2022年03月21日
余命10年

実話を元にした恋愛小説の実写映画化。
難病を発症し、余命10年と言われた20歳の主人公の大切な人々との10年の
歳月を描いた物語です。
目が潤んで、不覚にも泣いてしまいました。
実は、こういう余命ものが好きじゃなくて・・・ほとんどパス。
何でかって言うと、泣かせようと盛り上げてくるから・・・
でも本作は、好きな小松菜奈さん主演だったので、行きました。
いやぁ~パスしなくてヨカッタです。いい作品でした!
コレは、口コミで大ヒットすると思いました。
小松菜奈さんにとっても、代表作となるでしょう。
映像が美しいのです。詩的で、一瞬の煌めきを感じました。
もちろん、盛り上げたりセコイことはしません。
そんなことをしなくても、自然と心に響いてくるのです。
そして、美男美女なので、どんなに泣いても美しい(笑)
10年・・・長いんだか、短いんだか・・・ホントそう思います。
それに、今の世界情勢を考えたら、永遠は絶対ではなくなりました。
監督は、「オー!ファーザー」「新聞記事」「ヤクザと家族」の藤井直人さん。
社会派作品の監督が、ラブストーリー?で、少々驚いたのですが、実話からの作品だし、
生き様を描くことは同じだったのかもしれません。
主人公が、残された10年をどう生きたのか?
自分の人生のことも考えてみます。 (80点)
Posted by サラ at 16:52│Comments(0)
│2022年公開映画
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