2021年08月21日
キネマの神様

山田洋次監督の最新作は、松竹映画100周年記念作品になります。
クランクイン後、ダブル主演の志村けんさんを失い、コロナの影響で撮影も長期中断、
公開も延期となり、困難の連続でした。
そして、やっと劇場公開です。キネマの神様って、いるのかもしれませんね。
ここから少し私的なことを書かせてください。
コロナ渦で、映画館は閉まってしまい、今まで月に10本以上見ていた自分には
映画館なしの人生は考えられなくて・・・
ワタシ、生きてゆけんのかなぁ~と・・・
それでも一か月も経つと、アレ?生きてゆけるなと(笑)人間の適応能力って凄いんだなって。
おバカな話ですが、それくらい自分にとっては、ショックなことでした。
そして、死ぬ時は、映画館で映画を見ながら死ねたらいいなって、ずっと思ってました。
映画館は、いい迷惑だよねぇ~と思いつつ・・・
そしたら・・・劇中にも同じシーンがあって、映画ファンは、同じことを考えてるのかも・・・
ワタシは変人じゃなかったんだと、少し安心しました(笑)
ストーリーは、大きな映画愛に溢れてました。
代役の沢田研二さんは、プロに徹して、志村さんに寄せた演技をされてました。
小津監督の「東京物語」のオマージュシーンもあります。
そして、銀幕の大女優を演じた北川景子さんが、美しくてステキでした。
正直、彼女をもっと見たかったですね。
ワタシは、映画は映画館で見ることにこだわっています。
たとえ映画館で見れなくても死なないことは実証されたけど(笑)
ワタシも老いてゆくから永遠はないけれど、いつまでも映画愛は消えません。(80点)
Posted by サラ at 17:20│Comments(0)
│2021年公開映画
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