2014年12月30日

6才のボクが、大人になるまで。

6才のボクが、大人になるまで。



11月の東京散策時、有楽町のシャンテにて鑑賞。
今のところ、大分での公開予定はありません。
シャンテは、TOHOシネマズの中では単館系作品を中心に上映している劇場です。
TOHOシネマズのシネママイレージも溜まるし、ムビチケやフリーパスも使えます。
そして、シャンテに来る方は映画通が多いので、観客のマナーの良さも魅力です。

本作は、6才の主人公が18才になるまでの12年に渡るストーリー。
主要なキャストの4人が、監督と共に、12年に渡り撮影を続けたことに敬服!
両親役の2人は、いい中年になり、子供役の2人は、りっぱな大人に・・・
これは、映画史に残ることになるでしょう。

6才の少年の成長と共に描かれる人生の軌跡は感動ものでした。
可愛いかった少年が、だんだんと人格を持って、大人へと変わってゆく様子を
自分も共に歩んだような感覚は忘れられません。
そして、1人の人間が大人になるって、大変なことなんだなって思いました。
子供時代は、親に頼らざるしかなくて、親の再婚など振り回される弱い立場なんだと痛感します。

少年の実父役を演じたイーサン・ホークが素晴らしかったです。
そして、少年メイソンを演じた子が、だんだんとイーサンに似てくるの。
血縁関係はないのに、コレって不思議なことでした。

上映時間は、166分、長丁場でしたが、スクリーンの中に自分もいたような感覚・・・
メイソンが愛おしかったです。素敵な映画体験でした。     (85点)


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