2009年11月22日

笑う警官



北海道警察で起きた、ある汚職事件を元に書かれた同名小説の映画化です。
原作者、佐々木譲の道警シリーズ第1弾の「笑う警官」は、汚職を闇に葬ろうとする
警察組織VS真実を突き止めようとする警官たちの攻防戦を描いた社会派ドラマです。

良くも悪くも角川春樹節、全開の映画でした。
セリフ回しも演出も角川節。映像も昔の雰囲気でした。
なんと、11年ぶりに監督業をされたそうです。

今の映画を見慣れていると、ピントを合わせるのに戸惑ってしまったけど・・・
作品は面白かったし、ヨカッタです!
”良くも悪くも角川春樹節”ですけど、良い方に転がってると思う。
原作が、社会派サスペンスという重い題材なので、
角川春樹節が、しっくり馴染んでました。

ストーリーも、「エッ!この人も裏切り者?」といった展開で先が読めません。
主人公、佐伯も正義感だけでやっているワケではなく、屈折した内面も描かれていて
人間ドラマの面白さもあります。

主演の大森南朋さんが、素晴らしいですね〜
まだチョイ役の時から、大森さんの事は覚えてて、役柄によって雰囲気が変わる
俳優さんでした。汚れ役も、純粋な役も出来る方です。

男性の方々の方が、満足度は高いとは思います。
女性の方は、大森さんの男の色気をお楽しみいただけるかな〜ワタシはメロメロ(笑)

余談ですが、ラストシーンは韓国映画のようでした。
実際には有り得ない、幸せな夢のような世界です。
戸惑っちゃう人もいるかもしれませんが・・・軽く流していいかと思います。


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