2009年10月29日

サガン−悲しみよ こんにちは−


フランソワーズ・サガンの半生を描いた作品です。
サガンは、デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなって、
わずか18歳で、富と名声を手に入れます。
その後、酒・ドラッグ・交通事故・結婚・離婚と波瀾万丈の人生を送るのです。
数々の作品を世に送りましたが、彼女の人生そのものが、最高傑作かつ問題作だったと
言われてます。

映画は、数々の出来事が、テンコ盛り状態でギッシリ詰まってる作品でした。
見応えたっぷりです。
でも、きちんと、わかりやすくまとめてくれてますので、疲れる事はなく、
満足感の方が大きかったです。

サガンを演じたシルヴィ・テステューが素晴らしかったですね。
サガンって、こんな感じの人だったんだろうなぁ〜と、思わせてくれました。
18歳から69歳までを、ひとりで演じられてたんですが・・・
特殊メイクにも感心しちゃいましたし、彼女の演技も上手いなぁ〜と思いました。
サガンは、全てを手に入れて、そして、全てを手放した人だったんだと思います。
あとに残ったのは、孤独と悲しみから生まれた小説の数々・・・

監督は、ディアーヌ・キュリスという女性監督さんです。
女性が感じる寂しさとか、細やかな部分に共感しちゃいました。
あと、サガンは、ヒョウ柄とパールをこよなく愛してたらしいです。
ワタシもヒョウ柄大好き!パールもの大好き!なので
劇中登場する衣装や小物類には、目が泳いでしまいました(笑)
ヒョウ柄のコートが着れたらいいけど、ワタシだと、せいぜいマフラーぐらいかな・・・

フランス映画の小粋な雰囲気もステキでした。
女性の方々には、オススメしたいです。


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