2015年09月18日

猫侍 南の島へ行く




北村一輝さん演じる剣豪、久太郎と、その愛猫、玉之丞を描く時代劇「猫侍」第2弾。

なんで南の島が舞台なのか?
前作が江戸だったので、今度は「猫侍 京へ行く」じゃダメ?
せっかくの剣豪なのに、今回は見せ場らしいものはありません。
侍相手の正統派のチャンバラが見たかった。
内容的にも、今回は相当なダウン。

でも、あなご演じる玉之丞の可愛さを見たら、そんな事はドーデモよくなります。
もう萌えまくりです(笑)
猫好きにとっては、玉之丞を見に行ってるようなもんですもんね。
玉之丞さまを愛でられたら、いいワケです。
それにしても、LiLiCoさん、気持ち悪かった・・・
内容的には、60点。玉之丞は、100点。
  


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2015年09月10日

Ted 2




愛くるしいテディベアなのに、中身は、中年エロおやじ。
大ヒット作「Ted」の続編です。
吹替ではなくて、字幕で見たかったのですが、夜だけの上映だったので
なかなか行けず・・・そんなこんなで、鑑賞が遅れてしまいました。

テッドは、バイト先で知り合った彼女と、めでたくゴールイン!
甘い生活はつかの間、じきに毎日ケンカばかり。
夫婦の危機を乗り越えようと、テッドは子供を持とうと思いつきます。

オープニングのダンスシーンが、華やかで、素晴らしいです。
ブロードウェイのショ―を見てるような気分になりました。
もちろん、中心で踊っているのは、テッド。
短い手足なのに、キレキレでした(笑)

R15指定ならではの、エロいジョークも健在。
いろんな大物俳優さんのカメオ出演も楽しいです。

「テッド」の中のマーク・ウォールバーグは、演技なのか?素なのか?
ホント冴えないフツー男に見えるんだよね。まぁ~キュートに見えなくもないけどね。
緊張感なくて、ボーとしてるし、このギャップ、ホント感心しちゃう。

最後は、意外に、深イイ話で終わってくれます。
また、続編あるのかな?
ワタシは、アマンダが好きなので、歓迎ですね。
エンドロールが終わると、なんと!「96時間」のワンシーン?があります。
  


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2015年09月02日

S―最後の警官―奪還




2014年にテレビ放映された人気ドラマの劇場版。
警視庁のSAT、海上保安庁のSST、そして“第3のS”として
新設されたNPSの活躍を描いた作品。

ドラマの劇場版というのも知らず、見ようか、スル―しようか、迷ってた作品。
まあまあかな?と思ってたら、その通り、まあまあだった。
キャストも豪華だし、スケールもデカイのに、見てて高揚感を感じない。
ドラマのファンだった方々は、違うんだろうと思うけれど・・・
海猿のような「わかっちゃいるけど、めっちゃ感動!」みたいなものがない。

クール系の方が、メインキャストだったから?
いっそのこと、スタイリッシュに、カッコつけた方が合ってた?
とりあえず、スクリーンと観客席の距離は縮まらないままでした。
ラストのオチも現実離れしてて、考えられません。
ただ、ビジュアルは良かったですね。
黒の隊員スーツに身を包んだイケメンさんは絵になるもんね。  (70点)
  


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2015年08月31日

at Home




「ストレイヤーズ・クロニクル」や「真夜中の五分前」の原作者、本多孝好の小説を
実写映画化。

それぞれが辛い過去を持ち、偶然の出会いから家族として暮らすようになった5人。
父は空き巣専門の泥棒、母は結婚詐欺師、長男は偽造パスポート作り。
危ない橋を渡る5人が寄り添って守ろうとした「家族」とは何だったのか・・・

ストーリー設定の面白さと、竹野内さんに惹かれて鑑賞。
ヨカッタです!ラストでは泣けてきました。
たとえ他人同士でも、彼らは最強の家族。
“家族として存在すること”への思いの強さに、心を打たれます。

コレは、1つのおとぎ話として見ればいいんじゃないかと思う。
だって、大人ばかりだったら問題ないけど、子供2人の学校は?
住民票やら手続きやらで、バレるんじゃない?とか、リアルな疑問にぶつかるから。
児童虐待、性的虐待、能力重視などで、生きる希望を失った子供たち。
大人になるまで、子供は無力で、弱い存在なんだと思う。

そして、竹野内さんの空気感と言うか、竹野内さんだからこそ、本作がおとぎ話として
成立出来てたと思う。
あと、長男を演じてた坂口健太郎さん、いいですヨ!正直、ビックリでした。
彼は、モデルだけど、俳優として、これからもやってゆけると思う。(80点)

  


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2015年08月28日

チャイルド44 森に消えた子供たち




2009年、「このミステリーがすごい!」で、海外編第1位に輝いた小説を
リドリー・スコットらが実写映画化。

1950年代、スターリンの独裁国家、ソ連が舞台。
夢のような理想国家を謳うソ連では、犯罪など存在してはいけないもの。
でも、子供ばかりを狙う連続猟奇殺人が、次々と起こります。
主人公、レオは解明に乗り出しますが、犯罪を認めない国家から、反逆者として
命を狙われることに・・・

大分での公開を楽しみにしていた作品。
予想通りの面白さ!ハズレなしです!

殺人犯に対する怖さよりも、スターリン時代の恐怖による支配の方が怖かったです。
疑いをかけられたら最後、拷問され、殺されるんだもの。

主人公を演じた、トム・ハーディ、最近グイグイ来てますね。
あと「ロボコップ」でヒーローを演じた、ジョエルが悪役を演じてました。
ロボコップでは、パッとしなかったのに、悪役の方が上手いと言うか、オーラ出てんじゃない?

ミステリー好きな方、スリリングなストーリーが好きな方、オススメです。(85点)

  


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2015年08月26日

グッド・ストライプス




脚本・監督は、本作が長編デビュー作となる、岨手由貴子(そでゆきこ)監督。
ストーリーは、原作ものではなく、オリジナル作品だそうです。

なんとなく付き合っていたカップルが「できちゃった婚」するようになり、
そこから始まる結婚までのドタバタ劇。
生まれも、育ちも、こだわりも違う2人は「グッド・ストライプス」
まさに「グットな平行線」です。

コレはいい!
2人が、ラストの結婚式で見つめ合って、微笑むシーンを見た時、
「あぁ~見てヨカッタ!」と思いました。
2人は、「できちゃった婚」が決まってから、少しずつ歩み寄って、
お互いを認め合って、受け入れていくの。
その小さな積み重ねを、丁寧に描いてくれてます。
お互いの良さを、1つずつ見つけてゆくラブストーリーだったと思う。(80点)

  


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2015年08月13日

ジェラシック・ワールド




「ジェラシック・パーク」シリーズの最新作になります。
原作は、マイケル・クライトンによるSF小説。
1993年に、スティーブン・スピルバーグ監督によって映画化され、大ヒットしました。
本作は、シリーズ4作目になりますが、キャストも一新して、リニューアル。
「ジェラシック・ワールド」として、新たな出発です。
既に続編製作も決定し、2018年の公開予定だそうです。

恐竜たちの迫力が凄い!
字幕がよかったので、2D鑑賞になりましたが、お金を出して3D鑑賞にしなくても
十分じゃないかと感じました。
ストーリーも面白かったです!
第1作目をリスペクトした内容で、第1作目から22年後の続編になってても
違和感なし。
むしろ、その方が、すんなりって感じ。

コリン・トレボロウ監督は、ほとんど無名に近くて、本作で大抜擢されたそう。
上手いじゃん!とオドロいてます。
ただのパニックものになってなくって、兄弟の絆や家族愛でピンチを
乗り越えていくところがいい。
こういう作品は、王道のストーリー展開が、かえっていいもんです。
難点と言えば、ブライス嬢が、ウザかったことくらい・・・
ハイヒールからペタンコ靴に、いつ履き換えたんだろう(笑)

世界中で大ヒットしているのも、ナットクの作品。
ラプトルのブルー君の男気にホレまくりました!    (85点)
  


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2015年08月12日

日本のいちばん長い日




「クライマーズ・ハイ」「駆込み女と駆出し男」の原田眞人監督最新作。

今年の8月15日で終戦70年目を迎えます。 
昭和天皇の聖断によって戦争が終結し、平和で素晴らしい日本への歩みが始まりました。

ノンフィクションのサスペンス映画を見てるような面白さでした。
ただ、登場人物が多く、セリフも早口ですので、集中力が必要です。

本木さん演じる昭和天皇のお姿が素晴らしくて、感動してしまいました。
その理由は、私が日本人だからだと思う。
1人でも多くの国民の命を助けたいという思いに、胸が熱くなりました。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、復興した日本。
とても誇りに思います。

本作は政治的なメッセージなどなく、今の日本の出発点を描いたものでした。
映画としてのエンタメ性もあり、楽しめると思います。
  


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2015年08月11日

アドバンスト・スタイル




ニューヨークで暮らすオシャレなおばあちゃま達を、4年間にわたり密着した
ドキュメンタリー映画。
彼女たちにとって、ファッションは、人生そのもの。
自分自身をハッピーにするために、毎日、着飾ります。

これからの人生が、楽しみになりました。
女性にとっての老いはマイナスのイメージしかなかったけど、
素敵なおばあちゃまを目指すのも悪くないなって思った。
還暦過ぎたら、全身ピンクピンク、いっちゃいますか(笑)
女性の誰もが、元気になれちゃう映画です。
  


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2015年08月10日

画家モリゾ マネの描いた美女




ルノワール、モネ、ドガといった画家たちと印象派の誕生に関わった女性画家、ベルト・モリゾ。
彼女は、マネの描いた名画のモデルとして有名ですが、印象派の中心人物でもありました。

美術系が好きなので、本作は、興味深いストーリーでした。
19世紀のフランスでは、女性が結婚もせず、画家として身を立ててゆくなんて
相当なチャレンジでした。
今の時代を生きている女性にとっても、共感出来る部分が多くあると思います。

妻子あるマネとの関係も、師弟関係のような、戦う同士や友人のような
そして、恋人のような・・・その危うさが、色っぽかったです。
それは、女性監督さんだからでしょうね。
ラブシーンがあるわけではないのに、ヒロインの高揚まで感じられました。
それに、モリゾを演じた女優さんが凛として美しいんですよね。
やはり、ヒロインは美女に限る!
当時の名画の数々も登場しますので、絵画好きには堪りません。
  


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2015年08月08日

ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション




トム・クルーズ演じる伝説のスパイ、イーサン・ハントの活躍を描くシリーズ5作目。
最高のスクリーンで観たくて、アミュのTCX、DOLBY-ATOMOSにて鑑賞。

コレは凄い!文句なしに面白いです!
動き出した飛行機の翼の上を歩き、上昇する機体に、しがみ付いちゃうんだから
トム様、もうスタントマン並み、いや、それ以上かも。

このシリーズは、アクションが売りなんだけど、トムの成熟度につれて
ドラマ性が広がり、豊かになってきたと思う。
スタートした時は、俺様トム様で、見せ場は独り占めのストーリーだったけど
チームとして戦うストーリーになってからは、ガゼン面白くなりました。
前作からのジェレミー・レナーだって主役級だし、サイモン・ペッグも
今では売れっ子俳優さんですもん。
それぞれのパワーと味わいがブレンドされて、サイコーのものになってきてる。
そして、謎の美女、イルサですヨ。
レベッカ・ファーガソンというスウェーデン出身の女優さんが演じてます。
「ヘラクレス」に出てたらしいけど、記憶に残ってません。
本作が、大抜擢のようです。
正統派の美人の上に、憂いのある瞳、アクションだってキレキレ。
これから大ブレイクしそうです。
特に日本人には、好きなお顔だと思う。

中盤でのバイクの疾走シーンは、臨場感があってドキドキでした。
あぁ~次もあんのかなぁ~
イルサが、チームに加わってくれたりしたら、面白くなりそう~(88点)
  


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2015年08月03日

進撃の巨人 前編




人気コミックを樋口真嗣監督が実写映画化。
今回は前編、後編は9月に公開されます。
公開前から賛否両論の作品でしたね。
だから期待値を下げて見に行くかわりに、せめて大きなスクリーンで・・・と思い
アミュプラザのTCXにて鑑賞。

ワタシは、コアな原作ファンではないし、劇場版アニメを見に行ったくらいです。
でも思ったのは・・・エレンとミカサの設定を変え過ぎじゃない?
ミカサにとってのエレンは、絶対的な存在で、全てと言ってもいいくらいだったのに・・・
それに、エレンはミカサの事、あんなに愛していたっけ?
オリジナルキャラの女性が、エレンを誘ったりして、キモチ悪かったし・・・
こんなシーン必要?コレを考えた脚本家の考えを知りたいわ。
進撃の巨人には、色ものはいらないと思う。

そして、リヴァイ兵長の代役?のような「シキシマ」
なんで、特攻隊の映画に出てくるような名前なんだろう?
長谷川さんは、カッコいいと思ったけど、キザ感が笑える。
「シキシマ」じゃなくて「キザイ」でいいかも。
唯一、アルミンは、良かったね。
巨人が人間を食うシーンは、良く出来てた。

言いたい放題で、申し訳ないが、正直な感想です。
どうであれ、後編も見に行って、見届けるつもり。
良くも悪くも、話題性で映画館が賑わうのは、嬉しい事だと思う。(70点)

*高橋みなみさんは、冒頭で軍人役で出てます。
拳銃で自殺した同僚の血を浴びて、叫んでました。
  


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2015年08月02日

靴職人と魔法のミシン




「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督の最新作。

ニューヨーク、マンハッタン下町で、代々続く靴修理店を営む主人公マック。
ある日、店のミシンが故障してしまい、物置にあった旧式ミシンで靴を修理します。
本作は、「魔法のミシン」によって修理した靴を履くと、靴の持ち主に変身出来ちゃうという
ファンタジー・コメディでした。

誰もが持っている変身願望。
単調な毎日を過ごしていた男の人生が輝き始めます。

面白そうな内容だったので、見に行ってきました。
ハズレではなかったし、まあまあ楽しかったです。
ただ、ストーリーにメリハリと言うか、何がメインなのか分かりません。
悪者退治なのか、親孝行なのか、彼女のことなのか、父親のことなのか・・・
ラストのオチも何だったのでしょうか?ビバリーヒルズ?ハァ~?って思う。(70点)
  


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2015年08月01日

台風のノルダ




若きクリエイターたちが集結するアニメスタジオ“スタジオコロリド”の作品。

上映時間は、45分。
劇場で見るには短いので、ワタシは、ポイント鑑賞しました。

舞台となるのは、文化祭前夜の中学校。
主人公、アズマは史上最大級の台風と共にやってきた不思議な少女ノルダと出会います。
少女は何者なのか?
アズマと親友サイジョウは少女を救えるのか?
青春ファンタジーものになります。

スト-リーはまとまってましたし、飽きる事なく楽しめました。
主人公アズマの声は、俳優の野村周平さんです。
ただ、ジブリ作品や細田守作品など、クオリティの高いアニメ作品を
見慣れているので、正直、物足りなかったです。
大作ものと、短編ものを比べる方が悪いんですが・・・
才能のある若いクリエイターの皆さんが、育ってくれる事を期待したいですね。

  


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2015年07月24日

パージ




アメリカでは、低予算ながらも異例の大ヒットとなった作品。
九州では、本作を上映しているのは、TOHOシネマズわさださんだけのようで
大分のTOHOさん攻めてますね、嬉しい限りです。
これが地元で見れるんだから、行かなきゃ!ということで鑑賞。

1年に一晩だけ、殺人を含む犯罪全てが許される法律、パージのおかげで
平和な日常を手に入れた近未来のアメリカ。
人々は、パージの夜、心の闇を解き放ちます。
富裕層の主人公は、家族と共に、パージの夜を安全に過ごすはずだったのですが・・・

ストーリー設定も斬新、面白かったです!
ワタシにとっては、主人公を演じたのが、イーサン・ホークというのがミソでした。
彼は、低予算のB級ものにも出るし、分け隔てなく面白い作品を選ぶ役者さんだから。

ラストのオチは、へぇ~と思ったけど、人間らしさを失わなかった主人公一家の行動を、
観客に、問い掛けているのでは?と思う。
殺し合いのシーンもあるので、苦手な人は、ダメかもです。
ワタシもダメな方でしたが、映画としては、面白いと思う。

8月1日からは、別のキャスト、別のストーリーで、パージの夜を描いた
「パージ・アナ―キ―」が公開されます。

  


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2015年07月23日

HERO




型破りな検事の活躍を描いたテレビドラマ「HERO」
8年ぶりの劇場版になります。

「HERO」らしい「HERO」でした。
月日が経ち、出演者たちも年齢を重ねてるけど、「HERO」の良さは変わらないままだった。
共演者たちの仲の良さや、役者さんが楽しんで演じている様子は、スクリーンからも
伝わってきます。

そして、角野さん演じる牛丸部長の娘が、やはりあの方だったこと。
ワタシの中では、1番、ウケました。
写真で、一瞬だけの出演ですので、お見逃しなく!
「HERO」ファンにとっては、楽しい2時間を過ごせる作品だと思う。
  


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2015年07月21日

インサイド・ヘッド




ディズニー/ピクサーの最新作は、主人公の少女、ライリーの頭の中が舞台。
頭の中の5つの感情「ヨロコビ」「カナシミ」「ムカムカ」「イカリ」「ビビリ」
彼らは、ライリーの幸せのために、奔走するのですが・・・

本編開始までの時間が長いです。
最初に、ドリカムの主題歌が、フルコーラスで流れます。
フツーは、エンドロールとかなのに、コレって、VIP待遇しなきゃいけなかったの?
その後、短編アニメがあって、やっと本編が始まります。

親子で見るには、いい映画だと思う。
それぞれが、気持ちにリンクするところがあると思うから。
みんなが、ライリーの幸せを願っているところが、ヨカッタ。

映画は、お子ちゃま向けだったので、ワタシは、軽~く流して見てたのですが、
近くに座っていた小学生の女の子が、泣いてるのを見てしまい・・・
彼女の涙は、汚れちまった大人には、オドロキと感動でした。
ステキな大人になってほしいです。       (75点)
  


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2015年07月19日

ターミネーター:新起動/ジェニシス




ターミネーターシリーズが、新たなストーリーで再起動。

人口知能スカイネットに抵抗する人類のリーダー、ジョン・コナーは
自分の母親、サラを抹殺するために過去に送り込まれたターミネーターを
阻止しようと、仲間のカイル・リースを過去に送ります。
冒頭のストーリーは同じでしたが、その後は、新ストーリーになります。

面白かったですぅ~
シュワちゃんの年齢を考えると、ゲスト出演程度かと思っていたら・・・
バリバリじゃないですか!完全復活でっしょ!
シュワちゃんの「アイルビーバック!」は、やっぱ、たまんない!
1番コーフンしたのは、若い時のシュワちゃんターミネーターとの新旧対決でしたね。
今の技術って、凄い!

過去の作品のキャラクターを生かしつつ、やってくれるので、ファンにとっても
嬉しい作品になってると思います。
エンドロール後のオマケ映像も、お見逃しなく。         (80点)
  


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2015年07月18日

バケモノの子




「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督の最新作。

この世には、人間の世界とは別の世界で生きるバケモノたちがいる。
ある日、身寄りのない、ひとりぼっちの少年が、バケモノの世界に迷い込み・・・

ヨカッタです!心がズキンと、感動しちゃいました!
人間の九太と、バケモノの熊徹は、父と子のような師弟関係へとなってゆきます。
家族を持たない2人が、家族の愛情を感じてゆくストーリーです。
今の世の中、ダメな親もいるし、親の力だけでは育てられない状況だって
増えてきました。
だから、子供の成長を見守ってゆくのは、親だけじゃなくてもいいと思う。

本作は、いろんな世代の方々が楽しめるストーリーになってます。
お子ちゃまは、九太の冒険に、ワクワクし、
若い方々は、進路に迷う九太の気持ちにリンクし、
親世代は、熊徹の親心に涙するでしょう。
ラストでの熊徹の行動は、親しか出来ないことですもの。

そして、声優さん全てが完璧!
あおいちゃんは、ホント上手かったなぁ~
劇中の渋谷の街もリアルそのもので、ビックリ!
スクランブル交差点のシーンは、凄いと思いました。
スタバの店内の人まで動いてるらしいです。      (85点)
  


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2015年07月17日

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン




マーベルコミック・ヒーローたちによる最強チーム“アベンジャーズ”の活躍を
描いた作品。
特殊能力を持つ双子の姉弟、スカーレット・ウィッチと、クイックシルバーが
新たに登場します。

ド派手なスケール感は、想像してた通り。
アベンジャーズシリーズは、ゴージャスな“アメコミ祭り”です。
映画館の大きなスクリーンで楽しむには、ピッタリでした。
でも、時間が経つと、内容は薄れちゃっていきそう・・・

今回は、超能力を持つ双子の姉弟が、ヨカッタかなぁ~
この二人、ハリウッド版ゴジラでは、夫婦を演じてました。
アーロン・テイラー=ジョンソンは「キック・アス」の方。
本作では、シルバーの髪が似合ってて、ますますカッコ良かったです。
彼は、まだ25歳なのに、2人の娘がいて、奥さんは23歳も上の方なんですよね。

エンドロールでは、いつものようにオマケ映像があります。
続編があるようで、「いつまで、やるんかい?」って、正直思いました(笑)
映画館でポップコーンを食べながら見る作品には、ピッタリですね。(75点)
  


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2015年07月14日

ハッピーエンドが書けるまで




福岡のユナイテッドシネマにて鑑賞。

「あと1センチの恋」の、リリー・コリンズの主演で、その相手役が「ウォールフラワー」の
ローガン・ラーマンと知った時から、見たい!と思ってた作品です。
大分では、未公開だったので、天神まで行って来ました。

映画は、メッチャ良かったです!天神まで行ってヨカッタ!
ストーリーは、リリー演じるサマンサの家族それぞれのラブストーリーでした。
お父さん、お母さん、弟、そして自分。
家族それぞれが、問題を抱えているんだけれど、最後はハッピーエンドで終わってくれます。
素敵な家族のストーリーでした。こんな風に、幸せを探していきたいですね。

監督は「きっと、星のせいじゃない。」の、ジョシュ・ブーン。
実は、本作は監督の第1作目で、「きっと、星のせいじゃない。」よりも前の作品なのです。
「きっと、星のせいじゃない。」のヒットで、前作にも光が当たったようです。
ワタシは、本作の方が好みなので、配給会社さんに感謝したいですね。

劇中の音楽もステキでしたし、俳優さんも好みの方ばかり。
リリー・コリンズの可愛さは悶絶もので、女だって、メロメロでしょう(笑)
ワタシにとっては、DVDを買って、手元に置きたい作品となりました。(85点)
  


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2015年07月09日

天の茶助




福岡のユナイテッドシネマにて鑑賞。
週末に天神に行き、大分では未公開の映画を2本観てきました。

天界では、数多くの脚本家たちが、人間の一生を書いてます。
そこで、お茶くみの仕事をしていた茶助は、仲の良い脚本家から、これから死ぬ運命に
なってしまった、ある女性を助けてほしいと懇願されます。
天界の住人は、脚本家たちの影響を受けないらしい。
茶助は、彼女を助けるために、地上へと舞い降りてゆきます。

SUBU監督が、「うさぎドロップ」に続いて、松山ケンイチとタッグを組んだファンタジー作品。

本作は、ワタシには、NG。
「うさぎドロップ」は、あんなにヨカッタのになぁ~
全編、オール沖縄ロケはいいんんだけど、監督の沖縄愛が、うるさすぎ?
沖縄の踊りとか、祭りとか、沖縄ものに、スクリーンが占拠されてました。
まるで、沖縄のご当地映画のようです。
主なロケーションで使われる商店街も、汚くって、なんでここなん?と思った。
全てお見通しのハズの神様の出番もなく、天界は、どうなったの?
結局、何を言いたかったのかしらん。
まっ ラストはハッピーエンドってやつ。
正直、コレを見るよりも、「ラブ&ピース」にしとけばよかったと悔やんでしまった。(60点)
  


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2015年06月30日

ストレイヤ―ズ・クロニクル




本多孝好の同名小説を「アントキノイノチ」の瀬々敬久監督が実写映画化。

極秘機関の実験によって生まれた特殊能力を持った子供たち。
彼らは成長し、二つのグループに分けられ、のちに敵対してゆきます。

面白かったです。
見る前は、敵対するチーム同士のバトルアクションがメインと思ってましたが
実際は、チョット違ってました。
若者たちの心の苦悩を深く描いた人間ドラマも加えられてます。
これは、瀬々監督だからこそでしょうね。

望まぬ特殊能力と、大人になる前に死んでしまうという限られた生を
受け入れることへの苦悩。
これは敵対してても、皆同じで、その苦しみをお互い共有してゆきます。

演技力のある岡田さんと染谷さんがリーダー役を演じ、その下に若手俳優さんたちが集結。
岡田さんが最年長らしいので、そのフレッシュさが分かります。
「ゲスの極み乙女」の劇中歌が、映像と合ってました。     (78点)
  


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2015年06月29日

CORAIN MONTAGE OF HECK




27歳でこの世を去ったロックスター、カート・コバーンのオフィシャルドキュメンタリー。
全国の映画館で、特別料金にて、1週間だけの限定上映です。

彼の名前を知ったのは、何年か前に見た、ガス・ヴァン・サント監督の
「ラストディズ」というアートな映画でした。
ストーリーはないようなもので、コバーンによく似た主人公が自殺するまでの
2日間が描かれます。
だから、コバーンのカッコいいビジュアルくらいしか知りませんでした。

本作は、彼の幼少期からのプライベートビデオ映像が多く使われるなど、
今まで謎に包まれたロックシンガーの短い人生の軌跡を見ることが出来ます。
映像がない部分は、アニメーションで表現されてました。

見終わって思ったのは、非凡な感性を持つ人間には、人生を積み重ねてゆくのは
大変なんだろうなぁ~という事。
そして、彼はいつも家族の愛を求めていたんだと思う。

当時、コバーンはブラビよりも、いい男だったのに、本人はそれに気付いてなかったらしい。
絵になる男は、おおきなスクリーンで映えます。
彼の歌声、彼の音楽もたくさん聞くことが出来ました。
今までにないような感じの、私的なドキュメンタリーだと思う。

エンドロールが終わると、監督のインタビュー映像が10分程あります。
TOHOシネマズアミュプラザにて上映中、特別料金は、2200円です。
  


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2015年06月27日

新宿スワン




新宿、歌舞伎町を舞台にした同名コミックを、「ヒミズ」の園子温監督が
実写映画化。

公開日から1ヶ月近く経って、やっと鑑賞。
体調を崩したせいで、鑑賞ペースが落ちてしまいました。

コレは面白かった!
まだ1日3回くらいの上映があるので、評判が良いって事ですね。
ワタシの苦手な暴力シーンが多かったけど、スル―しないでヨカッタです。
でも、女性には、殴り合いのシーンは、結構ハードだと思う。
ワタシは、下を向いて音だけで、シーンを想像してました。

伊勢谷さん、綾野さん、山田さん、演技が素晴らしかったです。
まぁ~とにかく皆さん、カッコいいんですよね。
本作は、ロングランヒットを狙えるんじゃないかなぁ~
男性の方が、女性よりも高評価だと思います。     (80点)
  


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2015年06月24日

海街diary




吉田秋生の同名コミックを「そして父になる」の是枝裕和監督が映画化。
四姉妹に扮したのは、人気若手女優の4人。
今年のカンヌでは、華やかなドレス姿を披露して、注目を集めてましたね。
豪華共演は、是枝作品だから実現したんだと思う。

見終わった後も余韻の残る作品です。ヨカッタです!
鎌倉の海に行ったら、四姉妹に会えるような気がしました。

四姉妹、それぞれ性格が異なっていて、それぞれが魅力的なの。
でもダントツは、広瀬すずさんかなぁ~
演技がどうのこうのと言う前に、彼女がスクリーンに存在するだけで
作品が成立するって言うか・・・
彼女を輝かせてくれる是枝監督の凄さなんだろうけれど・・・

四姉妹の1年後が見たいですね。
そして、鎌倉の街で暮らしたくなりました。     (85点)
  


Posted by サラ at 22:06Comments(0)2015年公開映画

2015年06月24日

イタリアは呼んでいる




イタリアのピエモンテからカプリ島までを巡る5泊6日のイタリア旅行に
出掛ける英国中年男性ふたり。
グルメ取材の旅なので、宿泊するのは豪華ホテルに、絶景レストラン。
料理も全て極上のものばかり。

イタリアを巡るロードムービー&モノマネショ―でした。
料理も風景も申し分なかったのですが、ノンストップのお喋りにラストまで
ついていけず、痛恨のギブアップ。
少しは黙って、静かにしてほしかった・・・というのが本音です。

映画の中の大スターたちのモノマネで笑えるのは、英語圏でのお話だと思う。
字幕文化のある日本では、スターたちの生声を聞いているので、
少しは分かるけれどね。
セリフが多いから、字幕も多くて、読むだけで疲れてしまいました。
最近、体力落ちちゃったかなぁ~          (70点)
  


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2015年06月21日

トゥモローランド




今週より、DOLBY-ATOMOSのシアター2で、上映してくれるように
なったので、アミュにて鑑賞。

ウォルト・ディズニーが遺した、すべてが可能になる理想の世界、
トゥモローランドの謎を描いたミステリー・アドベンチャーです。

よく意味がわかんなかったけど、見ている間は面白かったです。
見終わった後、一応、考えたんですけど、諦めました(笑)
エッフェル塔・エジソン・NASA・・・いろいろと、突飛だったので
頭が付いていかなかった。まさに、ミステリー?
SFファンタジーものとして観た方が、いろいろ考えなくていいから楽かも。
とりあえず、いい劇場で見れたので、楽しめました。(70点)
  


Posted by サラ at 23:21Comments(0)2015年公開映画

2015年06月14日

予告犯




筒井哲也の同名コミックを「ゴールデンスランバー」や「白ゆき姫殺人事件」の
中村義洋監督が映画化。

インターネットに、犯行予告を投稿しては実行する、謎のマスク集団“シンブンシ”と
それを追う警視庁の戦いが描かれます。

内容は、クライムサスペンスなんだけど、結末は意外なものでした。
エッ?こんなオチなのかって・・・
本作は、いい意味で、観客を裏切ってくれます。
ワタシの中では、見終わった後の感覚が、中村監督の「アヒルと鴨のコインロッカー」の
時と似てました。やるせないんだよね。

中村監督のファンであるワタシは、上映される作品は必ず観てますが、
本作は、今のところ、中村作品ベスト3以内には入ってくると思う。    (83点)
  


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2015年06月13日

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス




「ハンガー・ゲーム」シリーズ3部作、最終章の前編になります。
後編は、11月20日に公開予定。

前編のラストは、独裁国家パネムに対抗する反乱軍に救出されるシーンで終わりました。
完結編では、独裁国家と反乱軍との全面戦争に突入します。

今回の前編は後編への下準備といったところ。
ぶっちゃけ、後編を見る前に、DVD鑑賞すれば、いいかなって感じ。
内容はともかく、本作が遺作となったフィリップ・シーモア・ホフマンに
会えた事の方が、嬉しかった。
やっぱ、いい俳優さんだなぁ~と、しみじみ思う。
彼の死は、ハリウッドにとっても、残念なことです。

後編は、すごいバトルになると思うし、どんなラストが待っているのか楽しみです。(75点)
  


Posted by サラ at 22:30Comments(0)2015年公開映画