2009年12月17日
パイレーツ・ロック

「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督の最新作です。
監督自身の幼少期の思い出からインスパイアされた作品だそうです。
本作の中にも、ある少年が枕の下に隠したラジオで海賊放送を聞いているシーンが
出てきます。多分、この少年が監督自身だったのでしょう。
映画は、ノリノリで最後まで突っ走ってくれます。
見終わったら「はて?何だっけ?」と思っちゃうんだけど・・・
「ロックンロールだぜ!イェ〜イェ〜」で、まっいいか!後味もスッキリだったし・・・
でも、どうせパッパラパーで、やるんだったら、カール青年の成長物語とか、
父親との再会とか、雑音入れなくてもよかったのに・・・と思う。
カール青年のイケイケママまで登場させたのも、イェ〜イェ〜のノリみたいだし・・・
雑音を大音響のロックで消されてしまうくらいなら、始めからガンガンロックの
お祭りで、ヨカッタんじゃないかな〜と思ったりもする。
でもね・・・不思議と雑音が許せちゃうのよね・・・
リチャード監督のまとめ方が上手いんだろうな〜
結局は「ロックンロールだぜ!イェ〜イェ〜」で、しっくりまとまっちゃう。
俳優さんも個性的な方ばかりで楽しめます。
ワタシ的に盛り上がったのは、イケメンDJ役で、トム・ウィズダムが出てた事。
「300 スリーハンドレッド」に出てて、最後に首が飛んじゃったシーンが
忘れられないのよねぇ〜彼はホントカッコイイわぁ〜♪
女子だったら、60年代のポップな衣装も、ゴキゲンだと思う。
聴いて、見て、楽しめる映画ですので、オススメです!
一つ残念だったのは、ブリティッシュ・ロックと言えば、ビートルズなのに・・・
ビートルズの曲が、一曲も流れなかった事。
いろいろと大人の事情で、無理だったんでしょうね・・・
Posted by サラ at 17:43│Comments(0)
│2009年公開映画
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