2015年08月31日

at Home

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「ストレイヤーズ・クロニクル」や「真夜中の五分前」の原作者、本多孝好の小説を
実写映画化。

それぞれが辛い過去を持ち、偶然の出会いから家族として暮らすようになった5人。
父は空き巣専門の泥棒、母は結婚詐欺師、長男は偽造パスポート作り。
危ない橋を渡る5人が寄り添って守ろうとした「家族」とは何だったのか・・・

ストーリー設定の面白さと、竹野内さんに惹かれて鑑賞。
ヨカッタです!ラストでは泣けてきました。
たとえ他人同士でも、彼らは最強の家族。
“家族として存在すること”への思いの強さに、心を打たれます。

コレは、1つのおとぎ話として見ればいいんじゃないかと思う。
だって、大人ばかりだったら問題ないけど、子供2人の学校は?
住民票やら手続きやらで、バレるんじゃない?とか、リアルな疑問にぶつかるから。
児童虐待、性的虐待、能力重視などで、生きる希望を失った子供たち。
大人になるまで、子供は無力で、弱い存在なんだと思う。

そして、竹野内さんの空気感と言うか、竹野内さんだからこそ、本作がおとぎ話として
成立出来てたと思う。
あと、長男を演じてた坂口健太郎さん、いいですヨ!正直、ビックリでした。
彼は、モデルだけど、俳優として、これからもやってゆけると思う。(80点)



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