2019年09月29日

アイネクライネナハトムジーク

アイネクライネナハトムジーク



伊坂幸太郎さんの短編小説から作られた作品。
監督は、「愛がなんだ」の今泉力哉さんです。
映画を見る前に思うのは、「この長いタイトルは、何?」ですよね。
読み方は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」で、ドイツ語で「小さな夜の音楽」って意味らしい。

伊坂作品なんで、舞台は仙台。
夜の街頭アンケートに立っていた主人公は、ギターの弾き語りに聴き入ります。
ふと気づくと、隣にも同じように、聴き入っている女性が・・・
目が合い、思わずアンケートをお願いすることに・・・
これが2人の出会いで、それから10年の時が流れ・・・

登場人物が多くて、それぞれの群像劇になってます。
そして、微妙に、それぞれが、繋がっている。
10年という月日の積み重ねは、子供たちの新たな出会いも。
劇的な事がなくても、平凡な日常の積み重ねの大切さを、気づかせてくれます。
時の重みを知っている大人には、この作品の良さがわかると思う。
斉藤和義さんの主題歌「小さな夜」も、素敵でした。  (78点)


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