2016年01月11日

人生の約束

人生の約束



テレビドラマ界の巨匠が、「映画を1本だけ撮りたい」という思いを実現させた作品。

公開前のマスコミ試写会などで見た方々のネット評では、褒めまくりだったので
年配者ばかりの観客の中で、少し期待を込めて鑑賞。

役者さんも豪華だし、丁寧に作られた作品だと思う。
ただ、あれもこれも詰め込み過ぎてて、焦点がわからなかった。
そして、キーパーソンになってた、亡き親友の娘を演じた新人の子が、
ビジュアル100点なのに、演技30点、ちょっとなぁ~と思った。
ラストの祭りのシーンも長かったしね。
「主人公が、亡き親友の死を知ったことで、自分の人生を見つめ直す。
人生は、失くしてから気づくことばかりだ。」
コレが、テーマで間違いないよね?

映画を見終わって、耳に入ってきたのは・・・
60歳くらいの女性の方は、「泣けるぅ~」と褒めていて
唯一の若者カップルの話は、書くべきじゃないので、とりあえず不満足の様子。
ワタシはというと、マスコミ向け試写会のコメントは、当てにならないと思った。

主人公にとって、亡き親友が、どれほど大きな存在だったのか?
それが、ストーリーすべての土台になるものだったと思うが、そこがよく分からない。
ワタシは主人公に感情移入出来なかったので、まあまあの70点です。
映画は、見る方によって、それぞれなんだと改めて思います。


同じカテゴリー(2015年公開映画)の記事画像
恋人たち
コメット
カミ―ユ、恋はふたたび
リザとキツネと恋する死者たち
あの頃 エッフェル塔の下で
パリ3区の遺産相続人
ひつじ村の兄弟
きみといた2日間
ヴィヴィアン・マイヤーを探して
母と暮らせば

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。