裏切ってくれたので・・・・・(85点)
2021年09月18日
ムーンライト・シャドウ

吉本ばななさんの同名ベストセラー小説の実写映画化。
ある日、愛する人を突然亡くした主人公が、どうやって哀しみを乗り越えて、未来へと
進んでいくのかが描かれます。
小松菜奈さんが好きな方には、超おススメです。
彼女の出演映画は、ほとんど見てますが、こんなに自然で、魅力的で、美しい小松さんを
見たことがありません。本作が、1番です。
そして、こんなにもカッコ良く走る女優さんは、他にはいません。
たとえスタイルが良くても、走ったらガッカリなんて、よくありますから。
ストーリーは、スポットのつなぎあわせで、途切れ途切れって感じで、正直わかりずらいです。
マレーシア出身監督と、タイ出身の撮影監督による幻想的な世界観を持ったアートの
ような映画です。
ぶっちゃけ、小松菜奈さんと宮沢水魚さんを愛でる映画と言ってもいいくらいです。
ストーリーは、よくわからないけど、心地いい空気感があって、雰囲気を楽しめる映画でした。
主人公のお部屋が、ポップなインテリアで、可愛い!の一言でした。
お洋服も可愛かったし、パッチワークのカーテンとか、お部屋全てをカタログにして欲しい(笑)
映画としては、評価低いと思うけど、ワタシは、雰囲気を楽しめるだけでも好きです。(78点)
2021年09月12日
シャン・チー テン・リングスの伝説

マーベル・スタジオ最新作。
そして、マーベルの新たなヒーロー、シャン・チーの誕生を描いた作品です。
チラシを見ての通り、見た目が地味なヒーローです。
ワタシもノーマークだったけど、TOHOシネマズマガジンの表紙になっていたので
イチオシみたい。
正直、ワタシも父親役が、トニー・レオンじゃなかったら見てなかったかもです。
悪に染まった最強の父親に、暗殺者として育てられた主人公、シャン・チー。
そこから逃げ出し、アメリカで平穏に暮らしていたシャンだったが、父の策略を
止める為に、自らの過去と運命に立ち向かうことになります。
面白かったですね。見た目、地味だけど、アクションは凄かった!
父と息子の対決シーンは、善と悪で放つ光の色が違っていて、
まるでスターウォーズを見ているようでした。
そして、エンドロール後にも、映像があります。
そこは、まさにマーベルあるあるですね。 (80点)
2021年09月11日
鳩の撃退法

佐藤正午さんの同名小説の実写映画化。
主人公は、かつては直木賞を受賞した作家、津田。
でも、今は落ちぶれて、女優俱楽部というデリヘルの送迎係をしてます。
そして、最近、津田は、「ある出来事」を元に、新作を書き始め・・・
予告編から興味をそそられてたのですが、本編を見ても、単純なミステリーではなく
面白かったです。
藤原竜也さんは、「カイジ」もそうですが、ゲスな役がホント上手い(笑)なかなかですヨ。
そして、風間俊介さんも、上手かった。
鳩の意味する謎は、終盤あたりで、分かります。
結局のところ、津田の書いた小説は、フィクションだったのか?になるのですが
観客全てが、同じ答えにはならないような気がしました。 (80点)
2021年09月10日
ドライブ・マイ・カー

村上春樹さんの短編小説を実写映画化した作品。
監督は「寝ても覚めても」の濱口竜介さんです。
愛する妻を突然失った男の喪失と再生が描かれます。
上映時間は、3時間。
ストーリーは、ゆっくりと、丁寧に進んでいきました。
感覚的には、2時間半くらいでしたね。
妻を亡くして2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった主人公は
ある過去を抱える寡黙な女性ドライバーと出会います・・・
原作にオリジナル要素を加えてるそうですが、映画を見終わった後には
村上春樹さんを感じられました。
ファンの方々にも高評価じゃないかなぁ~
ワタシ的には、劇中、演じられていた演劇自体が好きじゃなかったくらい。
そこを少し削って、2時間半にしてほしかったくらい・・・
ワタシには、セリフとかが、哲学的な映画でした。
ラストは、光が射しているように見えました。 (78点)
2021年09月05日
アーヤと魔女

宮崎吾朗監督によるスタジオジブリの最新作。
そして、手書きじゃない、フルCGアニメーション作品でした。
色彩もポップで鮮やかだし、ロック調の音楽に驚いたしで
ハリウッド作品を見ているような感じでした。
だから、ジブリを意識しないで見た方がいいです。
ストーリーは、面白かったです。
だって、喋る黒猫に、魔女ですもん。テッパンでっしょ!
ただ、中途半端に終わり、エッ?ってなりました。
上映時間も、90分くらいで短い。
エンドロールに流れる挿絵で、その後のストーリーは理解出来たのですが
正直、最後まで見せて欲しかったです。
手抜きと言われても、反論しません。
とりあえず、ハッピーエンドのようです。 (70点)