2014年02月26日

鑑定士と顔のない依頼人

鑑定士と顔のない依頼人



昨年暮れの東京散策時に、TOHOシネマズシャンテにて鑑賞。

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本による作品。

天才的な鑑定眼を持つオークション鑑定士のヴァージルは、人間嫌いで
芸術品しか愛することが出来ない。
彼の隠し部屋には、壁一面に名画と呼ばれる女性の肖像画がびっしりと飾られ
彼が愛するのは、その名画の中の女性たち。
ある日、謎の女性から、美術品の鑑定を依頼されます。
決して姿を見せない謎の女性。
鑑定士のヴァージルは、謎の女性から翻弄される中で、次第に彼女に惹かれていきます。
彼女は、どんな女性なのか?

前評判通りの極上のミステリーを楽しみました。
いろいろ細かい事は書きません。
見られた方のほとんどが、主人公のように翻弄されてしまうでしょう。

ただ、ラストでのヴァージルが気の毒で、モヤモヤとした気分のまま
劇場を後にしました。
後で考えても「なんで?」と思う。
人間嫌いの彼が、初めて人に心を開いた結末がこうなるなんて悲しい。
老人の恋は純粋なのか?盲目なのか?
美術好きの方にも、オススメです。

ラストがスッキリしなくて、ワタシ好みではなかったので点数は辛口です。(80点)


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