2015年11月21日

ミケランジェロ・プロジェクト




ジョージ・クルーニーが、製作・脚本・監督・主演を務めた作品。

第二次世界大戦中、ヒトラーによって略奪された美術品を奪還する為に
結成された7人からなる特殊部隊「モニュメント・メン」
彼らは、戦闘経験ゼロの、プロの芸術家たちでした。
世紀の美術品の数々を守った英雄たちの知られざる実話とは・・・

クル―ニ―監督作品の中では、1番エンタテインメント性があるんじゃないかな。
だから、誰にでも馴染めるし、わかりやすい。
実話の史実を押さえつつ、メンバーそれぞれのキャラクターで
楽しませてくれたりもするので、面白かったです。
クルーニーだからこそ集められた豪華な俳優陣も魅力。

彼らによって守られた美術品は、有名なものばかりで、あの「モナリザ」も
「最後の晩餐」も、ゴッホの「ひまわり」も、レンブラント、ルノワール
ピカソ、ロダン、ミケランジェロなどなど・・・
彼らがいなかったら、ヒトラーの敗北と共に、焼き尽くされていたかと思うと
背筋がぞっとします。
それにしても、ヒトラーの独占欲、ハンパないわ。     (78点)
  


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2015年11月19日

俺物語!!




イカツイ顔面の高校生、猛男の恋を描いた「俺物語!!」の実写映画化。

鈴木亮平さんが、体重をドーンと増やして、主人公を演じてます。
高校生には見えないけど、鈴木さんの「好きだぁ~」の勢いと迫力で、ねじ伏せられました。
映画は、楽しめましたが、いい大人になると、キモチに余裕がなくなるのか、
モジモジ時間に、イラつくことも・・・
ハッキリ、そこで言えばいいじゃん!と何度思ったことか(笑)
中高校生からしたら、そこが、いいのにね。

ヒロインの永野さんは、可愛いし、坂口さんの塩メンは、個人的にはツボでした。 (73点)
  


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2015年11月12日

カプチーノはお熱いうちに




「あしたのパスタはアルデンテ」のフェルザン・オズペテク監督の最新作。

見る前は、男女の恋を、面白おかしく描いたイタリア映画かと思ってました。
予想通りだったのは、前半だけで、13年後を描いた後半は、思いもよらない展開と
なります。
これから鑑賞される方もいるかもしれないので、書かないことにしますが
今が永遠に続くわけではないんだってこと。
でも、この監督の素晴らしいところは、プラスもマイナスも全てをひっくるめて
人生讃歌のストーリーにしちゃうところだと思う。
見終わった後は、自分の大切な人は誰だろう?と考えました。

原題は「シートベルトをしめて」だそうです。
考えるに、人生の荒波に振り落とされないように・・・という意味でしょうか?
そして、「人生、何が起こるかわからない。心して挑め!」と
言われているような気がします。        (80点)
  


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2015年11月12日

WE ARE Perfume




結成15年、メジャーデビュー10周年を迎えるPerfume。
本作は、彼女たち3人の“今”を切り取ったドキュメンタリーです。

ミスチルやバンプなど、コンサートを映画館で見るタイプとは違ってました。
3人が歩んできた足跡や、世界ツアーでのパフォーマンス、舞台裏などなど・・・
まるでNHK番組で見るようなドキュメンタリーね・・・と思って、チラシを見たら
制作が「NHKエンタープライズ」うわっ!やっぱ!そうだったのね。

ワタシはPerfumeのファンとかではなく、映画のひとつとして見たのですが
彼女ら3人が、謙虚な努力家で、スタッフやファンに対して、感謝の心を持っている事に
感動しました。コレを見たら、誰もが応援したくなっちゃうと思う。

感謝の心って、大事!
音楽映画だったのに、我が身を正すことになるなんて・・・
劇中のセリフじゃないけど、ワタシも「頑張るぞぉ~」
  


Posted by サラ at 19:06Comments(0)2015年公開映画

2015年11月10日

PAN ネバーランド、夢のはじまり




「プライドと偏見」「アンナ・カレーニナ」のジョー・ライト監督の最新作は
少年ピーターが、ピーターパンになるまでのお話。

イギリス出身のジョー監督が、イギリスの小説を、「ハリー・ポッター」の英国スタジオで
撮ったということで、楽しみにしていた作品。
気合いを入れて、TCXスクリーンで、3D鑑賞しました。
コレは、大正解!夢のようなファンタジーの世界が、広がります。

ストーリーも面白かったぁ~
ピーターパン・ビギニングのストーリーは、全く新しいものだったので、ワクワクしました。
主人公ピーターを演じた、リーヴァイ・ミラー君は、逸材の新人。
美少年なので、今年のラルフローレンのアンバサダーに就任したそうです。

あと、悪役の黒ひげ様ですヨ。
ヒュー・ジャックマンが、泣く子も黙る悪役ぶりなの。
ミュージカルの歌声まで披露しちゃってます。
原作では、宿敵のフック船長も、まだ若くて、イケメン。
「トロン:レガシー」の主役だったらしいけど、5年前だし、
イケメンだったくらいしか覚えてない(汗)

ロンドンの街並とか、ハリーポッターを彷彿させてくれるもので、
さっすが本家本元と思っちゃいました。
タイトルの「PAN」は、劇中では「戦士」という意味で使われていたので
主人公がピーターだから、そんで、ピーターパンなのね、と勝手にナットク。

本作は、是非、大きな劇場のスクリーンで楽しんでほしいですね。
ファンタジー大好きなので、80点です。
  


Posted by サラ at 23:45Comments(0)2015年公開映画

2015年11月09日

トランスポーター イグニション




リュック・ベッソンが、新たな「トランスポーター」シリーズを始動。

2番煎じと思ってたら、コレは面白い!
プロの運び屋、トランスポーターの3つのルールは変わりません。
変わったのは、主演で、2代目フランク・マーティンを演じるのは
イギリス俳優のエド・スクレイン。
モデル並みのスタイルに、超イケメン、ブルーの目もステキ。
おっと、将来、ボンド候補に挙がるかもね。
格闘アクションもキレキレで、お声もいいの。
こりゃ~最強だわ。
今までのジェイソン・ステイサムは、カッコよく見えてくるタイプだったけど
エド・スクレインは、始めからカッコいい。

あと、ストーリーも面白かったです。
本作では、フランクのお父さんが、ストーリーに絡んできます。
そのお父さんも色気のある中年イケメンなの。
老若女子をターゲットにするなんて、さっすが!ベッソン!
美女も出てきますので、男性も楽しいと思う。
次のトランスポーターシリーズが楽しみ!      (80点)
  


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2015年11月08日

メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮




ジェイムズ・ダシュナーの同名小説の実写映画化、3部作の第2弾。
第1作目で、巨大迷路を脱出した主人公たちを待っていたのは、灼熱の砂漠と
ゾンビ化した人類たち。

このシリーズは、見てる時は面白いんだけど、時間が経つと、ストーリーが記憶に
残ってないんだよね。
この感覚は、「ハンガーゲーム」と似てるんだけど・・・
パート2が公開される前に、パート1のおさらい上映やってたけど、正解だと思う。
ワタシの頭の中も、「イケメンの若手俳優さんが出てて、面白かった」くらいだった。
コレって、ゲームを楽しんでる感覚と同じかもしれませんね。

さて、このシリーズの良いところは、1話完結になっているところ。
だから、消化不良のイライラ感はありません。
迷路の実験の謎も、少し解明されてます。
そして、仲間との絆も深くなって、人間ドラマの部分も広がってました。
次は、完結編。ラスボスとの対決ですね。
本作では、スケールもアクションもパワーアップしてましたので、期待出来そう。
記憶に残る完結編になるのか、楽しみです。       (75点)
  


Posted by サラ at 20:07Comments(0)2015年公開映画

2015年11月06日

ギャラクシー街道




三谷幸喜監督の最新作は、「清須会議」の戦国時代から、西暦2265年の宇宙へ。

前作が良かっただけに、今回は見劣りしてしまう。
ハンバーガ―ショップの中だけの群像劇だったので、舞台とかでも使えそう。
何日か経って記憶に残っていたのは、主役ではなく、遠藤憲一さん。
それ以外は薄れてしまう程のピカイチのインパクトでした。

登場人物それぞれのキャラは楽しめたんだけど、後に残るものがなし。
何を言いたかったんだろうね。
見終わった後、このバカバカしさを楽しむのかしらん?と思った。
頭に残っていたのは、エノケンさんのメンデスだけ。

三谷流のファンタジーを楽しむんだったら、宇宙なんかじゃなくて
天国の話なんかを三谷流にやってほしかった。
DVD鑑賞でもいいっかなぁ~と思ったので、68点。 
  


Posted by サラ at 23:28Comments(0)2015年公開映画

2015年11月04日

ダイバージェントNEO




ベロニカ・ロスの小説「ダイバージェント」の実写映画化、第2弾。
人類を性格で振分け、「勇敢」「無欲」「高潔」「平和」「博学」といった5つの共同体で
管理されている近未来が舞台。
主人公、トリスは、そのどれにも属さない異端者(ダイバージェント)だった・・・

昨年公開された前作は、大分での公開がありませんでした。
ワタシは、東京散策時に、新宿ピカデリーにて鑑賞。
続編は見れないかも・・・と思ってたら、TOHOわさだで上映してくれました。
TOHOシネマズが、2つになったおかげで、ピカデリー系とかも見れるようになって
喜んでます。TOHOさん、ありがとう!

さてさて、映画は、近未来SFアクションです。
アクションは、前作よりも、パワーアップしてました。
ストーリーも面白いけど、この映画の魅力は、なんと言ってもキャストだと思う。
若手、ベテランと豪華なの。
演技力があって、魅力ある若手俳優が、何人も出てたら、ストーリーがそこそこ良ければ
面白くなるってもんです。
英国イケメン俳優、テオ・ジェームスは、これからブレイクするだろうね。
そして、悪役を演じたのが、オスカー女優のケント・ウインスレット。
憎々しい悪役ぶりです。
それに役作りなのか、お肉も付いて、デカくなってた。

ラストは、希望のあるものでした。
次の展開もありそうだったけど、シリーズは、一応、完結ですね。(78点)
  


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2015年11月03日

ピッチ・パーフェクト2




女の子だけのアカペラグループ、べラ―ズの活躍を描いた「ピッチ・パーフェクト」の続編。
舞台は、前作の全米大会から世界大会へとグレードアップ。
最大の敵、ドイツチームに勝つことは出来るのか・・・

な~んも考えずに、ノーテンキに楽しめる作品!
体調も考えなくてもいいから、楽チンそのもの。

センスのいい楽曲と、パーフェクトなダンス!
女子会みたいなノリで、あぁ~楽しかった!
ドイツチーム、最強、ハンパない迫力でした。

ワタシにとっては、頭をリセット出来るし、な~んか、ホッとしちゃう。
人にも、オススメしやすい映画です。         (78点)
  


Posted by サラ at 20:48Comments(0)2015年公開映画

2015年11月03日

先生と迷い猫




ある日突然いなくなった三毛猫、ミイを探し始めた校長先生。
でも、ミイを探していたのは、先生ひとりではなかった・・・
一匹の野良猫が、地域の人々を繋いでゆく・・・

主演は、イッセー尾形さんだったけど、お目当ては、三毛猫ドロップ嬢。
「あまちゃん」で、デビューしたそうです。
でも、後半は、悲しいかな、出番なしでした。
染谷さんと北乃さんが出演されてたのが、救いだったかなぁ~

ストーリーは、盛り上がりもなく、淡々と終わります。
ラストは、ワタシにとっては消化不良状態でした。
ミイちゃんは、見つかったの?
あの少年って、意味あんの?
悶々と考えてしまいました。
ただ、猫との触れ合いの中で、救われてる人は多いと思う。

猫好きにとっては、とりあえず、見てしまう映画です。(70点)
  


Posted by サラ at 20:32Comments(0)2015年公開映画

2015年10月29日

ジョン・ウィック




キアヌ・リーブスが、伝説の元殺し屋を演じる、スタイリッシュなアクション映画。

最強の殺人マシーンだった元殺し屋、ジョン・ウィック。
最愛の妻が病死した後、彼に亡き妻からの贈り物が届く。
それは、ビーグル犬の子犬で、名前はデイジー。
彼は子犬を可愛がり、立ち直ろうとしていた矢先、マフィアに襲われ、
子犬は撲殺されてしまう。

キアヌ・リーブスが、スタイリッシュに復活!
プライベートでは、ぶくぶく状態のキアヌというのが定番?のようだけど
本作では、バッチリ、ダイエットして、かっこいいキアヌに変身してくれてます。
映画ファンとしては、ONもOFFも、こんなキアヌでいてほしいものです。

映画は、安心して?見てられます。
だって、最強だから負けないんだもん。
ワタシ的には、水戸黄門の安定感と一緒だったかも(笑)
冒頭シーンとラストシーンが、リンクしてました。
ピストルを使った、流れるようなアクションと、キアヌのクールな眼差しに萌えます。

すでに、続編が決定されてるらしいので、キアヌ様、太らないでね。(78点)

  


Posted by サラ at 22:54Comments(0)2015年公開映画

2015年10月28日

探検隊の栄光




「グッモーエビアン!」の山本透監督作品。
来年1月には「猫なんかよんでもこない」が公開予定です。

伝説の未確認生物を追い求めるテレビ番組スタッフと、落ち目の俳優の
秘境探検ストーリー。

ホント、バカバカしい映画です(笑)
でも、ここまで吹っ切れていると、逆に清々しくなっちゃう。
特に、藤原竜也さんの演技には、感動すら覚えました。
よくぞ、仕事を受けたよねぇ~
彼のオーバーアクションの凄さを見せつけてくれた感じ(笑)
とにかく、藤原竜也すげえ~・・・・の一言でした。
ハマる人には、ハマる映画です。ワタシは、70点かな~
  


Posted by サラ at 23:15Comments(0)2015年公開映画

2015年10月24日

マイ・インターン




「恋愛適齢期」や「ホリデイ」のナンシー・マイヤーズ監督の最新作。

ニューヨークで人気ファッションサイトを運営する女社長、ジュールズ。
可愛い娘と、主夫になって家庭を支えてくれる優しい夫。
仕事も女性の幸せも、手に入れた彼女だったが・・・
アン・ハサウェイ演じる女社長の部下を、ロバート・デニーロが演じます。

面白かったです。後味もいい王道ものかな。
働く女子目線で見るも良し、人生を謳歌するシニア目線で見るも良し、
いろいろな世代で楽しめる作品だと思う。

面白いことに、日本では「マイ」を付けて「私のインターン」にして
アンが主人公のようになってますが、本当はただの「インターン」
日本では、働く女子をターゲットに宣伝をしたようです。
確かに、「プラダを着た悪魔」の時のようなステキ女子のアンを楽しめます。
仕事と家庭の両立は、あるあるネタが、いっぱいでした。

でもワタシは、デニーロ演じるベンの人柄や、生き方に感動しました。
デニーロも劇中のベンと同じ、70歳らしい。
いくつになっても、人生をスリリングに変えることは出来る。と信じたいです。
あと、歳を取ったら、オシャレじゃないとダメだと思った。
だから、お洒落で可愛げがあって、映画通のおばあちゃんを目指すぞぉ~     (80点)
  


Posted by サラ at 22:23Comments(0)2015年公開映画

2015年10月21日

図書館戦争 The Last Mission




有川浩の同名小説を実写映画化した第2弾。
1作目からの主要キャストに、新たなキャストを加えた続編です。

――図書隊vs良化隊――
タイトルそのまんまに、戦争映画のようでした。
時折、日本人同士が殺し合う戦闘シーンに、ついていけなかったです。

新キャストの松坂桃季さんの悪役ぶり、ハマってました。上手かったです。
岡田さんのアクションは、さすが!本物の特殊部隊に行けそう。
そんな中、榮倉さんのヘナヘナ走りが目立ってしまう。

その戦いと並行して、堂上と笠原のプラトニックラブも描かれます。
ラストミッションに相応しく、戦いも恋のゆくえも、一応、決着。
戦争映画、時々、ラブコメみたいな感じかな。    (75点)
  


Posted by サラ at 23:55Comments(0)2015年公開映画

2015年10月20日

バクマン。




「モテキ」の大根仁監督の最新作は、週刊少年ジャンプの頂点を目指す
男子高校生2人の熱い青春ストーリー。

コレは、面白かったです!
原作担当の秋人を、神木隆之介さんが演じ、作画担当の最高を、佐藤健さんが演じます。
あと染谷さんもライバル役で出ていますし、まさに実力を兼ね備えた旬の若手祭りでした。
3人共、好きな俳優さんですが、その中で1人を選べと言われたら、神木君かな。
彼は、いろんな役柄をこなせるのに、周りと調和して邪魔をしない所が凄いと思う。

サカナクションの音楽が、映像とピタッとハマってます。
音楽との相乗効果によって、若い2人の疾走感がよく出てました。
見終わった後は、爽快な気分!           (85点)
  


Posted by サラ at 03:59Comments(0)2015年公開映画

2015年10月19日

屍者の帝国




34歳でこの世を去った作家、伊藤計劃の原作小説、3作をアニメ化してゆく
プロジェクトの第1弾です。
この後、11月に「虐殺器官」、12月に「hamony」が公開されます。

伊藤計劃は、文壇デビューから2年足らずで、この世を去りました。
「屍者の帝国」は、冒頭30ページで止まったままでしたが、芥川賞作家、円城塔との
共作によって、完成されます。

19世紀末のロンドン。
死者を蘇生させる地術によって、屍者を労働力として活用させています。
医学生、ジョン・ワトソンは、親友フライデーの死後、自らの手によって
違法に彼を屍者化するのだが・・・

アニメだけど、ヘタな実写映画なんかよりも、はるかに面白いです!
ストーリーのテーマも1本筋が通っていたし、とにかくストーリーに引き込まれます。
声優さんも、重厚な絵も、作品全体の雰囲気も、素晴らしかった。
日本のアニメのクオリティの高さは、凄いわ。
これから公開される2作品も、ガゼン楽しみになってきました。(85点)
  


Posted by サラ at 00:44Comments(0)2015年公開映画

2015年10月18日

罪の余白




最愛の娘の死は、自殺か?事件か?
行動心理学者である父親は、絶望のあまり暴走してゆく・・・

ノーマーク作品だったけど、コレは面白かった!
ジャンルで言うと、心理サスペンスになります。

主人公が対決するのは、美しく、頭のキレる女子高生、咲。
彼女は、人を巧みに操って、もて遊ぶ悪魔のような娘。
咲を演じた吉本さんの凍りつくような演技に魅せられました。

ラストの展開は、ワタシの中では想定外でした。
コレは、オススメものです。          (80点)
  


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2015年10月18日

パパが遺した物語




「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督の最新作。

小説家だった父が遺した、父と娘を描いた物語。
その小説は、父の死後、大ベストセラーとなります。
その後、成長した娘ケイティは、愛を信じない大人になってました・・・

子供時代のケイティと、大人になったケイティとのギャップが、大き過ぎて
理解に苦しみます。
なんで、そうなっちゃうの?
これじゃあ、一種の病気としか言いようがないですもんね。
大人になるまでの成長が描かれてないので、頭が付いていきませんでした。
それを、ワタシの大好きなアマンダが演じていたので、イタかったです。
子供時代の父親とのストーリーが感動的だっただけに、残念!

ストーリーは、過去と現代が、半々くらいの割合で描かれます。
だから、半分、良くて、半分、ダメ。
ケイティの子供時代を演じたカイリー・ロジャースが健気で泣かされます。
それと、「アニー」の主役だった女の子が、デカくなってて、ビックリ。
あんなに可愛かったのにぃ~           (70点)
  


Posted by サラ at 22:00Comments(0)2015年公開映画

2015年10月18日

ヒロイン失格




別冊マーガレットで連載されていた少女コミックの実写映画化。
主人公の女子高生はとりは、大好きな幼なじみ、利太と結ばれると信じていたのに
フラれてしまう。
一発奮起して、利太に猛アタックを仕掛ける中、学校一のモテ男、弘光君に
アプローチされ・・・

夢のような美男美女のアンサンブル!眺めてるだけでも楽しい!
その上、桐谷さん、山﨑さん、坂口さんと、大好きな俳優さんばかりでしたもん。
もし、映画がダメダメだったとしても、ワタシには関係ないかも(笑)

ストーリーは、「これがオチなのね」・・・と思ってたら、まだまだ続きがあって
「やっぱ、王道のラブコメね」・・・で終わりました。

ステキなファッションも、モデルさん達だから、映えます。
女子だったら、妄想ヒロインになって、山﨑さん、坂口さん、どちらにしようか、
迷ってしまう(笑)
映画うんねんよりも、満足度で、80点。
  


Posted by サラ at 03:11Comments(0)2015年公開映画

2015年10月18日

進撃の巨人 後編




大人気コミックの実写版2部作の完結編。
公開初日に見たのですが、バタバタと1ヶ月が過ぎてしまいました。
旬なレビューではないのですが、鑑賞記録として残しておきます。

見終わって思ったのは「コレはコレで、いいんじゃない?」でした。
前編を見て、ハードルが下がってたせいもあるし、1番不快に思ったイチャイチャが
なかったせいでしょうか・・・
まぁ~広い心で見れば、娯楽映画なんだし、不快要素もなかったんだし、
まっいいんじゃない?になりました。。
それにしても、巨人がウヨウヨ出過ぎて、怪獣映画?を見てるようでした。(70点)
  


Posted by サラ at 02:47Comments(0)2015年公開映画

2015年10月14日

キングスマン




「キック・アス」のマシュー・ヴァーン監督の最新作。
英国の演技派俳優として有名なコリン・ファースが、キレキレのアクションに
挑戦してます。

コレは、面白かった!
コリンが英国紳士から、凄腕の戦士へと変身しちゃうギャップに萌えまくりでした。

「キンギスマン」は表向きは、ロンドンの高級紳士服店なんだけど
実体は、どの国にも属さない最強のスパイ集団なの。
敵の美女ボディガードも、強いのなんのって・・・
彼女の空手は、本物だね。
終盤には、予想外の展開が待ってます。
ワタシは、「えぇ~そんなぁ~~~」でしたが・・・皆さんは、どうでしょうか・・・(80点)
  


Posted by サラ at 23:08Comments(3)2015年公開映画

2015年10月05日

アントマン




マーベルコミックから、新たなヒーローの登場。
アント=アリのことで、1.5センチのアリサイズのヒーローが大活躍します。

コレもマーベルなの?と思った作品。
マーベル出身のヒーローといったら、「アベンジャーズ」に出てた面々。
とてもじゃないけど、アントマンは正義の為に戦うタイプではなくて、
愛する娘のためとか、お仕事としてアントマンをやるとか、そんな感じなの。
だから、アベンジャーズから「一緒に、戦おうぜ!」と言われたら、
これからどうすんだろう?って思っちゃう(笑)

人間サイズになったり、アリサイズになったり、スイッチひとつで、変化します。
そんなスピードバトルは斬新で、面白かったです。
それに、働きアリを操って、敵をやっつけたり、クロオオアリに乗って
空を飛んだりするシーンなんて、子供はワクワクすると思う。
  


Posted by サラ at 22:54Comments(0)2015年公開映画

2015年10月04日

天空の蜂




東野圭吾が、20年前に世に出した小説の実写映画化。
自衛隊の新型巨大ヘリが、遠隔操作によって、何者かによってハイジャックされます。
その目的は、原子力発電所に墜落させること。
日本消滅の危機は、回避されるのか・・・

チラシの宣伝文句「標的は原発」
コレって、どうなんだろう?
ワタシは、見る気が失せたんだけど・・・
反原発とか、ややこしい話っぽくない?
迷ったけど、俳優さんが良かったので、見に行きました。

いい俳優さんばかりだったので、それなりに見応えはありました。
でも、面白かった!とは言えません。
主人公の子供が、ヘリの中に乗ってしまうという展開が、嫌でした。
そして、オチを考えると、「標的は原発」ではなかった。
映画としては、曖昧で、地味だったかもしれません。
だから、感想を聞かれても、まあまあとしか言えない。
ただ、俳優さん達の演技が良かったから、そんなにけなせないんだなぁ~
  


Posted by サラ at 22:26Comments(2)2015年公開映画

2015年10月02日

心が叫びたがってるんだ。




「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の監督、脚本家、
キャラクターデザイナーの3人が再結集して作られた完全オリジナルストーリー。

幼い頃の事件をキッカケに、喋らなくなった少女が、ミュージカルで歌うことで
気持ちを伝えてゆく・・・

ヨカッタけど、「あの花」は越えられないかなぁ~
比べる方が、邪道なんだけどね。
キャラクターは可愛いし、劇中の風景シーンは、とても綺麗!
ミュージカルのラストシーンでの歌は、ヨカッタなぁ~
映画音楽は、やっぱいいですヨ。
  


Posted by サラ at 22:51Comments(0)2015年公開映画

2015年10月02日

GONINサーガ




1995年に公開された映画「GONIN」の19年後を描いた作品。
19年前の襲撃事件で、親を亡くした遺児たちの復讐と新たなサーガが始まる・・・

20年前の映画の事など知らずに見たので、まさかヤクザ映画だったとは・・・
実は、見るのがしんどかったのと、面白くなくて、途中退席しました。
ごめんなさい!
たけしさんの「アウトレイジ」は面白いと思ったので、ヤクザ映画だったからとは
違います。
ラストを見届けたいというキモチが戦ったのですが、ギブアップしたんで帰りました。
途中で帰る事があるなんて、自分でもオドロキです。
でも、未練はありません。
ワタシには、合わなかったようです。
  


Posted by サラ at 22:37Comments(0)2015年公開映画

2015年09月26日

ラブ&マーシー




ザ・ビーチ・ボーイズの中心メンバー、ブライアン・ウィルソン。
彼によって、数々の名曲が生まれました。
本作は、そのブライアン公認のもとで作られたそうです。

ストーリーは、ブライアンが数々の名曲を誕生させた秘話を、半生に渡って描いてます。
その天才ゆえに精神を病んでいったブライアン。
20年後、そんな彼を救ってくれたのは、ある女性との出会いでした。

若い頃を、ポール・ダノが演じ、20年後を、ジョン・キューザックが
演じるという2人1役でした。
もちろん、ザ・ビーチ・ボーイズの名曲の数々も登場します。
ブライアンは、すごい天才だったんですね。
そして、“天才”というのは、生きる事が大変なんだなって思いました。

ポール・ダノの演技が素晴らしいです!
天才ゆえの孤独、そして音楽を愛し、家族を愛し、心はピュアで繊細で・・・
ピアノも歌も上手で、ブライアンが乗り移っているように見えました。
まだ本人は、死んでないけど・・・

ザ・ビーチ・ボーイズの曲は、BGMとかで流れてくるヒット曲くらいしか
聞いたことがなかったので、その曲を書いた人が、こんな壮絶な半生を生きたなんて・・・
ストーリーが終わり、エンドロールでご本人が歌うシーンがあります。
映画を見た後だからこそ、その歌の歌詞に感動を覚えました。(80点)
  


Posted by サラ at 20:14Comments(0)2015年公開映画

2015年09月24日

アンフェア the end




ついに「アンフェア」シリーズ10年の歴史に幕が下ろされ、
すべての謎が明かされる完結編です。

このアンフェアシリーズでは、主人公、雪平を演じる篠原さんの
シャワーシーンで、始まったらしいです。
そして、篠原さんのシャワーシーンで終わりました。
心憎い演出ですね。
それにしても、美しい後姿で、女性が見ても溜息もの!
いつまでも眺めていたいほどです(笑)

父親を殺したのは、誰だったのか?
その謎は明らかになったし、誰が味方で、誰が敵なのか?とか、
いろいろ楽しめて、面白かったです。
ただ、ラストのオチを考えると、あの人と、あの人は死ぬ必要があったの?と思う。
忠誠心を試された?と解釈すれば、それもアリでしょうか・・・
そこだけが、スッキリしません。

雪平のキャラクターは、宝塚の男役の方のようにカッコ良くて、そして、無駄に美人。
この「無駄に美人」っていうのが、ミソ。
篠原さんしか、ハマらないと思うから。

キーパーソンを演じた永山さんの演技力も完結編の追い風になってました。(75点)
  


Posted by サラ at 21:47Comments(0)2015年公開映画

2015年09月23日

EDEN/エデン




週末にかけて上京した際、新宿シネマカリテにて鑑賞。

1990年代から2000年代にかけてのフランス、パリ。
当時のダンスミュージックの波に乗った1人のDJの成功と挫折を描いた青春音楽映画です。
今のところ、大分での公開予定はありません。

ストーリーは、2部構成になっていて、第1部は、人気DJとして
人気を博してゆく日々を・・・
第2部は、ピークを過ぎ、苦悩と挫折の日々を描いてます。

見てて、切ないものがありました。
音楽を愛するがゆえ、それを捨てる踏ん切りがつかないキモチがよく分かったから。
夢に流されていても、潮時ってあるんだなぁ~と思う。
主人公、めちゃくちゃ親不幸してましたもん。
親からしてみれば、まだ懲りないバカ息子です。
でも、最後は家族の愛で、再出発できた。
長い時間がかかった分、失ったものも多かったけれど・・・
人生って、切ないなって、思う。

劇中、ダンスミュージックが溢れてます。
オシャレな雰囲気の映画を見たい方、音楽好きの方には、いいと思います。(75点)
  


Posted by サラ at 23:57Comments(0)2015年公開映画

2015年09月21日

ヴィンセントが教えてくれたこと




2014年、北米でたった4館から公開された本作は、口コミで広がり
快進撃の大ヒット。
主演のビル・マーレイは、2015年のゴールデングローブ賞の主演男優賞に
ノミネートされました。

不良オヤジ、ヴィンセントは、隣に越してきた12歳のオリバー少年の
放課後のシッタ―をすることに・・・
いつしか2人の間には、奇妙な友情が芽生えてゆきます。

ビル・マーレイの不良オヤジっぷりが、素晴らしい!
ヨレヨレなんだけど、憎めないし、キュートにさえ見えてくる。
オリバー少年を演じたジェイデン君も、アクの強いビル・マーレイと
堂々と渡り合ってて、たいしたもんだった。
そして、猫のフィリックスは、文句なしの可愛さ!
偏屈オヤジの唯一の友が猫っていうのは、定番ですもんね。

このストーリーに出てくる登場人物は、それぞれがワケあり。
シングルマザー、移民、独居老人、夜の女性etc・・・
みんなみんな頑張って、生きてるんだよね。
ヴィンセントやオリバーだけじゃなくて、皆を温かく描いてる。
見終わった後には、肩の力が抜けて、気分が楽になってました。(80点)
  


Posted by サラ at 04:17Comments(0)2015年公開映画