2014年11月25日

パルフィ!人生に唄えば

パルフィ!人生に唄えば



インド版アカデミー賞において、作品賞など主要4部門に輝いた作品。

主人公、パルフィは生まれつき耳が聞こえず、話も出来ない青年。
でも底抜けに明るく、心優しい彼は、まわりの人々を幸せにしてくれます。
そんな彼を愛するようになる二人の女性、シュルティとジルミル。
本作は、それぞれの愛の行方を描いた2時間半の作品でした。

このシーン、どこかで見た事があるような・・・
そんな数々の名作映画へのオマージュが詰まってました。
ワタシにとっては、インド映画と言うよりも、「アメリ」や「ミックマック」のような
フランス映画っぽかったです。
そして、チャップリン映画を見ているようでもありました。
パルフィは耳が聞こえず、ジルミルは自閉症で、ほとんど喋りません。
だから、セリフがなくて、目や表情、身振り手振りで2人は会話をします。
だから、無声映画に近かったんです。

パルフィのように、言葉以上に真心で包んでもらえたら・・・
パルフィとジルミルは幸せだったと思います。

インド映画の歌って、踊ってはありませんし、展開もスローです。
インド映画というのを忘れて、鑑賞された方が、より楽しめるかと思います。(75点)


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