2015年10月19日

屍者の帝国

屍者の帝国



34歳でこの世を去った作家、伊藤計劃の原作小説、3作をアニメ化してゆく
プロジェクトの第1弾です。
この後、11月に「虐殺器官」、12月に「hamony」が公開されます。

伊藤計劃は、文壇デビューから2年足らずで、この世を去りました。
「屍者の帝国」は、冒頭30ページで止まったままでしたが、芥川賞作家、円城塔との
共作によって、完成されます。

19世紀末のロンドン。
死者を蘇生させる地術によって、屍者を労働力として活用させています。
医学生、ジョン・ワトソンは、親友フライデーの死後、自らの手によって
違法に彼を屍者化するのだが・・・

アニメだけど、ヘタな実写映画なんかよりも、はるかに面白いです!
ストーリーのテーマも1本筋が通っていたし、とにかくストーリーに引き込まれます。
声優さんも、重厚な絵も、作品全体の雰囲気も、素晴らしかった。
日本のアニメのクオリティの高さは、凄いわ。
これから公開される2作品も、ガゼン楽しみになってきました。(85点)


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