2014年12月15日

紙の月

紙の月



「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督の最新作は、角田光代の同名小説の映画化。
銀行で働く主人公が、若い男性と過ごすお金のために、顧客の預金に手をつけてゆきます。

意外とアッサリしていた作品。
既に見られた方から、「リアルすぎて、チョット・・・」と聞いていたけど
見終わった後は、「エッ?こんなもん?」っていう感じでした・・・

主人公の梨花は、最初こそ葛藤があるけど、その後は淡々とお金を横領するし
若い恋人との愛欲のドロドロさもありません。
でも、宮沢りえさんが演じてたことで、万人向けにはなってたと思う。
もし、鈴木京香さんが演じていたら・・・愛欲に、どんどん支配されてゆくような
すんごいドロドロ感が出てたような気がする(笑)
これはこれで、映画的には、面白かったと思うんだけど・・・

あとワタシ的に印象に残ったのは、主人公の梨花よりも、
小林聡美さん演じる、より子の方でした。
彼女の考え方とか、行動の方が面白かったです。       (78点)


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