2015年06月30日

ストレイヤ―ズ・クロニクル

ストレイヤ―ズ・クロニクル



本多孝好の同名小説を「アントキノイノチ」の瀬々敬久監督が実写映画化。

極秘機関の実験によって生まれた特殊能力を持った子供たち。
彼らは成長し、二つのグループに分けられ、のちに敵対してゆきます。

面白かったです。
見る前は、敵対するチーム同士のバトルアクションがメインと思ってましたが
実際は、チョット違ってました。
若者たちの心の苦悩を深く描いた人間ドラマも加えられてます。
これは、瀬々監督だからこそでしょうね。

望まぬ特殊能力と、大人になる前に死んでしまうという限られた生を
受け入れることへの苦悩。
これは敵対してても、皆同じで、その苦しみをお互い共有してゆきます。

演技力のある岡田さんと染谷さんがリーダー役を演じ、その下に若手俳優さんたちが集結。
岡田さんが最年長らしいので、そのフレッシュさが分かります。
「ゲスの極み乙女」の劇中歌が、映像と合ってました。     (78点)


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