2021年07月04日
夏への扉ーキミのいる未来へー

三木孝浩監督による同名小説の実写映画化になります。
三木監督作品と言えば、「陽だまりの彼女」「僕らがいた」「ソラニン」
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」等々、
美しい映像、美男美女、爽やかなラストで綺麗にまとまる・・・
もう女子の味方でっしょ!
本作は、山﨑賢人さんと、清原伽耶さんのSFラブストーリーになります。
信頼していた恋人に裏切られ、冷凍睡眠された天才科学者が、30年後に目覚めたら、
大切な人が、亡くなっていた・・・
アメリカのSF作家が1956年に発表した当時では、斬新なストーリーだったと思いますが
今の感覚では、タイムパラドックスものとしては、平凡なストーリーでした。
だから、原作にはない藤木さん演じるアンドロイドを絡ませたのは、ヨカッタと思う。
名前は猫のピートと同じなんだけど、ターミネーターのようにトラックを止めるシーンがあって
ワタシの頭の中では、あの音楽が、鳴ってましたね(笑い)
山﨑さんも清原さんも良かったし、猫のピートも可愛かったし、ラストも爽やかに、美しく終わります。
見て良かったと思うんだけど、一つだけ分かんないところがあって・・・
ワナにハマって、冷凍睡眠された主人公と、自ら冷凍睡眠した主人公と
30年後に目覚め時には、主人公は2人いるんじゃないの?
だって、あの時、もう一人の自分がいたんだもん。
こうなったら、原作読むしかないっか。
爽やかに美しく終わってましたが、ワタシの頭の中は、悶々でした(笑) (75点)
Posted by サラ at 01:03│Comments(0)
│2021年公開映画
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