2011年10月31日

一命


三池崇史監督の「十三人の刺客」に続く名作時代劇のリメイクものです。
カンヌ国際映画祭にも正式出品されました。

オリジナル版は、1962年公開された「切腹」
天下泰平となった江戸時代初頭、生活に困窮した浪人たちが、
大名家を訪れて施しをうける゛狂言切腹゛なるものが流行ってました。
病に倒れた妻と我が子を救うため、名門、井伊家を訪れた、ある若い浪人。
彼が、侍のメンツにしがみつく武家社会の中で、一命をかけて、守ったものとは・・・

三池監督、今回もやってくれました!
オリジナルを忠実にリメイクされたそうですが、ストーリーは、まさに現代を
写し出したものだと思いました。
大多数の原理によって作られたルールは便利で、それに従っていれば
感情もなくなってしまいます。
いわゆる面倒な例外を認めなくなっちゃう。
いつの時代も、不条理はあるんだなって思う。

エリート職についている(名家の武士たち)と、失業している(浪人たち)とでは
同じ武士なのに、生活も大きく違います。
それは、劇中、出てくる二匹の白い猫の末路と同じ。
一匹は、病気で痩せほそって死んでしまい、もう一匹は優雅にぬくぬくと
暮らしています。
こういう描写が上手いんですよね。

映画の序盤に、切腹シーンがあり、それがやたらと長く、酷いので
女子にはキツイかも・・・
ワタシも直視出来なくて、横向いてました。
でも、ストーリーが進むにつれ、真相が明らかになるので、面白くなります。
作品自体は80点以上なんですが、ワタシが娯楽ものが好きなんで
78点をつけました。


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この記事へのコメント
海老蔵さんの”目力(めぢから)”は迫力あると感じました。
いい仕事するんだけどなー(私生活が・・・)

それにしても満島ひかりさんは女優として確実にステップアップしていますね。
Posted by yken at 2011年11月01日 09:15
ykenさんへ>>>

こんばんは

満島ひかりさん、ばく進中ですね!

時代劇のカツラも似合ってるし、和洋どちらでもオッケーです。

旦那様の映画「スマグラー」でも、ヨカッタです。
Posted by サラ at 2011年11月01日 21:26
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