2009年11月03日

女の子ものがたり



原作は漫画家、西原理恵子さんの自伝的な作品です。
スランプに落ちて自堕落な生活を送る漫画家の主人公が、新米編集者のキツイ一言が
キッカケで、自分の少女時代を思い出します。
そこには、二人の友達との思い出が詰まってました。

大人になった主人公を演じるのは深津絵里さんですが、
3分の2くらいは、少女時代の回想シーンです。
高校時代を演じたのが、大後寿々花さん。
インパクトからいくと、彼女がメインに感じました。

辛口になっちゃうけど、映画はまあまあかな〜
ワタシ的には、DVD観賞で十分かなぁ〜と思った。

”すべての女の子を元気にするノスタルジックストーリー”
この売り文句は当てはまらないと思う。コレを見て元気にはならないもん!
私的な物語に当たると思う。

でも、昔とっても仲がよかった友達と、突然ケンカ別れをしちゃって
それが、ずっと心残りだったりとか・・・
主人公と、何かリンクする思い出があったとしたら・・・
心の中にストンとハマッちゃう映画になるだろうな〜とは思う。

昔の仲良し3人組は、お互い辛い境遇の傷をなめあう事で繋がってるように感じたし、
すべての女の子に共通するようなパターンじゃなかった。
そして、どんぐりの背くらべのような中でも、お互い妬みや憧れのようなものがある。
この陰険さが嫌だったな〜

女の子同士の友情って、こんなもんだけじゃないゾ!!!
もっと違うパターンは沢山あるんだから!
この拒絶反応が、ワタシが辛口になった理由のひとつのような気がする。
だから、私的な物語だと思う。そう思ったら腹も立たない。

ストーリーも少女時代から現在36歳の主人公までの間がすっぽり抜けてて、
しっくりこなかった。説得力も欠けちゃう。
いつ頃、少女時代を封印してしまったのか?コレって大事だと思うんだけど・・・
回想シーンが長すぎです・・・全体の半分くらいにしてもらわないと・・・

ワタシのように、元気にしてもらおう!な〜んて思って見ると、失敗しちゃうんで(笑)
な〜にも考えずに行くと、それなりに楽しめるとは思う。


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