2009年12月29日
カールじいさんの空飛ぶ家

「ファイディング・ニモ」のピクサースタジオ製作によるファンタジーになります。
公開は12月初めでしたが、その間に体調を崩したりで、やっと見る事が出来ました。
主人公は78歳のカールじいさん。
亡き妻との思い出の詰まった家と人生最後の旅に出るお話です。
現在に至るまでの思い出のシーンのくだりが素晴らしいです。
エリーと初めて会った日の事。
それから結婚に至るまでの日々。
結婚してから歳を重ねる日々。
そして、エリーの方が先に逝ってしまう・・・
観客はカールじいさんの想いをしっかりと受け取れるでしょう。
エリーとの思い出と共に、人生最後の旅に出ようと思った流れも自然なものでした。
と・・・ここまでは、よかった。
その旅に紛れ込んだ少年、いや、坊主と呼んでかまわない。
その彼の登場までは・・・
アメリカでは、こういったシーンに登場するキャラクターは、小太りでトロい。
あるいは、やせこけて、そばかすでトロい。
賢くもなく、ジャマばかりして、食い気だけはある。
足を引っ張るし、すぐ腹は減るし、うるさいしで、イライラしちゃいました。
子供さんも多かったのですが、いつもジャマをするので
「あぁ〜またぁ〜〜〜」と叫んでいる子もいました。
ワタシは大人だから、そんな事言えないけど、心の中では、拍手喝采!!!
でも、彼の登場によって、カールじいさんの旅は最後の旅にはならず
冒険の旅になるという・・・重要な役どころになってます。
ラストも、めでたし!めでたし!
みんなシアワセに暮らしたとさ!でした。
少年は、ウザかったけど、ストーリーはとてもいい話でした。
カールじいさんを通して、人生のラストを、どう過ごそうか考えさせられます。
Posted by サラ at 18:02│Comments(0)
│2009年公開映画
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