2016年08月07日
ターザン:REBORN
「ハリー・ポッター」シリーズの後半4作品を担当したデイビット・イェーツ監督の最新作。
かつて、ジャングルで動物に育てられたターザンは、今は英国貴族であり、政府の要人。
彼は、外交の為、ふるさとのコンゴを訪問することになるのだが・・・
コレは面白かった!久々のスゲェ~満足感!
ストーリー性も、映像も、アクションも言うことなし。
それに、ワタシの大好きな美男美女!
悪役だって、クリストフだから最強。
そうそう、あのイケメンゴリラも、CGで出ているらしい(笑) (85点)
2016年08月06日
ふきげんな過去
二階堂ふみと小泉今日子が親子を演じたら、どんな感じ?
これは、見たくなっちゃいますね。
女子高校生、果子(かこ)の夏休みは、死ぬほど退屈で、つまらない。
ある日、18年前に死んだはずの叔母、未来子(みきこ)が、家に戻って来て
しばらく匿ってくれと言う。
未来子の事を毛嫌いする果子だったが・・・
一言で言うと「自由すぎる、ヘンテコな映画」だった。
でも、嫌いじゃないし、不快にもならない。
でも、「あぁ~面白かった!」とは言えず、反対に「つまんなかった」とも言えない。
まぁ~インテリの方たちは、絶賛しそう。
だって、ウンチク集団は「分かる人には、分かる映画」が好きだから。
ハッキリ言えるのは、万人向けじゃないです。
「わけわからん」で、劇場を後にする人、多しでしょう。
ただ、名前に注目したら、少しは楽しめるかも・・・と思った。
「果子」は「過去」を、「未来子」は「未来」を、表していたんじゃないかと。
自分の「過去」に会いに来た母は、娘に「未来」を置いていったんじゃないかな?
そして、母と娘は、表と裏で、未来と過去。
そんな事を考え始めたら、映画の中に、愛を見つけました。
ふみちゃんの、不機嫌MAXのブスくれ顔が、とにかく可愛い!(72点)
2016年08月05日
エクス・マキナ
本年度アカデミー賞において、視覚効果賞を受賞したSF映画になります。
コレは、斬新!面白かった!
そして、遠くない未来では、似たような事が起こるかもしれません。
人間と人口知能を持ったロボット。
主従関係において、人間の方が上だと思いたいのは、人間だけかも?
巧みな心理戦を制覇した者が掴んだラストを、どう見るかは、人それぞれだと思う。
見終わった後に、怖さがやって来た作品でした。 (78点)
2016年08月05日
教授のおかしな妄想殺人
「ミッドナイト・イン・パリ」のウディ・アレン監督の最新作は、ダークなコメディ。
アメリカ東部の大学に、孤独で無気力な哲学教授が赴任してきます。
彼は、いわゆる変わり者ですが、女性には、ミステリアスに見えるらしく、
どういうわけなのか、モテモテ。
教え子のキュートなジルも、その一人。
そんなある日、教授はカフェで悪徳判事の話を耳にし、完全犯罪を思い付いてしまう。
ウディ爺さんのヒロインは、いつも美女ばかり!だから見るのが楽しい!
でも、教授を演じていたホアキンの飛び出たボテボテ腹は見たくなかったかな(笑)
ジルと違って、エイヴ教授に、トキメかないワタシには、ストーリーの面白さは
まあまあ止まりでした。
ただ、ラストの意外性と皮肉さは、さすがウディ爺さんだと思う。(73点)
2016年08月02日
シン・ゴジラ
「ゴジラ」シリーズの最新作は、エヴァンゲリヲンの庵野監督が描く新しいゴジラ映画。
チラシに載っているゴジラは、進化した最終形でした。
最初に、イモ虫みたいなのが出てきた時は、戸惑っちゃいました(笑)
歴代最大のビジュアルは、迫力もあって、さすが庵野監督!
赤い光を放つゴジラのビジュアルは、申し分なし!
ただ、1番見たと思っていたゴジラの出番は少なくって、ストーリーの大半は
突如現われた謎の生物の対応に、右往左往する日本政府の様子が描かれます。
多分、お子ちゃまは、つまんないと思う。
大人は、大人の事情が分かってるから「コレもアリなのかなぁ~」で終わるけど・・・
ワタシ的には、ラストのゴジラとの闘いは、テンションが上がって面白かったけど
それまでの右往左往は、面白くなかった。
でも、今の日本で、コレと同じ事が起こったら、こんな風になるのかな?
いや、安部さんだから、コレよりは、ましなハズ!と思ったり・・・
とりあえず、本作は、大人向けのゴジラ映画でした。
あと、キャストの数の多さにはオドロキます。
チョイ役のいろんな方を見つけるのは、楽しそう。 (73点)
2016年07月31日
ロスト・バケーション
原題は「THE SHALLOWS」で「浅瀬」という意味です。
邦題は、休暇を利用して秘密のビーチにやってきた主人公が、とんだ目にあって・・・
からきているようです。
コレは、面白かったです!
映画は、一言で言うと・・・サメ映画!
主人公が、人喰いサメに襲われ、生き残る為に、奮闘します。
太ももをガブリとやられ、避難した岩場から岸までの距離は200m。
満潮になったら、沈んでしまう岩場。
さあ、どうする?っていうお話でした。
主人公を演じたブレイク・ライブリーは、「アデライン、100年目の恋」に
出ていた女優さん。
登場人物のほとんどが、サメと主人公でしたが、美女だと間がもちます。
そして意外なものが小道具になったりしてました。
本格的なサメ映画としても、オススメです。 (80点)
2016年07月29日
ONE PIECE GOLD
前作の「Z」から3年半、待望の新作です。
ルフィたちは世界最大のエンターテインメントシティ、黄金だらけの
「グラン・テゾーロ」に到着。
そこは、黄金を自在に操るキルド・テゾーロが支配していた・・・
黄金でキラキラの世界!
豪華絢爛のショーなど、映像は、とっても綺麗!
目を楽しませてくれる見せどころがいっぱいです。
ただ、全編ショーアップされた感じで、キラキラばかりで後に残るものはなし。
ワタシ的には、前作のZの方が面白かった。
今回のGOLDは、ワタシの見たかったワンピースではなかったです。
カリーナ役の満島さんは、声で分かりましたが、バカラ役の菜々緒さんと、
タナカさん役の濱田岳さんは、全く気がつかなかったです。
菜々緒さん、上手くてビックリでした。 (72点)
2016年07月27日
ハロルドが笑うその日まで
4月の上京時の鑑賞記録になります。
大分での上映がなかったので、レビューがそのままになってました。
北欧ノルウェーの映画です。
主人公ハロルドは、何世代にも受け継がれるような家具を作っている家具屋の店主。
ところが、隣に北欧家具チェーンのIKEA(イケヤ)が出店。
ハロルドの店は潰れ、愛する妻も急死。
怒り狂ったハロルドは、復讐のため、IKEAの創業者の誘拐を思い立ちます。
コレは、面白かったです。
ハロルド爺さんは、本気の復讐をしてんだけど、空回りばかり・・・
見てて、笑ってしまった。
そして、日本でも有名なIKEAだったので、創業者はさぞかしカリスマ爺さんかと
思ってたら・・・そのギャップにも笑えます。
ラストは、見てるコチラも、ハロルドと同じキモチ。
「もぉーどうでもいいわ!あとは笑うのみ!」でした。(78点)
*TOHOシネマズららぽーと船橋にて鑑賞
2016年07月27日
砂上の法廷

4月の上京時の鑑賞記録になります。
大分での上映がなかったので、レビューがそのままになってました。
キアヌ・リーヴス主演の法廷ミステリーになります。
彼は、ある弁護を引き受けるのですが、17歳の被告人は完全黙秘のまま。
いろんな証言から、少年の有罪確定かと思えたのですが・・・
コレは、事前情報なしで見る方がいいと思います。
上映時間は、90分ほどですので、ミステリーに集中できました。
ラストで、どんなドンデン返しになるのかは、見てのお楽しみです。
ところで、本作には「ブリジットジョーンズの日記」のレニ―が出てたのですが
整形してて、別人のようでした。少々崩れてて、前の方が良かったです。(75点)
*TOHOシネマズ日比谷シャンテにて観賞
2016年07月17日
「HiGH&LOW THE MOVIE」舞台挨拶付き
各会場の登壇者は、シークレットでしたが、大分はTAKAHIROさんと
劇団EXILEの八木さんでした!
もちろん、悲鳴のような凄い歓声!
長崎出身のTAKAHIROさん、大分までバイクで来たこともあるそうです。
あと、大分には、年に2回ほど来てるそうです。温泉かな?
八木さんは、この夏1番したいことは?の質問に、即答で「キャンプ」と
答えられてました。大分は、今回が初めてだそうです。
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劇場版は、ストーリー性もあって、面白かったです。
前回の2週間限定で上映された作品は、殴り合いばかりで、ゲンナリだったので
正直、あまり期待してなかったの。
でも今回は、映画として面白かった。殴り合いは、やっぱ嫌だったけどね・・・
それに、岩ちゃんの出番が多かったから、嬉しい。
10月には、雨宮3兄弟の映画が公開になるそうです。
長男役は、斎藤工さんが演じます。どんなストーリーになるか楽しみ!(73点)
2016年07月16日
ヘイル、シーザー!
「ノーカントリー」のコーエン兄弟の最新作。
コレは、ハリウッド映画全盛期への愛に溢れた作品。
キャストもゴージャス!
主役級の方々ばかりがコミカルに演じてくれてます。
1950年代のハリウッド。撮影中の「ヘイル、シーザー!」の主演俳優が
何者かに誘拐されます。
主人公のプロデューサーは、身代金を用意して内密に解決しようとしますが・・・
すったもんだの展開が面白かったです。
ただ1つのガッカリは、「コレが犯人?コレがオチ?」だったこと。
でも撮影中のいろんなシーンは楽しかった!
だって、映画の中で、映画を撮っていたんだもんね。 (75点)
2016年07月16日
二重生活
哲学的な尾行にハマってゆく主人公を描いた同名小説の映画化。
見た理由を正直に言うと、菅田将暉さんがフツーの青年役を演じていたから。
菅田さんが演じていたのは、主人公と同棲中の彼。
寝顔とかも見れたんで、一応満足(笑)
やっぱ、フツーの役をやっても、いいわぁ~
彼は役柄によって、別人に見えるんで、ワタシをワクワクさせてくれます。
映画の方は、主人公が、どんどん異常化していったんで、途中からついていけなかった。
それに、基本的に美男美女が好きなんで、主演女優さんのビジュアルがイマイチ。
多分、菅田さんが出てなかったら、スル―してたと思う。
チラシに載ってる4人のうち、3人が二重生活をしてました。
ラストシーンの雑踏の中に、なんと、菅田さんを見つけました。
やっぱ、ワタシの愛って本物(笑)
とりあえず、大した映画の感想になってなくて、スミマセン。(73点)
2016年07月15日
アウトバーン
ニコラス・ホルト主演のカーアクション映画です。
ニコラスが演じるのは、天才的な自動車泥棒のケイシー。
恋人の手術費用を稼ぐため、麻薬を積んだトラックを奪おうとします。
でも失敗しまい、組織から追われることに・・・
ストーリーは、主人公の意に反して、次々とトラブルに巻き込まれてしまうといった
感じです。
高級車を次々と乗り換えて、街中やハイウェイを爆走するシーンが多いので
車好きには堪らないと思う。
悪役を演じているのも大物俳優のお二人で、映画好きには、その対決は
ムフフとなっちゃう。
ラストは、スッキリ解決!だから後味も良いです。
主演のニコラス・ホルト、「マッド・マックス」くらいからブイブイですね。
ワタシは、3年前に公開された「ウォーム・ボディーズ」から好きでした。
イケメンの彼を楽しめるので、オススメ!
彼には、子役時代もあって、2002年公開された、ヒュー・グラント主演の
「アバウト・ア・ボーイ」に出てたポッチャリ少年です。
少年の時にイマイチの方が、良くなるのね(笑)
ブルーの瞳のイギリス俳優さんだし、いつか007をやってほしいです。(78点)
2016年07月10日
セトウツミ
男子高校生、瀬戸と内海、放課後はいつもの河原で、ダラダラ喋って、暇つぶし。
菅田将暉さん目当てで、見に行ったら、大アタリ!コレ、面白かった!
それに、若い女性ばかりのシネマ5は、新鮮過ぎて、シネマ5じゃないみたいだった。
映画は、2人の取りとめのない話だけなんだけど、セリフの可笑しさと
絶妙な間に大笑いしてしまう。
下手な漫才よりも、よっぽど面白い。
上映時間が75分と短くて、まだまだ2人の無駄話を聞きたいと惜しまれながらのTheエンド。
だから、もう1度見たい!と思ってしまう。
瀬戸役の菅田将暉さんと、内海役の池松壮亮さんのキャスティングはサイコー!
素敵な映画を作ってくれた大森監督に感謝したい! (85点)
2016年07月10日
神様メール
東京では、5月末に公開されたベルギー映画。
やっと、大分にもフイルムが回ってきました。
神様一家は、ベルギーのブリュッセルのアパートに住んでます。
パパの神様、ママの女神様、そして10歳の娘のエア。
お兄ちゃんは、かつて人間界に家出をして、救世主となったイエス・キリストです。
神様は、毎日パソコンの前で、面白半分に事故や天災を起こしているような嫌なヤツ。
心優しいエアは、人生を謳歌してもらいたくて、神様のパソコンから
神様メールを人間界に送ったから、さあ大変!
全てありえないお話なんだけど、可愛くって、クスッと笑ってしまう。
そんなファンタジーコメディでした。
いや、“おとぎ話”の方が、可愛さが含まれてて、ピッタリかも。
特に、パパの神様が、自分が作った悪戯や意地悪に、自分がハマってゆくところが笑えます。
家出をして救世主となったキリストと違って、神様は、人間界では、ただのホームレス。
どうなっちゃうんだろう・・・自業自得ってヤツなんだけど・・・
主人公のエアを演じた女の子が可愛いいので、ヘンテコな映画なんだけど
最後まで楽しめると思う。 (78点)
2016年07月10日
アリス イン ワンダーランド~時間の旅~
「不思議の国のアリス」のその後を描いた前作「アリス イン ワンダーランド」から6年。
待望の新作では、前作から3年後が舞台になってます。
アリスは、過去に縛られて衰弱したマッドハッターを救う為に、再びワンダーランドを
訪れます。
そして、彼の過去を変えようと、禁断の時間の旅へ・・・
オリジナルストーリーは、先が読めないから面白い。
タイムトラベルによって、ワンダーランドの住人それぞれの過去の秘密を
知る事になるます。
そして、それぞれが、その過去の傷と向き合うことになるの。
過去は変えられないけれど、未来は変えられる。
マッドハッターを救う旅で、アリスも救われたと思う。
明るいラストって、いいですね。
3Dアトモス鑑賞で、映像も楽しめました。
ただ、2D鑑賞でも十分かなって思います。 (78点)
2016年07月07日
あまくない砂糖の話
砂糖を1日にスプーン40杯分(160グラム)を、60日間、取り続けると
身体はどうなる?かを追ったドキュメンタリー映画。
ダイエットや健康に興味がある方にとっては、目からウロコの作品!
何年か前、「スーパーサイズ・ミー」という、ハンバーガーを食べ続けると
身体はどうなる?という映画は、自分とは無縁の話だったけど、今回は違う!
今回は、スーパーで売られているヘルシーな加工食品を食べるだけで、カロリーは
以前と変わってないし、週2回の運動だって続けていました。
それなのに、身体ばかりか精神まで悪影響を受けるなんて・・・
そして、砂糖40杯なんて、ごくフツーの食べ物で到達してしまうという事実も
オドロキでした。
ワタシのカルチャーショックは大きくて、ダイエットに対する考えまで変わりました。
以前は、ダイエットと言ったら、“カロリー”でしたが、
今では、“砂糖の量”を気にするようになりました。
本作は、今までの概念を変えてくれるでしょう。
ジャンルはドキュメンタリーですが、映画としてのストーリー性もあって面白いです。(80点)
2016年07月06日
日本で一番悪い奴ら
「凶悪」の白石監督が、実話を元に作った映画。
その実話とは・・・2002年に大騒動となった、北海道警察の現職警官の
不祥事件「稲葉事件」
この事件によって、警察組織の腐敗体質が明るみになりました。
真実を描いているのに、娯楽映画でした。
映画として面白かったので、脚色してんのかなぁ~と思ってたら、ストーリーの流れは
実際のままだったようです。
それくらい「まさか!ウソでっしょ!」の内容。
警察とヤクザは、持ちつ持たれつの関係で、どっちが、ヤクザかわかんなかった。
暴力シーンやお色気シーンが多いので、女性の方は、正直、綾野さん目当てだけで
見るのは冒険です。
男性の方々は、楽しめると思います。 (78点)
2016年07月04日
トリプル9-裏切りのコード-
舞台は、アメリカの凶悪犯罪都市アトランタ。
999(トリプルナイン)とは、職務中の警官が撃たれた時に使われるコード。
このコードに警察官が集中して、街が手薄になる10分間が狙われる・・・
ハードな骨太作品!男臭さムンムンの悪党たちに圧倒されます。
正直、女子には辛いと思う。
でも、ストーリーの先が読めなくて、引き込まれました。
ラストまで目が離せなかったもん。
緊張感もハンパないです!
本格クライムアクション映画で、男性の方々にはオススメです!(80点)
2016年07月03日
THE 5TH WAVE フィフス・ウェイブ
東京では、4月23日より公開されていて、大分はセカンド上映になります。
キャストは「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツや、「ジェラシック・ワールド」の
お兄ちゃん役、ニック・ロビンソンなど、若手中心です。
ある日、地球外知的生命体、アザーズが地球を周回し始める。
やがて、攻撃を開始。4度の攻撃の後、生き残った人間に対して、アザーズは
最後の攻撃を仕掛ける。それは、人間に寄生し、人間同士を殺させることだった・・・
面白かったです。
サバイバルアクションに、ラブストーリー、キャストも若手中心なので新鮮でした。
フツーの女の子が、家族の為に戦い、成長してゆく過程も良かったと思う。(78点)
2016年07月01日
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
クドカンこと宮藤官九郎が、脚本・監督を務めた作品。
フツーの高校生、大助は、修学旅行中、不慮の事故に遇い、一人だけ地獄へ・・・
待ち受けていたのは、地獄のロックバンド、赤鬼のキラーK。
大助は、現世に転生するチャンスをつかむために、キラーKの猛特訓を受けることに・・・
大分弁で言うと、すもつくれんやった(笑)です。
愛を込めて(笑)であって、(怒)ではありません。
クドカンも神木さんも大好きなんだもん。
だけど、今回は、すもつくれんとしか言えない。
ビジュアルは派手だし、設定も奇抜なんだけど、ストーリーがダラダラ取りとめがなかった。
もっと、バカバカしいくらいになったら、吹っ切れてたかもしんない。
とりあえず、好きな神木君を見れたんで、ワタシは満足。 (70点)
2016年07月01日
すれ違いのダイアリーズ
アカデミー外国語映画賞で、タイ代表になった作品。
タイの首都バンコクだけでも、約100万人が見たそうです。
新米教師の青年が赴任した先は、電気なし、水道なし、携帯も繋がらない
山奥の湖に浮かぶ水上学校。
数人の子供に振り回され、上手くいかない日々の中で、前任の女性教師が
残した日記を見つけます・・・
これは、いいです!
“すれ違い”って、こんなにも切なくて、もどかしいものなんですね。
青年の恋するキモチに、完全に同化してました(笑)
ラストは「エェ~そんなぁ~」となって、「やっぱ、そうこなくっちゃ!」になります。
見終わって思ったのは、恋愛において、価値観って大事だってこと。
日記で価値観を共有していた2人は、「きっと、うまくいく」(80点)
2016年06月28日
10 クローバーフィールド・レーン

「スターウォーズ」新シリーズの監督、J.J.エイブラムスが製作した作品。
J.J.エイブラムスだから、ハズレはないんじゃないかと思いつつ、
見ようか、迷っていたので、チラシも手元にないままでした。
コレは、見て良かったです!さすがJ.J.エイブラムス、面白い!
ラストのバトルは、ショボいので、それはメインではありません。
面白かったのは、主人公が閉じ込められたシェルターから外に出るまで。
映画を楽しんでほしいので、これ以上は書きません。(80点)
主人公を演じたのは、「ダイ・ハード」で、ブルースの娘役を演じた女優さんです。
ブルース繋がりかわかんないけど、こちらもタンクトップで、大活躍!
2016年06月28日
太陽
舞台で上映されていた戯曲「太陽」が、初めて映像化されました。
舞台は近未来。原因不明のウイルスによって、世界の人口は激減。
そして、2つの世界に分断されます。
太陽の下では生きられないけれど、豊かに進化した新人類ノクスと
太陽と共に暮らせるけれど、貧しい旧人類のキュリオ。
神木ファンとしては、待ち望んでいた作品。
舞台は見たことがあったので、ストーリーは知ってました。
でも、映画になると、空間が広がる分、ストーリーをより深く理解出来た気がします。
近未来の世界を描いたSFですが、そこには、若者の葛藤や、家族愛、
そして友情といったいつの時代にも変わらないものが描かれていたと思う。(78点)
2016年06月26日
クリーピー 偽りの隣人
サスペンス小説の実写映画化になります。
主人公は、元刑事で、現在は犯罪心理学者として大学で教鞭をとってます。
彼は、妻と共に引っ越した先で出会った奇妙な隣人家族に違和感を覚え・・・
中盤あたりまでは、面白い。
でも、終盤に行くほど、納得がいかないシーンが多くて、イラついてくる。
日本の警察は、あんなに無能じゃないとか、
どうやったら、あんなにマインドコントロールされるんだろうとか、
まるで、エサに吸い寄せられるように、簡単に家の中に入っていくとか、
正直、期待ハズレでした。
ラストもどうなんだろう・・・女子中学生の方が恐いかも・・・
俳優さんたちの演技が良かっただけに、残念です。 (68点)
2016年06月23日
マネーモンスター
オスカー女優、ジョディ・フォスターが監督を務めた、リアルタイム・サスペンス。
全米人気財テク番組「マネーモンスター」が、犯人にジャックされ、
その真実が、生中継で暴かれる・・・
スクリーンで見ている観客も、生中継で事件を見ているような感覚になってゆきます。
そして、犯人の方に、感情移入していってしまう・・・
ほとんどが、放送スタジオの中という密室でしたが、スリリングな緊張感がありました。
上映時間が、96分とコンパクトだったのも良かったです。(78点)
2016年06月23日
高台家の人々
妄想女子と人の心が読めるテレパス男子の恋を描いた少女コミックの実写映画化。
主人公、木絵の妄想の数々に笑ってしまいます。
楽しい映画を見たいと思っている方には、本作はオススメです。
妄想の世界では、キャストの皆さんは、いろんな役柄を演じます。
その中でも、塚地さんのマルチぶりが素晴らしかった。
ワタシの中では、イケメン斎藤さんの上をいってました。
あと、ニャンコも出てるんで、猫好きさんのウケもいいかと。
まぁ~他に長々と書くこともないんで、マンガのノリで楽しめばいい作品。(75点)
2016年06月21日
探偵ミタライの事件簿
ミステリー小説、御手洗潔シリーズの実写映画化。
主人公は、脳科学者の御手洗潔。趣味は探偵。
彼は、未解決の難事件を解決し続けてる和製シャーロック・ホームズ。
主人公、御手洗を演じたのが、玉木宏さん。
頭脳明晰で容姿端麗、クールな役柄にピッタリでした!
ハマリ役だと思うので、シリーズ化してほしいくらいです。
ストーリー自体も面白かったし、本作は、オススメです。
ただ、助手役だった、広瀬アリスさんが、ウザかった。
ストーリー上では、そういう役柄設定というのは理解するけど、ウザい役をやっても
ウザくならない方もいるので、合ってなかったんだと思う。
でも、そんなこんな全て、玉木さんがカバーしてくれます。
それくらい玉木さんは、完璧な探偵ミタライでした。 (78点)
2016年06月19日
64-ロクヨン-前編・後編
わずか7日間で幕を閉じた昭和64年。
その間に起きて、迷宮入りとなった事件の真相を追うミステリー小説の実写化。
前編と後編の2部作での公開でした。
登場人物も多かったので、間を置かずに続けて見た方がいいだろうと判断。
正解でした。
前編での内容が後編でリンクしてたし、2作続けて見た方が感動も大きいです。
映画は、素晴らしかった!
久々に、骨のある、熱~い人間ドラマを見れた感じがする。
佐藤さん演じる主人公が、とても人間的だったので、見る者の心を揺さぶります。
多くの俳優さんたちの本気度も、凄かった!
点数は、2作連続の総合点です。 (85点)
2016年06月18日
ヒメアノ~ル
「ヒミズ」の原作者、小谷実によるコミックを実写映画化。
恋に悩む若者の日常と、快楽殺人犯、森田の暴走・・・
快楽殺人犯を演じた、森田剛さんの演技が、ヤバすぎでした。
いやぁ~怖かった!フツーじゃない。ヤバイという言葉しか見つかりません。
全く躊躇なく人を殺して、殺した後は、その家のカレーライスを食べてた。
そのシーンが1番印象に残ってます。
R15指定なので、グロいシーンあり。
ただ、ストーリー構成が上手いと思いました。
映画を沢山見てる人も、ナットクしてくれると思う。
チラシに「日常と狂気が交錯する」と書いてたけど、全くその通りだった。
同時に描かれるシーンもあるんだけど、頭の中で響き合ってしまう。
映画としては、80点以上つけてもいいと思うけど、ワタシの好みでは78点です。