2016年01月06日
母と暮らせば
戦後70年の年に、山田洋次監督が、70年前の長崎を舞台に作った作品。
終戦から3年、助産婦として働く伸子の元に、長崎の原爆で死んだ息子、浩二が
亡霊となって現われます。
2人の気がかりな事は、いまだに浩二の事を忘れられない町子のことでした・・・
終戦当時の日常は、こんな感じだったんですね。
分かりやすくて、イメージしやすかったです。
町子が、布袋から「小豆が手に入ったのよ」と、ざるに取り出すと
伸子が、とても喜んで、おぜんざいの話をするところがあります。
1番印象に残ったところが、それかよ?と言われそうで、申し訳ないのですが
当時のおぜんざいの価値は、今だったら何なんだろう?とか考えてしまいました。
吉永さん、二宮さん、お二人の親子愛を感じられる空気感が心地よかったです。
でも、ワタシにとってそれ以上だったのが、黒木華さんの佇まいでした。
所作が、とにかく美しかった。1つ1つの演技も見入ってしまいました。
ところで意外だったのが、ラストシーン。
考えられなくもないけど、そう来たかぁ~、伸子にとっては、幸せだろうけど。
ファンタジーと思ってたけど、急に怪談もので終わった気がしました。(78点)
Posted by サラ at 00:06│Comments(2)
│2015年公開映画
この記事へのコメント
サラさん、こんにちは。最後の展開がすごく気になりますが私もこの映画を観ようと思ってた矢先友達から「クリープ〜チャンプを継ぐ男〜」が超泣けて感動するよって言われたので急きょこちらを観る事にしました。あーでも両方みよっかなぁ…
Posted by きんこんかん at 2016年01月06日 07:07
きんこんかんさんへ>>>
「クリープ〜チャンプを継ぐ男〜」は、いいみたいですね。
昨年のトップ10の中に、入れている方が多いので、私も気にはなっていたところです。
私も、両方みよっかなぁ…と迷ってます。
「クリープ〜チャンプを継ぐ男〜」は、いいみたいですね。
昨年のトップ10の中に、入れている方が多いので、私も気にはなっていたところです。
私も、両方みよっかなぁ…と迷ってます。
Posted by サラ
at 2016年01月06日 21:45

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